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動物園 動物写真その73 『 チンパンジー』

2017年07月14日 | 動物園 動物紹介
今回は『チンパンジー』の紹介です。



チンパンジーは、遺伝子配列(DNA配列)の98.7パーセントが人間と同じとのことで、最も近い生物と言われています。



チンパンジーはセネガルからガーナ、ナイジェリアなどの西アフリカの他、カメルーンやコンゴ、中央アフリカ、ウガンダ、タンザニアなどに分布し、生息地によっていくつかの亜種に別けられています。



毛色は黒色で、腰に近い部分に白い毛が生え、あごの周囲にも白い毛を生やすものもいます。



体重は野生のオスで約40kg、メスで約30kg、動物園のオスで90kgdesu.



動物の中では、とても賢く、シロアリを捕まえる時には、蟻塚に枝や棒を使用し、果実を割る時には石を使い、水を飲む時には木の葉を使うなど、用途に応じて様々な道具を器用に扱います。



食餌は果実、木の葉、草の根、樹皮など、植物質のものを主に食べます。



樹上性の動物ですが、地上でも素早く行動ができます。
後ろ足だけで歩く直立歩行は、野生では、ほとんどやりません。
数頭~20頭の群れで生活し、1頭~2頭のリーダーのオスと、数頭のメスとその子供からなります。



聴覚、視覚に優れ、色覚もあり、性質は陽気で大きな叫び声を上げることもあります。
心理テストの結果、人間同様にさまざまな心理機能があることがわかっています。



100年前には約200万頭いたとされるチンパンジーも、生息地の森林破壊、密猟のほかにエボラ出血熱などの伝染病の流行で、現在は約20万頭と10分の1にまで激減しています。



次回は『ピグミーゴート』の紹介です。