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日記のつもり。

私「ともる」のちょっとした日々のあんなことやこんなことを。

読書メモ。

2011-10-28 13:39:05 | 読書
これ読むために「魔王」再読して、いざ!


「モダンタイムス(上)(下)」伊坂幸太郎 講談社文庫


「魔王」から50年後の世界。
でもあらすじ説明しにくいーーー。
ある言葉をネットで検索すると、その人は必ずその人にとって一番ダメージを受けるであろうやり方で酷い目にあってしまう。その謎にせまるうちにある事件の真実を知ることになるのだけど、物語の本質は「仕事だから」「そうなるようになっている」ということの怖さとか「仕事の細分化によって失う心」だったり。
とりあえず読んでみて。
すっごいひきつけられるから。
って全然私の説明ではひきつけられないですよね(笑)。
とりあえず読めって乱暴すぎ!!

伊坂氏独特(だと思う)の会話のテンポとか、物を表現する時の言い回しとかはじれったいくらいなのですが、それも面白い。
あと雑誌「モーニング」に連載されていたという事もあると思うのですが、1章1章ひきつけられて、次の章に含みを持たすような終わり方をするので、途中で読むのをやめるのがすごく難しい!
ええ、次コレどうなんの!?って気になる終わり方ばかりなので^^;「お風呂たまるまでに1章だけ読もう」とかしてると、気がつくととっくの昔にお風呂たまってるし!みたいな(幸い我が家のフロは規定量たまるととまる)。
ちょい読みができないです。読み始めるととまらない。
読み終わっても早くも再読してるし。
また止まらないし。わあ!

主人公の奥さんが最高です。超美人で強くて怖いけど(笑)。超能力あるより怖い。
でも人として怖いのは主人公の浮気相手だよな…。


「魔王」読んでなくても違和感なく読めます。
でも「魔王」に伏線があります。
「魔王」と「モダンタイムス」の両方に出てくる「安藤潤也」「詩織」だけでなく。
さらにあとがきによると、文庫化にあたって「事件の真相」に単行本の時になかった大きな変更が加えられてるそうですよ!そうだったんだ。

「ゴールデンスランバー」の世界とも一瞬交わるような気もします。
(「モダンタイムス」での首相が「海老沢克男」ってことは、、みたいな)


つらつら書いてきましたが。
(しかもあらすじ紹介にも感想文にもなってない)


読み終えての素直すぎる今の私の状態報告でした←そんなのいらない。



そういや先日テレビで「ゴールデンスランバー」やってたの見ました。
面白かったですが、私としては愛の告白はやっぱり花火の下がよかったな~~とか、冒険者の部屋カットされちゃったか~~とか。
なんか、原作を先に読んでると、映画は「答え合わせ」みたいな雰囲気になっちゃいますな。
先に先入観なく映画を見てた方が楽しめたかもしれない。
でも配役は最高!!でした。

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