渦の道~Un vorticoso modo~

サッカーJリーグディビジョン2の徳島ヴォルティスについて語るブログ

リセット

2006-09-28 22:49:44 | Weblog
夕方に田中監督辞任の一報が入り色々と考えていました。10年はやはり一言では片付けられない程に様々な事があっただろうと思います。チームをJFLからJ2に引き上げた手腕に関しては十分に評価していますし、それを更に発展させていこうとしていた事も知っています。この様な形で別れるのは寂しいですが、仕方がありません。徳島での経験が今後に生かしていける事を願います。

オフィシャルより正式な発表、及び社長、田中真二氏、東泰新監督のコメントが出ていますのでご一読下さい。あわせて東監督のプロフィールも紹介されています。


さて。昨日の試合は正に今シーズンのウチを象徴する様な展開でした。折角の前節での粘り、流れを生かせず波に乗れない。

前半こそ降りしきる雨の中、気温13度という徳島でいえば《冬》の気候下で良く粘ったというか、食い下がったと思います。

しかし、後半5分の立て続けの2失点、しかもセットプレーでない流れの中からの失点に完全に冷静さを奪われたというか。

これ以上の失点を防ごうと体を張った所が2枚目のイエローになり、アンドレが退場させられるともう、そこからは悪循環に嵌まり。

つまりは今シーズン何度も経験している筈の数的劣勢を強いられた中での戦い方が又も出来ず。

この場合、やはりもう、迷う事なく先ずはしっかりと守る事を選択すべきだと思う。現状3点を取る事が難しいのだから。

未だメンタル、だの意思統一、だのと言っている事に歯痒さを覚える。全く不測の事態では無い訳で、当然普段からそういった部分についても話し合っておくべきだし、そんな事すら疎かになってしまっているのだろうか、と愕然とする。

もう一度、チームとして戦う事の意味をちゃんと認識しないと。残り試合をどう戦い抜いていけば良いというのか?ピッチに立つ選手達には今一度しっかりと考えて欲しい。

次節は大事な愛媛戦。短い時間の中で何処迄出来るか?幸い、守備ラインがメタメタに崩された訳ではないので、そこから丁寧に積み上げていって先ずは守る、そして攻撃。ひとつひとつ確実にプレーしていって貰いたい。

次節はアンドレと天羽が出停になるので、守備陣は大きく変更になるかもしれませんが。誰が入ろうと基本的には同じ。今成すべき事を的確に判断し遂行する。相手の居ない場所にどれだけ展開が出来るか?相手の想像力を超えてやれ。
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