TOPPO WORLD

TOPPO(ダックスフンド)から見た周りの出来事いろいろ。

動物園 動物写真その89 『ユーラシアカワウソ、フンボルトペンギン 』

2017年10月16日 | 動物園 動物紹介
『ユーラシアカワウソ』です。
ズーラシア動物園で、飲んびり日向ぼっこしていました。
ユーラシアカワウソはユーラシア大陸や北アフリカに住んでいます。



野生では川や湖、沼、森林、草原などで生活しています。
身体がかゆいのか、毛づくろいかわかりませんが、しきりに気に身体をこすりつけています。



1匹から数匹で行動し、泳ぎが上手く、主に水辺で暮らしています。
最近は毛皮を狙われて狩猟されて、生息数が激減しています。



食性は動物食で、魚、エビ、カエル、ネズミなどの小動物を食べます。
川や湖などの付近の他、平原や森林地帯など広く住んでいます。
水が少ない季節は、山の岩穴などで休むこともあります。



ユーラシアカワウソの尾は、平らで艶のある防水性のある毛皮で覆われています。
4本の足には水かきがついていて、水中で何時間も泳ぎまわることができます。
遊ぶことも大好きで、木に身体をこすっているのは遊びなのかもしれません。



『フンボルトペンギン』です。
名前はアレクサンダー・フォン・フンボルトという地理学者に由来しています。



フンボルトペンギンの生息域は暖かく乾燥した地域で暮らしているため、ペンギンのイメージとは違い寒さに弱いそうです。



エサは魚・イカ・エビ・オキアミなどを食べます。
イワシはフンボルトペンギンの大切な主食で、摂食時にエサを海水ごと飲み込んで塩分だけ血管から体外に排出するという仕組みを持つため、水分はとらないそうです。



夫婦は海岸近くの岩穴・割れ目・藪・砂中に掘った穴を巣とします。



日本の気候はフンボルトペンギンにとって最適なようで、飼育技術と相まって繁殖に成功し、今では全生息数の1割が日本で飼育されているとさえ言われています。




次回の動物紹介は『ボウシテナガザル、ミナミアフリカオットセイ』です。

動物園 動物写真その88 『アカアシドゥクラングール 』

2017年10月15日 | 動物園 動物紹介
今回は世界一美しいサルといわれる『アカアシドゥクラングール 』の紹介です。



ズーラシアで何回かいい写真を撮りたいと挑戦しましたが、動きが早いのと金網越しなので、いつも失敗でした。
今回何とか、何枚か焦点があった写真が撮れましたので、ラッキーでした。
アカアシドゥクラングールは単にドゥクラングール、或いはドゥクモンキーとも呼ばれ、ベトナムやラオスの低地から高地の森林地帯に生息しています。



毛は長く、毛色は暗灰色や茶色を帯びたような濃灰色、また灰褐色などですが、黄色や肌色などの顔のまわりには、白くて長い頬毛があり、かなり特徴的な顔をしています。



こちらの写真はズーラシア動物園の動物紹介での写真ですが、いつかこの子供のサルに会えるのを楽しみにしていました。



日によっては子供のサルは公開していない時が多く、いつも空振りでした。
今回は少し大きくなっていましたが、ようやく撮ることができました。



何とも愛らしい顔をしたアカアシドゥクラングールの子供です。
ズーラシ動物園が人工哺育に国内で初成功したそうです。



完全な樹上性の動物で、めったに地上に降りることはなく、樹上での動きは非常に敏捷です。
木の葉を主食としてイチジクなどの果物や種子などを採食しています。



熱帯雨林やモンスーン林に普通は4~15頭程度の群れで生活しています。
複数の群れが集まって、時に50頭程の群れをなすこともあります。



尾や肘の下から手首にかけては白く、膝から足首の下辺りまでは栗色やオレンジ色をしています。



これが「アカアシ」の名前の由来になっているそうですが、アカアシドゥクラングールはかなりカラフルな体色をしているといえます。



次回は『ユーラシアカワウソ、フンボルトペンギン 』です。

動物園 動物写真その87 『 ニホンツキノワグマ』

2017年10月12日 | 動物園 動物紹介
ズーラシア動物園の『 ニホンツキノワグマ』です。



世界には8種類のクマがいるそうです。
日本国内には北海道に生息するヒグマと、本州以南に生息するツキノワグマの2種類のクマがいます。
環境省の調査によると、北海道の約55%の地域はヒグマが、本州の約45%の地域にはツキノワグマが生息しています。



ニホンツキノワグマは、中型のクマの仲間で、アフガニスタンやイランから、中国、朝鮮半島などに分布しているヒマラヤグマ(ツキノワグマ)の日本固有亜種とされています。



日本に生息するツキノワグマは、日本が大陸と地続きであった30~50万年前の氷河期に、大陸から渡ってきたと考えられています。



胸に白色の月の輪模様がありますが、まれに無い個体もいます。
今回は残念ながら、立ち上がってくれませんでした。



ニホンツキノワグマは木登りがうまく、クマ剥ぎという習性があり、樹の皮を根元から2~3m程にわたって剥ぎ取り、爪痕や歯痕を残す習性があるそうです。
これが原因で、枯死を引き起こす為、害獣とされているようです。
おとなしく動いているツキノワグマは、遠目で見る限りはぬいぐるみのようにも観えますけど、実際は近くで見れば大きくて恐怖感を感じるのでしょう。



ニホンツキノワグマの耳は思っているより随分後ろの方に付いています。
全身真っ黒で遠くだと表情が判りづらいですが、結構可愛い顔をしています。
大きさもパンダと同じぐらいなのに、白と黒では大違いの人生(熊生?)ですね。



野生では、冬に岩穴、土穴、大木の樹洞などで冬ごもりをし、メスはこの期間の2月ごろに出産します。



平均的な個体で、頭胴長(頭の先からお尻まで)は110~130センチ、体重はオスが80キロ程度、メスが50キロ程度です。



しかし、個体差や季節の変動が大きく、最大で約130Kgにもなり、1967年に宮城県で捕獲されたオスは、体重220キロもあったといいます。それでも、世界のクマ類と比べると、小型-中型になります。



次回の動物の紹介は『アカアシドゥクラングール 』です。

動物園 動物写真その86 『 ニホンザル』

2017年10月11日 | 動物園 動物紹介
人にもっとも近い動物で,人とともに哺乳綱霊長目をなしています。



ニホンザルの体長はおとなのオスで54-61cm、体重は10-15Kgで、メスは一回り小さくなります。



大人のニホンザルは顔と尻が赤くて毛が少なく、尻の左右には楕円形の尻だこがある。尻尾は10センチくらいと短いです。



最近の調査報告では、野生のニホンザルにおいては、群れを統率するリーダーなどはなく、ボスザルという役割も存在しないそうです。



ボス的な振る舞いが出てくるのは、餌づけによって同じ食物を狭い場所で各個体が同時に争うという特殊な状況が生まれたからだという
説があります。



ニホンザルは三十数種類という多様な音声をもつことが知られています。
しかしその多くは、怒りや恐怖といった激しい感情に裏打ちされたものや、あるいは遠距離にいる不特定の仲間に対して発せられるものです。
しかし感情的に1対1の間で交わす機能をもつ音声は少ないそうです。



野生においては、群れは年間を通じて遊動域内で過ごしますが、季節ごとの食物の分布の変化に応じて、移動します。



夜間は樹上で眠り、採食は午前と午後に2回集中的に行い、果実、若芽、種子などの植物性食物を中心に、昆虫、クモ、カニ、鳥の卵のほか、海岸にすむものは貝も食べます。
積雪地にすむものは、厳寒期には、もっぱら樹皮に頼っています。



野生のニホンザルの群れは、おとなメスを中心とした母系社会で、メスは生まれた群れを離れることがありません。



じっくり時間をかけて眺めていると、猿山も結構おもしろいです。



次回は『 ニホンツキノワグマ』の紹介です。

動物園 動物写真その85 『 チータ』

2017年10月10日 | 動物園 動物紹介
ズーラシア動物園で初めて、チータのいい写真が撮れました。



地上で最も速く走る哺乳類、チーターの数が激減し、急速に絶滅に向かっていると報道されています。
英ロンドン動物学会の報告によると、野生で生息するチーターはわずか7100頭しか残されていないそうです。



ネコ目ネコ科チーター属に分類される食肉類です。
体は灰色から褐色で、黒色の小斑紋が広がっていて、頭が身体に比べて小さく、スマートな印象です。



小さな頭、細くて長い足、引きしまった胴体で、流線形の体が特徴です。



チーターは、体そのものが高速で走ることに徹した進化を遂げ、爪は、野球やサッカーで使用するスパイクシューズのような働きをしています。



チータが早く走れるのは、チーターの背骨は特に柔軟で、大きくしなることができ、丸く曲げ縮めた背骨を一気に伸ばすことによって大きな脚力を生み出すからです。
つまり胴体も足の一部のように、背骨をバネにして全身で走るからです。



チーターは体重に対する尾の重さの割合が大型野生ネコでは最も大きく、走るときに舵をとる役割を果たしています。



眼の下の黒い模様はティアーズラインと呼ばれ、光の反射を抑える効果により狩りに役立っていると考えられています。



外見は他のネコ科の動物と比べ、頭は小さく、細く長い脚と胴体、出しっぱなしの爪など、とても独特な進化を遂げています。



アフリカのサハラ砂漠と熱帯降雨林を除く全域から小アジアを経てインド北部まで分布し、サバンナや荒地にも生息しています。



次回は『ニホンザル』の紹介です。

動物園 動物写真その84 『 インドゾウ、オランウータン』

2017年10月09日 | 動物園 動物紹介
久しぶりに動物紹介に戻ります。
猛暑の夏も過ぎたので、横浜ズーラシア動物園へ孫と一緒に出かけました。



顔出しは叱られそうですが、たまには勘弁してもらいましょう!



ハロウィンも近く、動物園もハロウィンイベントがあるようです。



一番好きな動物は何か?と孫に聞くと、yはり『ゾウ』と帰ってきます。
孫は大きな動物、ゾウ、キリン、カバなどが好きなようです。
で、まずはインドゾウの噴水ショーです。
飼育員から、ホースで水をかけてもらい、思いっきりやめこんで観客に向けて吹き出します。
歓声と悲鳴が沸き起こります。



インドゾウはアジアに分布しているアジアゾウの亜種で、ネパールからインド、ブータン、バングラデシュなどを経て、ミャンマーやタイなどのインドシナ半島やマレー半島、中国・雲南省南部の一部などに分布しています。
インドゾウは知能もかなり高くて記憶力もよく、幾つかの芸を披露することができます。
歓声や拍手をすると、耳をパタパタさせて喜ぶそうです。



インドゾウと人との関わりは長く、アジア南部などでは古くから重要な荷役動物として樹木などの運搬に使用されてきました。
現在でも荷役動物に利用されている他、国によっては、様々な儀式においても深くかかわっています。



孫もご機嫌です。



4-5回ズーラシアを訪問しましたが、オラウータンの写真がいつも撮れませんでした。
だいたい寝ている時が多く、運よくとれた写真は数枚だけです。

ボルネオオランウータンはインドネシアのカリマンタン(ボルネオ)島に散在的に分布している類人猿で、体はゴリラに次いで大きいです。
オランウータンは世界でボルネオ島とスマトラ島にしか生息しない、最も人間に近い霊長類のひとつです。



雄の方が体が大きく、体重は60~110kg、雌では40~50kg程度ですが、飼育下のものではもっと大きくなり、雄で200kg、雌でも100kgを超えるものもいるそうです。
オランウータンとは、マレー語で「森の人」という意味です。
主に低地の湿地林や丘陵地の熱帯雨林、二次林などに生息し、果実の多いところを好みます。
成熟した雄は「フランジ」と呼ばれる平たい出っ張りが頬の両側に張り出してきて、雌とはまったく違う顔になります。



主な食べ物は果実、葉、樹皮です。
花、着生植物、ショウガ、キノコ、シロアリや、アリなどの昆虫を食べることもあります。



次回は『チータ』の紹介です。

動物園 動物写真その83 『 富士サファリパーク・ケープハイラックス、ベネットワラビー、モルモット』

2017年08月07日 | 動物園 動物紹介
『ケープハイラックス』です。



大きなネズミのように見えますが、ゾウに近い特徴を持つ原始的な動物で、ゾウの牙と同じように上顎の切歯は一生のび続けます。
蹄のような足のツメも、ゾウと似ています。



中東やアフリカのサバンナに点在する岩場等を隠れ家にしています。
草食動物です。他の哺乳類に比べ、体温調節が苦手なんだそうです。早朝や夕暮れには日なたぼっこをし、昼間の暑い時には日陰で体を冷やしています。



岩場の水平の隙間・亀裂潜んで身を寄せ合って体を暖め眠ります。
肉食性の敵が近付いてきたりすると、また亀裂の中に逃げ込み、仲間で追われると、垂直の穴や亀裂を駆け上がり身を守ります。



岩山の割れ目などをすみかとし、草、果実、花などを食べます。



『ベネットワラビー』です。
ワラビーとは小型のカンガルーの総称です。
およそ40種類近くのワラビー属が知られていますが、カンガルー属よりも体は小さいです。
ベネットワラビーはオーストラリアのクインズランド州やニューサウスウェールズ州、ビクトリア州などの東部やタスマニアなどに分布しています。



体は雄の方がかなり大きく、体色は灰褐色や赤褐色、茶褐色などで、雌は少し明るい色をしている。
喉から腹部にかけては淡くて白っぽく、口の辺りには白い筋があります。



『モルモット(テンジクネズミ)』です。
南アメリカに分布しているげっ歯類で、ネズミによく似ているが、尾はほとんどありません。



テンジクネズミは別名をモルモットと呼びますが、この名前はリス科のマーモットと誤ってつけられたもので、本種は家畜のテンジクネズミの原種です。
写真のテンジクネズミは家畜種のもので、各地の動物園のほか、幼稚園や小学校などでも、学習動物としてよく飼育されています。



家畜種はとてもおとなしく、高い所に登ったり、ジャンプしたりすることはありません。
年中子どもを作ることが出来、約2ヶ月の妊娠期間をへて2-4頭の赤ちゃんを産みます。
ふれあい広場で抱っこでき、なかにはヒザの上でうとうと寝てしまうこともあります。



次回から恐竜展の紹介です。

動物園 動物写真その82 『 富士サファリパーク・ミーアキャット』

2017年08月06日 | 動物園 動物紹介
『ミーアキャット』は以前にも紹介しましたが、可愛い写真が撮れましたので富士サファリパークのミーアキャットも紹介します。



毛色は薄い茶色で、背中に特徴的なしまがあります。
しまはお腹にはなく、目の周りと尻尾の先端が黒くなっています。



ミーアキャットは日光浴を好み、朝になって気温が上がると巣穴から出てきて、群れになって日光浴をしますが、日中でも太陽に向かって立ち上がっている姿がよく見られます。



野生ではジャッカルやタカなどの外敵を警戒するためのようです。
ミーアキャットが社会生活をするのも、ひとつには集団で外敵などを追い払ったり、避けるためです。



ミーアキャットは社会性の高い30匹ほどのコロニーという群れを形成します。



危険を感知すると鋭い声をあげ、仲間に知らせます。
天敵はタカやフクロウ、大きなトカゲなどです。



ミーアキャットのコロニーの群れには上位のオスとメスがいて、群れの子供の80%はこのメスが産んだ子供になります。



巣は岩の割れ目や地面に穴を掘って長いトンネル状のものをつくります。
入り口は何ヶ所か作られ、深さは1.5-2m程にもなり、幾つかの階層が設けられています。
巣穴は幾つか掘られ、それらが繋がって25-30m程の長さにもなるそうです。



プレーリードッグは発情期には死闘を繰り広げ、勝者だけがメスとつがい巣穴を持つことができ、各巣穴には縄張りができます。



続く..............................................................。

動物園 動物写真その81 『 富士サファリパーク・ヒョウ、クロヒョウ、アカカンガルー』

2017年08月05日 | 動物園 動物紹介
『ヒョウ』です。
全身は柔らかい体毛に覆われており、頭部と頸部、腹面に黒い斑紋が入ります。
サバンナや熱帯雨林、半砂漠などの様々なところに生息しており、単独で生活するのが特徴です。



ヒョウの体は小さくてスリムで、肩高も低いため、サバンナの丈の低い草むらの中でほぼ完全に姿を隠して獲物に忍び寄ることができます。
昼寝しているヒョウは大きな猫のようですが、突然襲いかかるネコ本来の狩りをし、俊敏、かつ狡猾です。



ヒョウは体長130-190cm、尾の長さ100cm、体重30-80kgとかなり大型の哺乳類です。
捕まえた獲物は、すぐに木の上に持ち上がり貯蔵します。
非常に天敵の多いヒョウは、地上ではゆっくりと獲物を食べていられないのと、狩りが上手くはないので蓄えが必要だからゆえの行動です。



『クロヒョウ』です。
クロヒョウはヒョウの黒変種としてが知られていて、ふつうのヒョウの両親から生まれることがあります。
普通のヒョウと同じ種で、インド南部やマレー半島、スリランカなどで多く見られます。



毛色は全身が黒色や暗褐色、黒褐色などですが、ヒョウの特長である梅花状の斑紋が認められます。



『アカカンガルー』です。
体長1-1.6m、体重25-90Kg、最も大きな有袋類でオーストラリアほぼ全域で棲息しています。



メスよりもオスのほうが大きくオスは喉や胸部から分泌される赤い液により、体毛が赤褐色に染まります。
カンガルーはおなかにある袋で子どもを育てるの代表的な動物です。


オーストラリアの開けた草原地帯に、小群を作って棲んでいます。
未熟な状態で産まれてきた1頭の子どもを、母親は約8ヶ月の間、育児嚢と呼ばれるおなかの袋の中で育てます。


生まれたばかりの子供はわずか体長2cm、体重0.9gほどでサクランボよりも小さく生まれます。



母カンガルーの袋から出て、歩けるようになった後も、危険を感じるとその中に飛び込み、成長するにつれ、子どもの頭や足が育児嚢からはみ出すようになります。



続く......................................................。

動物園 動物写真その80 『 富士サファリパーク・ミニチュアホースサファリダービー』

2017年08月04日 | 動物園 動物紹介
富士サファリパークでは1日1-2回ミニチュアホースダービーが開催されています。



1枚100円の馬券も販売され、当たるとちょっとしたグッズやポニー無料乗馬券がもらえます。
係員が出走場をトラックに残し、柵で仕切った区画に集めます。



競馬場のようなゲートは無いので、柵の中で係員さんがこの馬たちをけしかけ、ゲートが開きます。



サファリダービーとは、アメリカンミニチュアホースによる世界一小さな競馬ですが、結構迫力ある力強い走りです。



先史時代には、小さな馬の品種は、厳しい自然環境や、限られた食物から生き残るための結果としての産物です。



今日では、遺伝学の進歩により、サイズにおける改良が現実的になっています。



ミニチュアホースでも全力疾走すると迫力あります。



結構真剣に走っています。



子供たちだけでなく、付き添いの大人も楽しめるミニ競馬です。



続く......................................................。

動物園 動物写真その79 『 富士サファリパーク・アメリカバイソン、アルパカ、シロカンガルー、マーラ』

2017年08月03日 | 動物園 動物紹介
『アメリカバイソン』です。
アメリカバイソンはアメリカの中西部やカナダ西部などに分布しているヤギュウで、別名『アメリカバッファロー』とも呼ばれています。
アメリカで最も体重の重い動物で、その体重は大きいもので1000Kg以上にもなります。
全体に重量感のある体つきをしていて、肩から背中部分にかけて盛り上がり、体の後ろ部分が低いです。



19世紀の初め頃までは、北アメリカには数千万頭のアメリカバイソンが生息していたと言われています。
しかし、毛皮や肉を目的とした著しい乱獲や単なる狩猟のために、1889年にはわずかに541頭を残すだけになってしまいました。
その後は保護を与えられ、現在、野生状態では現在30,000頭ほどのアメリカバイソンが保護区域などで生息しています。



『アルパカ』です。
アルパカはペルーやボリビア北部、チリ北部などの海抜3,500~5,000m程のアンデス山脈の高原地帯で放牧されている家畜です。



紀元前3-3世紀頃にはすでに家畜化されていたそうです。
毛色はふつう黒色であるが、白色や茶色、灰色などのほか、それらの毛色が混ざったものなど、色には多くの種類がある
毛は柔らかく、四肢の先まで密生していて、長い部分では40-60cm程の長さにもなり、刈らずにいると更に伸び続けます。



南米アンデス山脈の湿潤高原地帯で、主に毛を利用する目的のために放牧されています。
現在はアメリカやヨーロッパ、オーストラリア、ニュージーランドでも飼育されています。
アルパカの被毛は、ウールの中でも最上質のものとされ、非常に高価なものとされています。



『シロカンガルー』です。

珍しいアルビノと呼ばれる白いカンガルーです。



10万頭に一頭の割合で生まれると言われるオオカンガルーの白色変種です。
アルビノは、動物学においては、メラニンの生合成に係わる遺伝情報の欠損により 先天的にメラニンが欠乏する遺伝子疾患がある個体で、視力が悪いので野生では、ほとんど生きていけないそうです。



『マーラ』です。
ウサギ、カピバラ、またカンガルーにも似て見えるこの動物はマーラです。
アルゼンチン固有種でテンジクネズミ科のマーラはネズミの中までは珍しく昼行性で、夜は穴の中でひっそりと過ごします。
オスとメスのペアで生活し、そのペアは一生続く珍しい動物です。



マーラは草食性の動物で、乾草や草木の枝などを主食にしています。
特にイネ科の乾草が好物なので、野生のマーラはそれらが多く摂取出来る低草原に住みます。



続く........................................................。

動物園 動物写真その78 『 富士サファリパーク・ブラックバック、トムソンガゼル、フタコブラクダ、カピバラ』

2017年08月02日 | 動物園 動物紹介
移動しながらなので、いくつかの動物を同時に紹介します。
『トムソンガゼル』です。
トムソンガゼルはガゼルの中でも小型で、優雅でとてもすばしっこいです。



体長はオスが58-69cm、メスが56-64cmと非常に小柄です。
背中は茶色、お腹が白。脇腹に黒い横縞が伸びています。
トムソンガゼルは中型レイヨウの一種で、十数頭から時には数百頭の群れとなって生活しています。



チーターやハイエナなどの捕食動物が近づくと、何回も飛び跳ねて逃げます。
トムソンガゼルの一番の天敵はチーターですが、不意をつかれなければ自慢の脚力と巧みなステップで逃げ切れます。
時速60キロ以上のスピードで走ることができます。



『ブラックバック』です。
体長1.2m、体重32-43kg、西パキスタン、インドの半砂漠から開けた林に生息してます。



オスはねじれた角を持っているのが特徴です。
成熟したオスはその名の通り背中側は黒く、腹部や目の周りは白色ですがメスと成熟前のオスは明るい茶色の体色をしています。
背面が黒いのは成熟した雄の方で、雌や若いものでは、雄の黒い部分が黄褐色や茶色をしています。



角はオスのみにあるので、遠くからでも雌雄の判別は容易に出来ます。
雄の角は長さ45~70cm程度で真っ直ぐと伸び、栓抜きのようにねじ曲がっています。



『フタコブラクダ』です。
ラクダは現在でも大切な使役動物で、フタコブラクダはヒトコブラクダと同様、B.C2,000~1,800年頃には既に家畜化されていたそうです。
砂漠地帯では特に有益な動物で、現在生息しているフタコブラクダのほとんどは家畜種になっています。



『カピバラ』です。
カピバラは、体長105-135cm、体重35-65kgにまで成長します。
大人のカピバラは、タワシの様に硬く長く褐色の毛で地肌が見える程度にまばらに生えています。



カピバラは温厚で、のんびりした性格をしているので、そのため他の動物からも好かれやすいようです。



続く..........................................................。

動物園 動物写真その77 『 富士サファリパーク・チーター、キリン』

2017年08月01日 | 動物園 動物紹介
『チーター』です。
ネコ科の動物には、ライオン・チーター・トラ・ヒョウなど、どれもどう猛な動物がいます。
ライオンを除くネコ科の動物は基本単独で行動します。



チーターの毛皮は黄褐色か淡黄色で、黒い斑点があります。
毛は硬く短く、頭は小さく、目は高めの位置についています。



チーターの顔には黒い涙の後のような線が目の内側のふちから口にかけて鼻の両脇にあります。
太陽の光から目を守り、そして狩りの時にも役立つようです。



チーターは柔軟な背骨、特大の肝臓、強靭な心臓、広がった鼻孔、拡大可能な肺、そして痩せた筋肉質な体を持っています。



アフリカで最も俊足なハンターで、走る時の歩幅は7-8m、地面に1本の足しか付かず、ほんの数秒で時速112キロメートルにもなります。



チーターは朝か夕方に獲物を求め活動します。
狩りの方法は、獲物を10-30m以内に忍び寄り、全力疾走し獲物の首下を噛み窒息死させます。



捕獲出来る確率は約50%です。
チータはアフリカの24-26カ国に約12,000-15,000頭、イランに100頭あまりが生息していると推測されます。
ナミビアは世界一チータが生息する国で、約3000頭のチータが野生で生きています。



『アミメキリン』です。
長い首をもつ最も背の高い動物で、オスの体高は平均5.3m にもなります。



キリン舌の長さは約45cmもあり、柔軟性のある唇も合わせて葉っぱをうまく食べます。
水分の摂取は葉っぱから摂るのみで、水を飲まなくても生きていくことができます。
そのため、アフリカに住む他の草食動物と違って、乾季になっても移住をせずに生活します。



背が高いので細い印象がありますが、大きい個体は体重が1tを超えます。
ライオン等に襲われた時には、リーチを活かしてキックで応戦することもあり、ライオンを蹴り殺すこともあるそうです。



足が長く脚力が強いので、走るのも速く、時速50~60Kmで走ることができます。



続く.............................................................。

動物園 動物写真その76 『 富士サファリパーク・アムールトラ、ゾウ』

2017年07月31日 | 動物園 動物紹介
『アムールトラ』です。
トラはライオンと並ぶネコ科の中でも最大の動物ですが、アムールトラはその中でも最も体が大きく、成熟した雄の体長は3.5m以上、体重は400Kg近くになります。



トラの仲間ではもっとも北方に分布しているトラで、ロシア極東部や中国東北部などのアムール川流域に生息し、別名をシベリアトラとも呼ばれています。



アムールトラはヘラジカやアカシカ、ニホンジカやイノシシなどの他、鳥や両生類、魚など、何でも捕まえて食べます。
力が強く、ウシなどの大型の草食動物なども単独で倒すことができます。



アムールトラは寒い地方に生息している為、毛は長くて深いです。
夏毛では、背側の長さが1.5cm程だが、冬毛は4~5cm程の長さになり、首周りは夏冬共にこれよりも長くなります。



最近は生息数が激減し、ワシントン条約付属書1類の希少種です。
野生下の生息数は現在約450頭と推定され、ほんとうに絶滅の危機に瀕しています。
飼育下では世界中の動物園で約500頭前後といわれ、世界中の個体が血統登録され、種の保存のためのさまざまな活動がされています。



『インドゾウ』です。
富士サファリパークでは、アフリカゾウとアジアゾウを飼育しています
インドゾウとアフリカゾウの見分け方はいろいろあるそうですが、分かり易いのは個体の最も高い部位もひとつの目安になります。



インドゾウの場合は最も高い部位は背中の真ん中あたりになり、背中の形状は凸形であるかほぼ直線です。
また耳の大きさが比較的小さく、首を覆うことはありません。
頭部の一番上がこぶ状がなり、 額に凹みがあります。



こちらは『アフリカゾウ』です。
インドゾウに比べると、皮膚はより多くの皺があり、最も高い部位は肩部の辺りになります。



アフリカゾウは大きい三角形の耳介と、長い鼻が特徴で、鼻の先端にはものを掴むための突起が上下に2つついています。



蹄の数も違い、一般的にはアフリカ象の蹄の数が前足が4つ、後ろ足が3つなのに対し、アジア象は前足が5つ、後ろ足が4つです。
しかし、これは動物園でも確認が難しいでしょう。



続く...........................................................。

動物園 動物写真その75 『 富士サファリパーク・アメリカグマ、ライオン』

2017年07月30日 | 動物園 動物紹介
富士サファリパークは、サファリゾーンとふれあいゾーンの2つがあります。
最初にサファリゾーンを紹介します。



『アメリカグマ』です。
アメリカクロクマとも呼ばれ、アラスカからカナダ・メキシコ北部まで、北アメリカの森林地帯に広く分布しています。
毛は短く、毛色は一般に黒いが、褐色や青色を帯びたものからほとんど白いものまで、かなり差異があります。
食べ物を求めて広い地域を歩き回り、草や木の根・木の実・果実などの植物質を好んで食べます。



2017年1月3つ子の赤ちゃんが誕生しました。
親のそばで幸せそうな寝顔の子熊です。



ライオンはどこの動物園でも見かけるのですが、ほとんど寝ている状態ばかりでいい写真はなかなか撮れません。
ライオンの狩りは夜が主で、太陽が沈みだすと動きだしますが、日中は暑さをしのぐため木陰などでごこごろしている事が多く、その休息時間は一日20時間にもなるので仕方ないのでしょう。



木の上で休んでいるライオンの写真が撮れました。



富士サファリパークでは、子ライオンの誕生も多く、子ライオンとの触れ合いもできます。
こちらはまだ若いライオンのようです。



ライオンの群れは、野生では多いときには40頭にもなるようです。
ライオンの群れは基本的に女系家族で、そこに『他人』のオスが1~数頭加わって、『プライド』と呼ばれる群れを構成します。
プライドを守るのはオスライオンの役目になります。
そのためか動物園でもメスライオンのほうが多いのでしょう。



狩りはメスの仕事で、オスはほとんど参加しないようです。
年長のメスは群れに残り、ハイエナ等の攻撃から守るため子供達の面倒を見ます。



オスに生まれたからには、強くないとメスに相手にされないので、群れを率いる事はできません。
プライドの中での成長したオスライオンは、兄弟同士で群れを作り、やがて放浪する運命になります。



プライドのボスになるためには、オス同士が戦い、勝ったオスがプライドを乗っ取ることになります。
ボスになると負けたオスの子どもを殺してしまうそうです。
そして、自分の地を引き継ぐ、新しいボスの子を生ませるようにします。
サイクルが繰り返しますので、自然界の掟は厳しいものがあります。



ライオンの群れは母系社会で、メス同士や子どもは血縁関係でつながっていますが、オスとの血縁関係は直接の子ども以外いないことになります。

続く.............................................................。