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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その187 『小田原城』 その3

2017年04月18日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
櫓門、銅門(あかがねもん)です。
天守閣へ通じる登城ルートに設けられた二の丸表門です。
扉の飾り金具に銅を使用していたことから、銅門の呼び名がついたと言われています。
平成9年に当時の工法で復元され、櫓門の大扉は銅板・銅鋲で美しく装飾されています。
土塀で周囲を囲んだ枡形門の構造で石落としもあり堅固な防禦体制を偲ぶことができる門です。



銅門をくぐると二の丸広場です。



二の丸は敵が外堀を超え、内堀に至る前の重要な防御地点で、二の丸を守れば本丸まで敵の侵入を防ぐことができます。



二の丸から小田原城本丸につながる常盤木門越しに天守閣の一部が見えます。



この石は、銅門で用いられていたと考えられている礎石で、石の大半を土中に埋め、ホゾ穴に柱材を固定して礎石としました。



小田原城二の丸は江戸時代小田原藩の行政中心部の御殿があり、本丸は将軍家の宿舎としての御殿がありました。
江戸時代の小田原城には2つの御殿があったことになります。



本丸方向へ、桜がきれいな階段を上がっていきます。



天守閣のある本丸前の二の丸は、城の入口から迷路のように進んだ先にある城中の砦みたいなものでしょう。
二の丸周辺も桜の見所がたくさんあります。



常盤木門(ときわぎもん)の多聞櫓が見えます。
多聞櫓は武器等の貯蔵庫として用いられていました。



ここは本丸東堀跡で、最も幅のあるところでは20m以上もありそうです。



小田原城本丸には常盤木門、鉄門の2つの城門がありました。
常盤木門に至る最後の階段です。



続く.........................................................。