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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その186 『犬山城』 その6

2017年04月14日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
これから犬山城を少し外から見ることにします。



成瀬家の先祖は、ネット情報によると、藤原鎌足の子孫である関白二条良基といわれます。
良基が、諸国流浪中に今の足助の里に一時住み、子を設けました。この子が後に成瀬郷に住みつき、その里の名をとって成瀬と名乗ったといわれます。
犬山城の城主となった初代の成瀬正成は、三河に成瀬正一の嫡男として生まれました。
幼名を小吉といい、幼年時代から徳川家康に小姓として仕え、1584年(天正12年)小牧長久手の戦いで初陣し、功績をあげ、家康に信任された側近の一人となりました。
1610年(慶長15年)、家康の命により家康の九男である義直の補佐役を仰せつけられました。
1612年(慶長17年)、に犬山城主平岩親吉が逝去してから不在となっていた犬山城を元和3年(1617)に将軍徳川秀忠より成瀬氏が拝領します。



鉄門から外に出ます。



犬山城主成瀬家の守護神、三光稲荷神社です。
三光稲荷神社は、城山の麓に位置する歴史ある神社です。



犬山の三光稲荷は古くより「三光寺さん」と呼ばれ、地元をはじめ遠くの人から信仰厚く崇敬されていました。
可愛いピンクのハート絵馬が女性に人気を集めています。



稲荷神社と朱塗りの鳥居ですが、朱は『あけ』とも読み、夜明けなどことの初めを表し、朱塗りの鳥居を通ると願いがかなうとされています。



ここにある「銭洗池」の御神水でお金を洗うと何倍にもなって返ってくると信じられています。
同時に清浄の福銭を持っていると一家繁盛・子孫長久になると伝えられています。



犬山城東側の麓を流れる郷瀬川です。
郷瀬川の川辺は城見歩道と呼ばれる遊歩道になっていて、桜の老木も多く、花見の時期にぎわうのでしょう。



この川は堀の役目をしていたようで、この川に内田門という郷瀬川を渡って城に入る裏門があったそうです。



郷瀬川と別れて城に登る道は空掘のあとを使ったものではないかと思います。



郷瀬川は木曽川へ注いでいます。
木曽川の眺めながら、しばし休養です。