近畿地方の古墳巡り!

歴史シリーズ、第九話「近畿地方の古墳巡り」を紹介する。特に奈良盆地・河内平野の巨大古墳・天皇陵の謎などを取上げる。

沖縄の歴史・文化 沖縄の食文化・“沖縄のカレー”とは!その2

2008年03月29日 | 歴史
沖縄でもカレーライスは一般家庭に定番のおかずとして入り込み、街中ではカレーライス店も目に付く。

例えば石垣島の大自然で育った貴重な石垣牛をふんだんに使った“石垣牛ビーフカレー”や、海草などを混ぜ合わせ、こだわりの餌で育てた、旨みたっぷりの“琉球長寿豚ポークカレー”など、どちらもレトルトでお手軽に食べられる。
そこで沖縄の地域性・独創性が、はたしてどのようなカレーを生み出しているか検証してみたい。




写真は、沖縄ならではのゴーヤカレーとゴーヤチャンプルーカレー。

ゴーヤが“ごろん”と見えるが、それ自体に苦味はさほど感じられないと云う。
ゴーヤ本体から出る苦味エキスが、リンゴ・トマトの酸味と合わさって、酸味の後に辛味が続くらしい。

ゴーヤの特徴を美味く活かした、独創力豊かなアイディアには脱帽。





写真は、沖縄独特のイカ墨汁カレー及び沖縄名産の黒カレー。

イカ墨カレーは“イカ墨汁”を活かし・利用したもので、沖縄でしか味わえない。
沖縄伝統の定番健康食である“イカ墨汁”は、沖縄で獲れる“シロイカ”とイカ墨・薬草が入ったシンプルなスープだが、薄い塩味とイカ墨独特の風味が、なんとも美味らしい。

もう一つの真っ黒な黒カレーは、沖縄産の黒糖とココアパウダーをブレンドした黒糖ココアをベースにすることによって、マイルドになった辛さが心地良いらしい。

いずれも見かけはよろしくないが、沖縄でしか味わえない珍しく貴重な存在。





写真は、沖縄の野菜カレー及び豚角煮入りカレー。

野菜カレーは典型的琉球カレーで、沖縄産品のゴーヤ・ウコン・パイナップル・パパイヤ・タマネギ・泡盛などを加えたもので、スパイスを泡盛で練り込んで熟成させることで、まろやかな味わいとなるらしい。

叉隠し味のパイナップルが、ビタミンが豊富なゴーヤの苦味をまろやかにしていると云う。

もう一つの豚角煮入りカレーは、泡盛の古酒を練り込んだカレールゥーと豚の角煮をあわせた沖縄独特のもの。


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