渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

仄かな光

2006-09-24 00:40:57 | Weblog
第41節VS柏戦終了しました。

今日は天候は晴、気温は開始前で23度とやや涼しめ。ピッチコンディションは良好。スタメンはほぼ予想通りでしたがポジション変更あり。西河がCBに入り、アンドレがLSBに入るというシフトになりました。

試合は立上がりウチが積極的に攻める。ここ何節か先制というパターンが続いていますが、今日も序盤から攻めにかかる。相手エンドでの展開を図る。しかし、ゴール前に優位に持ち込めず決定的な形でのフィニッシュが中々出来ず。

20分を過ぎた頃から徐々に柏の押し上げが効いてくる。中盤の寄せが速く2人で直ぐに囲みに来るので中盤でのキープが難しい。しかし、そんな中でも焦らず冷静にボールを回しながら反撃の機会を窺う。

柏は左サイドから崩しに掛かって来たのですがアンドレが冷静に対応。守備範囲も広い。センターの西河も落ち着いていて、要所冷静に判断し、しっかりとマークとスペースのフォロー。天羽は大場と連係してスペースを埋める。相手に裏を取らせない様にマーク。

玉乃が伊藤との連係で高い位置になった時には小野が素早くフォローに入る。かなり縦の守備範囲広く。

左サイドは片岡が果敢に攻めて掛かる。パスの繋ぎのタイミングも早目で攻守の切替えが速くなる。

しかし。ハジが…大事な所での反応が遅く。パス出しに対応出来ない場面が。動き出しに難有り。ジョルジが守備に時間を割かれた事もあり、前線の枚数が足りずにフォローが出来ない場面もありましたが、決定的な所で外してしまい…。

後半に入ると中盤でのボールの奪い合いが激しくなる。スペースの意識と共にマークの意識も高くなり、2人で囲んで激しくチェックに入る場面も(勿論ファウルを受けない様に)多々見受けられ。

互いに譲らずという展開。状況打開の為に柏は先に交代カードを切る。ウチは守備意識、連係のリズムも保っていこうとメンバーを代えずに進める。攻め込まれた場面の後には必ずメンバー同士で声を掛け合い、動きを確認する。初スタメンの西河も憶する事なくコーチング。

決定的な1対1の場面はノリヲのファインセーブに救われる。リカのシュートも随分セーブしていたし。セットプレーでも集中力を切らさず、ゴール前の縺れも何とか凌ぐ。

終わってみれば0-0の引き分けでした。無得点というのはやはり決定力という部分での課題が残りましたが、無失点という点においてはチームとして守備の意識が終始高かった事の表れだと思います。何より選手達からしっかりと戦う気持ちを感じとる事が出来たのが非常に嬉しかった。手応えを感じました。

アンドレのきっちりした仕事振りは出色。玉乃も動きが良く、Wボランチの小野との役割分担というものもキチッと出来ていたし。初出場だった西河は天羽の上がった後のフォローに入ったり、機をみて攻撃参加も試みたりとデビュー戦としては十分に評価出来る動きだったのではないかと思います。小野と共にひとまず及第点ではないでしょうか?

タクトは出る時間帯が少し遅かったかな?という気も。まぁ、ジョルジをギリギリ迄使いたかったという意図は分かるのですが。

いずれにせよ、今日は次への希望が持てる一戦だったと感じました。勝ち点1は決して褒められる結果ではありませんが、心は清々しい。
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