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2016年五輪、リオデジャネイロで初開催

2009年10月03日 07時41分40秒 | 速報
2016年五輪、東京は落選 IOC総会

2016年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会は2日、コペンハーゲンで行われ、1964年東京大会以来2度目となる五輪開催を目指した東京は、シカゴ(米国)、リオデジャネイロ(ブラジル)、マドリード(スペイン)と争った投票で敗れ、落選した。
東京はロビー活動で後れを取った。
北京五輪から8年後のアジア開催なども不利に働いたとみられる。

「スポーツをやりたいと思う人が減り、スポーツをやる場所さえ残らないかもしれません」。
コペンハーゲンで2日開かれた2016年夏季五輪の開催地を決める国際オリンピック委員会(IOC)の総会。

東京のプレゼンテーションは、15歳の体操選手の少女のスピーチで始まった。
米国のオバマ大統領の余韻を消そうと用意した「サプライズ」。
鳩山由紀夫首相も加わった東京チームは、今の不安を希望に変える「地球の将来のための環境五輪」を訴えた。

 オバマ大統領の残像が消えないうちに、東京の番がきた。
石原慎太郎都知事ら男性は紫色のジャケット、招致委員会の小谷実可子理事ら女性は黒いジャケットに白いスカーフ姿でステージに並んだ。

 トップは、東京生まれでシンガポール育ち、現在は神奈川県に住む中学3年の三科怜咲(みしな・れさ)さん(15)。

まだ無名の体操選手はパーカ姿で壇上に飛び出し「私は皆さんの国々の将来のオリンピアンを代表してここにいます」と滑らかな英語で語りかけた。
「心配なことがたくさんあります。
気候変動、環境、何が正義なのか、不公正、ドーピング……」。
そう言って「私のような若い人たちが希望を持てるような場所を選んでください」とつなげた。

環境破壊や貧困に苦しむ世界の子供たちの映像が後ろに映し出された。

 鳩山首相が「友愛」と「環境対策」を力説した後、石原知事が登壇した。

9月26日に現地入りし、毎日演説を練習したという。
スタジアムにソーラーパネルを使用する環境対策などを強調。
「スポーツと共に生きる次世代の人々に良い刺激をもたらしたい」と述べ、両手を広げて2分のスピーチを終えた。

  河野一郎・招致委事務総長は、IOCの公用語であるフランス語で「(招致委独自の調査では)国内支持率は80%を超えている」とアピール。
「私たちには言葉が足りないかもしれないが、精神があふれている」と語り、情熱が足りないとする一部の評価に反論した。

 プレゼン終了後、石原知事は「やるだけのことはやった。
果報は寝て待てだ」と笑顔を見せた。

その後の記者会見で河野事務総長は三科さんの起用について「(16年五輪の)当事者となる次世代の選手に登場してもらうのがインパクトになる」と語った。

三科さんは「緊張したけど、いい経験になりました。
とても楽しかったです」と笑顔で話した。

2016年五輪、リオデジャネイロで初開催

 2016年夏季五輪の開催都市を決める国際オリンピック委員会(IOC)総会は2日、コペンハーゲンで行われ、1964年東京大会以来2度目となる五輪開催を目指した東京は、IOC委員による2回目の投票で落選した。
リオデジャネイロ(ブラジル)とマドリード(スペイン)による決選投票の末、リオデジャネイロの初開催が決まった。

 有力といわれたシカゴ(米国)が1回目に落選する波乱があった。

 日本の夏季五輪招致は名古屋がソウルに敗れた88年大会、大阪が北京に敗れた08年大会に続いて3連敗となった。
投票は過半数を獲得する都市が出るまで最少得票の都市を除きながら続けられた。

 昨夏の北京五輪から8年後のアジア開催となる不利の中で立候補した東京は、開催意義を明確にできずに苦しんだ。
各国の要人がIOC委員と個別面談するなど、激しさを増したコペンハーゲンでの終盤のロビー活動でも後れを取った。

 東京は半径8キロ圏内にほとんどの競技会場を集めたコンパクトな計画を掲げ、64年大会で使用した競技場も一部を活用するなど、綿密な開催計画を策定。
投票前に行われた招致プレゼンテーションは15歳の体操女子選手、三科怜咲さんを登場させ、若者の将来を考えた大会をアピールしたが、実らなかった。

 鳩山由紀夫首相は政府による財政保証とともに「大都市がいかにして環境を損なうことなく繁栄できるかを世界に示す」と環境重視の姿勢を強調し、石原慎太郎都知事も「孫たちが希望と勇気を持てるようにしたい」と力説した。

最初にプレゼンをしたシカゴはオバマ大統領が「米国の最も米国らしい町。
小さな町の温かさを持った大都会だ」と、自身が家庭を築いたシカゴを応援。

3番目のリオデジャネイロはルラ大統領が「今回はブラジルの番だと思う。
不均衡を是正してほしい」と南米初開催を訴え、マドリードはスペインのフアン・カルロス国王とサパテロ首相が後押しした。



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