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トッポパパの日本気まぐれ紹介、 その184 『善光寺』 その3

2017年04月03日 | トッポパパのディスカバー・ジャパン
まだ雪が残る山門前の参道です。
残雪の上に笠が見えます??



何とも微笑ましい巡礼さん?です。



重要文化財の山門(三門)は寛延三年(1750年)に建立された二層入母屋造りの門です。
屋根は大正年間の葺き替え時に檜皮葺きとなりましたが、平成14年から19年にかけて行われた平成大修理において、建立当時と同じサワラの板を用いた栩葺き(とちぶき)に復原されました。



山門は桁行き約20.4m、梁行き約8m、高さ約18mの入母屋造りの大楼門です。
5年の歳月を経て、寛延3年(1750年)に建立されました。



楼上には輪王寺宮筆の「善光寺」と書かれた、通称「鳩字の額」が掲げられています。
これは通称「鳩字の額」と呼ばれており、3文字の中に鳩が5羽隠されています。



更に「善」の一字が牛の顔に見えると言われ、「牛に引かれて善光寺参り」の信仰を如実に物語っています。



トッポパパは4羽まではすぐ分かりましたが、残り1羽は分かりませんでした。
下の写真だと、よくわかりますね。



山門の2階部分に登楼できるので、善光寺の風情ある参道の風景を臨むことができます。
内部は非常に急な階段を上らないと入れません。
階段には手すりがついてますが、両手で掴みながら階段を上らなければならないほど非常に危険な階段です。



山門の2階には、写真撮影はできませんが、四天王に囲まれた木像文殊菩薩坐像、四国八十八ヶ所の札所本尊を模刻した百体仏が祀られています。
文殊菩薩坐像が安置されていることから、山門のことを「知恵の門」とも呼ばれています。



参道の長方形の敷石(石畳)は総数7777枚あると云われ正徳4年(1714)に敷かれたものです。
一部は補修もあるが、ほとんどは昔のままとのことです。



写真右に大勧進が見えます。
大勧進の住職は貫主(かんす)と呼ばれ、大本願の上人(しょうにん)と共に善光寺住職を兼ねています。
貫主は代々比叡山延暦寺より推挙される慣習になっていて、毎朝善光寺本堂で行われるお朝事(お勤め)に出仕します。
また、奥書院は明治天皇御巡幸以来、大正天皇、昭和天皇両陛下の御駐泊により、昭和八年に行在所に指定されました。



続く....................................................................。