渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

ワクワクしない遠足

2006-11-11 16:55:33 | Weblog
第48節VS水戸戦終了しました。
天候は何とか保って曇り時々日も差す程で、暑さすら感じさせるなかなかの上天気。ピッチ状態も良好。観客数3300人強。

試合は開始直後から予想通りウチのペースで攻め続ける(というか相手が引いて守るのである程度攻めさせられたという感じでしたが)。

バックでゆっくりと落ち着いたパス回しからサイドチェンジし、徐々に押し上げゴール前へ球を運ぶ。迄は良いのだが、肝心なフィニッシュに至る所で又しても精度を欠く。攻撃の展開としてはかなりサイドに球を散らしてそれなりに色々と試みていた様だが、もう少し小野と岡本の役割の分担をハッキリさせて欲しい部分もあった。

ボールのキープについてはまずまず。ポゼッションもそう低くない印象。だけに、やはり最前線での最後の繋ぎの部分で雑になってしまったのが痛い。

序盤再三あったセットプレーのチャンスも生かせずジョルジはかなり狙ってシュートを打つが枠外が多く。片岡のFKもバーの上に外れ。小林の動きも埋没してしまっていたし。

そんな中、先制点をやっと決める事が出来たのは30分を過ぎてから。相手のボールを中盤でカットすると伊藤が中央を粘り持ち上がってジョルジに縦パス。それをキープしたまま、ほぼ正面の位置でゴールに突き刺す様な豪快なシュート。久しぶりにスカッとする。チームとしても通算100ゴール目という記念弾。おめでとう。前半はそのまま終了。

問題はここから。後半の立ち上がり1分に又も…右サイドCKを19番西野に押し込まれ失点。D陣マークにつけずほぼ動けて無い。

その後もウチは攻め続けるが、やはり前半と同じく決め手を欠く。それだけ相手に上手く押さえ込まれたともいえるが、もう少し相手を引きつけた後のパス出し等に工夫があれば、と悔やまれる。

そうしている内に時間ばかりが経過し、迎えた38分、又も右サイドからのCKを同じく西野に軽く合わされて逆転を許す。山口は反応していたが、届かず。1失点目と全く同じパターンでの失点に呆然。

結局、流れの中からは失点していないにも関わらず、セットプレー2発で沈む。ジョルジの先制弾実らず。DF陣も通常の守備の中では決して拙い動きは無いのだが(ややピンチはあったが、山口がナイスセーブ)最も気をつけているべき筈のセットプレーでのマークが緩んでしまっているのでは…。

体を張った守備等も再三あり、ボールに対する執着心が無い訳ではないだけにこんな失点の仕方は拙い事この上ない。

決定力不足が解消していない以上、勝つ為には失点しない事が大前提。しかも、守りを崩されていない形での失点は必ず防がなければ。

攻守の切替えもまだまだ遅いし。揚げ句の果てには出し所無くパス回すだけになってしまっては万事窮す。シンプルさとダイナミックさには=があるが、単調と=してはいけない。

一言で言ってしまえば情けない負け方だったというのはサポーターの大ブーイングからも分かる事である。あぁ、疲れた。疲労困憊で足引きづりながら帰路…どうしてくれよう。
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