ここで、なぜか「十八羅漢」が登場します。「羅漢」とは、もともとインドのサンスクリット語で「修行を果たして悟りを得た聖人」のことをさす「アルハット」という言葉が、中国に渡り「阿羅漢(Arahan)」という漢字をあてられ、さらに「羅漢」に省略されたものです。「十八羅漢」に先んじて「十六羅漢」がありました。世界を東西南北に16に分け、釈迦の教えをくまなく伝えるために、それぞれに聖人を置きました。唐の時代末期の中国で、この16人に釈迦直系の弟子を2人加えて「十八羅漢」となったそうです。
中国の寺で見た18人の羅漢さんを羅列すると:-
皆大歡喜尊者
菩提達摩尊者
彌遮迦尊者
婆舍斯多尊者
淨諸業障尊者
摩拏羅尊者
般若多羅尊者
成傑慈心尊者
伏虎尊者
佛陀難提尊者
濤淨慧尊者
鳩摩羅多尊者
寵眉尊者
婆修盤頭尊者
伽耶會多尊者
不如密多尊者
須菩提尊者
降龍尊者
となります。上野の東京国立博物館に行くと「十六羅漢像」という絵がありますが、16人の名前を羅列すると、
賓度羅諾跋[口+羅]惰闍尊者(ひんどらばらだーじゃそんじゃ)Pindolabharadraja
迦諾迦伐蹉尊者 (かなかばっさそんじゃ) Kanakavatsa
諾迦諾跋羅駄闍尊者 (かなかばりだじゃそんじゃ) Kanakabharadraja
蘇頻陀尊者 (すびんだそんじゃ) Subinda
諾距羅尊者 (なこらそんじゃ) Nakula
跋陀羅尊者 (ばだらそんじゃ) Bhadra
迦哩迦尊者 (かりかそんじゃ) Kalika
伐闍羅弗多羅尊者 (ばじゃらぶたらそんじゃ) Vajraputra
戎博迦尊者 (じゅばかそんじゃ) Jivaka
半託迦尊者 (はんたかそんじゃ) Panthaka
[口+羅]怙羅尊者 (らごらそんじゃ) Rahula
那伽犀那尊者 (ながせなそんじゃ) Nagasena
因掲陀尊者 (いんがだそんじゃ) Angaja
伐那婆斯尊者 (ばなばすそんじゃ) Vanavasin
阿氏多尊者 (あじたそんじゃ) Ajita
注荼半[口+(託-言)]迦尊者 (ちゅだはんたかそんじゃ) Cudapanthaka
と名前が異なっていました。
中国の寺で見た18人の羅漢さんを羅列すると:-
皆大歡喜尊者
菩提達摩尊者
彌遮迦尊者
婆舍斯多尊者
淨諸業障尊者
摩拏羅尊者
般若多羅尊者
成傑慈心尊者
伏虎尊者
佛陀難提尊者
濤淨慧尊者
鳩摩羅多尊者
寵眉尊者
婆修盤頭尊者
伽耶會多尊者
不如密多尊者
須菩提尊者
降龍尊者
となります。上野の東京国立博物館に行くと「十六羅漢像」という絵がありますが、16人の名前を羅列すると、
賓度羅諾跋[口+羅]惰闍尊者(ひんどらばらだーじゃそんじゃ)Pindolabharadraja
迦諾迦伐蹉尊者 (かなかばっさそんじゃ) Kanakavatsa
諾迦諾跋羅駄闍尊者 (かなかばりだじゃそんじゃ) Kanakabharadraja
蘇頻陀尊者 (すびんだそんじゃ) Subinda
諾距羅尊者 (なこらそんじゃ) Nakula
跋陀羅尊者 (ばだらそんじゃ) Bhadra
迦哩迦尊者 (かりかそんじゃ) Kalika
伐闍羅弗多羅尊者 (ばじゃらぶたらそんじゃ) Vajraputra
戎博迦尊者 (じゅばかそんじゃ) Jivaka
半託迦尊者 (はんたかそんじゃ) Panthaka
[口+羅]怙羅尊者 (らごらそんじゃ) Rahula
那伽犀那尊者 (ながせなそんじゃ) Nagasena
因掲陀尊者 (いんがだそんじゃ) Angaja
伐那婆斯尊者 (ばなばすそんじゃ) Vanavasin
阿氏多尊者 (あじたそんじゃ) Ajita
注荼半[口+(託-言)]迦尊者 (ちゅだはんたかそんじゃ) Cudapanthaka
と名前が異なっていました。