チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

カラダのゲキリンにふれる、の巻

2009年07月31日 | 我流しぜんりょうほう
         
 先日の素焼きの「ばごっ」という破裂音を聞いた頃から
調子が崩れてきた。

焼き物の場合
     土をこねてカタチを作る→乾かす→素焼き→釉掛け→本焼き

っていうのが大まかな流れだけれど
「乾かす」あたりまではすごぶる調子がよく
普段なら激痛が走ってもおかしくない右肩や首もニコニコ好調。
「ヨガのおかげかな~」とお昼ごはんも休憩も取らず黙々作業。
しかーし、調子こいててカラダの怒りに触れたのか
「素焼き」の段階で首が回らない、まぶたが腫れる、肩に激痛という
症状が出てきた。


      

もう自己流マッサージではなんともならない。
首~肩が連動していて、くしゃみしただけで「うおおお~」と痛む。
頭痛は寝ててもやまない。目は腫れて顔は疲労色。

そこでお灸(温灸)をモクモクモク。
テルミーと中国温灸を合わせてやってみる。

しかし、いつもだったら収まる症状が治まらない。

あまりにつらいのでバファリンというやつを一錠(通常は2錠飲むらしい)
服用してみたところ、飲んで30分くらいで頭痛スッキリ・・・くやしい。
しかしこれも一時しのぎですぐに頭痛肩こり復活。


もう今日は付知おんぽいの湯に行くしかない。
おんぽいの湯の神さまにたのんで治してもらうだー。ううう・・・。



長雨のもたらしたもの

2009年07月29日 | 日々のつれづれ

 展示会がぢりぢりと近づいてきた。

いままでサボっていたわけではないんだけど
いつも直前ギリギリのスケジュールとなる。
今回は天気がネック。
なにせモノが乾かない。

「陶の椅子」なんてブアツイものを作ったもんだから
よけい乾かない。
そこで最後の手段「窯の中であぶる」をする。


「ばごっ」



にぶい音で飛び上がる。
そうです、破裂です。

ブアツイものをあぶったり素焼きするときはいつもこの音にびくついて
遠くで車のとびらを閉める音とかにも敏感に反応してしまう。
が、今回はホンモノでした。




泣く泣く窯を開け破裂したものをかたづける。
不幸中の幸いで、他の作品に被害は及んでいない。奇跡だ~。


これにおそれをなして、つぎの素焼き本番は朝9時に火入れして
終えたのが夜9時。
寿命がちぢまった一日でした。

今日は本焼き、うまくあがりますように。。。



yuyamahouse2

2009年07月24日 | 作品
           
             

  一年近くぶりの二人展です。


場所は岐阜県JR瑞浪駅からすぐの商店街の中にある
茶房 甘露(あむりた) の地下ギャラリー。
ここのチャイは絶品です。ぜひ作品を見がてら頼んでみてください。



 作品は木、陶ともに「椅子」が中心ですが
陶の食器(今回意外と使いやすいかもしれない・・・)もたくさん持っていきます。
めずらしくロクロで数ものをつくりました。
木ではちっちゃいテーブル、スツールなどもあるようです。


搬入後の展示会のようすをまた追ってブログ、HPにアップしますので
ぜひご覧になってください。
(DMから陶の椅子ばっかだと思われてしまいそうで・・・)




け、血尿~

2009年07月18日 | 愛しいねこたち
 
 昨夜はチイの様子がおかしかった。

トイレの中ではなく床に大をする、それも何回も。
ふと見たらこどもの図書館バッグにおしっこしようとポーズとってる!(ちょっぴりかかってしまった・・・)

今朝になったらおしっこがちょびっとずつ、いたるところにしてある。
朝からぞうきんと洗剤をもってまわるわたし。
そこで血尿らしきものを発見。
まただ~!

 本人元気です。


4年前くらい同じ症状で病院へいき、すごい痛そうな検査をされたのを覚えている。
膀胱、尿道に石や砂が入っていないかどうかを調べる検査。
チイは診察室の台の上で逃げようと必死だった(涙)。
そのときは、おそらく猫のオスによくある結石(尿路結石)だろうといわれた。
それからは高価なマグネシウムの少ないカリカリをあげてきた。


本日の先生のみたて---
     こういう症状がしょっちゅう出てるなら結石なんでしょうけど
     4年前にも同じ症状でいったん収まってるんですよね。
     そうなると石ができやすい体質というわけではないかもしれない。
     メスに比較的多いんですが急性膀胱炎の可能性があります。

ふーむ、ニンゲンとおんなじなんですね、メスの方が膀胱炎になりやすい。

     おしっこするポーズをしてて出ない、そして食欲がなくなる、吐く、
     こうなると二日で死にます。

ええ~っ!先生~おどかさないでくださいよう~。
とりあえず食欲もあるし、本日は痛そうな検査はせずお注射2本打って(おそらく抗生剤)
おくすりもらって4970円也。


帰りの車中まったく動かず泣きもしないチイ。
でも家についたらさっさと山の方へ走っていった。ちょっと一安心。
うちはニンゲンが病院に行くことは珍しいんだけど
猫はつい腰が軽く病院へ行ってしまう。高いのに・・・。


あたらしい紙と絵の具

2009年07月16日 | 作品
                              

 なんとかつぎの展示会に出すための新しい作品が少し上がった。

あたらしい土の配合にあたらしい白化粧。
折り紙を切り貼りしてコラージュしていて思いついたものを
土でやろうと思った。

しかしよくよく作品の風合いが定まらないわたし。
あたらしい紙であたらしい絵の具で絵を描きたいから
具材をさがしてこうなってしまう。


今回の窯で上がったのは湯のみ25個だけ。
あと小鉢や鉢は化粧の上がりがイマイチで出すのやめ。
こどもが18日から夏休みに入るため、仕事はこの日から一日3時間しか
しないっていう予定のもと、残りの仕事予定をたてる。
う~む、地区のインディアカ大会やこども会の流しそうめん大会、地区の納涼会とイベント盛りだくさん。
8月の展示会はリスキーなのであった。



ありがた迷惑アリガタバチ

2009年07月15日 | 我流しぜんりょうほう

 先日の日記に寝ていてハチに刺された、と書いたけれど
その後、また刺された。今度は何カ所も。

おとうちゃんが調べたら「アリガタバチ」という小さなハチらしい。
6-9月、畳や合板に大発生し人を刺す、とある。

なぜかわたしだけが刺される。
もう腕はぷっくぷっく。熱を持って赤く腫れ上がってる。
   ノースリーブなんて絶対ムリ・・・。

アブやブヨに刺されたときは
     1.塩でもむ(カユミが収まる)
     2.ビワの葉エキスをぬる
     3.温灸する

これで対処できてたんだけれど、これでも腫れは引かない。
朝もかゆみで目が覚める。
腕は熱くて重みさえ感じる。

 大根のうえから布を巻き固定。

そこで秘技!大根の登場。
大根のシッポの部分を薄く切って患部に貼る。
大根の酵素の効果でヒリヒリするけどこれが効くみたい。
みるみる間に大根が熱をとってカピカピに乾いてゆく。

これ、一日になんども換えては貼るをくり返す。
カユミもなくなったし腫れもひ一段落。
スバラシキ大根!
肌の弱い人や赤ちゃんにはややキツいかも。
ヒリヒリが強く感じられたらはがすようにしてください。
大根の絞り汁を水で薄めコットンにつけて貼るといいかな。




さてアリガタバチ、どうやらわたしのベッドのあたまに本読むためのライトが
つけてあって、そこに集まるからわたしが刺されるようだ。
コドモが刺されないからまだいいけど虫除けの対策も講じたい。
友が送ってくれたユーカリとラベンダーのエッセンシャルオイル。
これタイムリーすぎる~!さっそく寝床周辺に。
よい香りにもつつまれ、一石四鳥くらいの効果。。。







夏は水玉ノースリーブでしょ

2009年07月13日 | ちくちく縫い縫い

 中津川にある古着屋さん。
ひさしぶりにのぞいてみた。
ここはあんまり品揃えが変わらないので頻繁には行かない。
でもたまに行くと掘り出しもんがある。

 RNAのノーズリーブ、800円。

なつかしい、RNA。高校のときここのGパンはいてたっけ。
しかし水玉がほしいな・・と思った矢先だったので
800円(わたしの感覚では高い、となる)もしたけれど買っちゃう。
これとアフタヌーンティーのTシャツ300円ナリ~。




凝った作りですそに5本ものシャーリングがほどこしてあって
腰のあたりがしぼったシルエットになってる。

←生地の裏。こんなふうに。

これが試着してみるとなんかしっくりこなくて
私がよく履く七分丈のもっさりパンツに合わない、気がする。
スカートだったらいいんだけれど、今年はむちゃくちゃ虫に刺されて
生足出す気にもなれず・・・。


しょうがないから糸切りばさみでちょこちょことシャーリングテープをほどく。
表生地には何も変化がないよう、気をつけて気をつけて。



これですそが広がった。
パンツにも合うかな。
しかしはと気づく。
腕も虫さされ跡がひどくて赤い腫れだのかさぶただのがいくつもあるんだった・・・。





♪そうめんはうまく流れない(「ダンスはうまく踊れない」の替え歌で)

2009年07月12日 | 今日のメニュー

 友人の一家がそうめん持参で遊びにきてくれるというので
こちらは密かに流しそうめんを計画。
うちは流しそうめんは初体験。
でも竹はくさるほどあるし、竹を割ればいいんだろうて、と甘く考えていた。




竹を切ってきてナタで半割に。
でもその後フシをとるのが面倒で。
竹細工する人は専用の道具とかあるんだろうなあ。



そして竹の内側についてる薄皮をはぐ。



ささらが便利です。




さて夕方になっていよいよ本番。
いいカンジじゃーんとか言ってたけど、食べる段になって
箸から麺が逃げてゆく!

「水の量が多い?」「竹の角度が急すぎ?」「あ~こんどは水が少なくて麺がダンゴになってるわ~」「蟻が一緒に流れてきたよ」
意外とムツカシイ・・・。
しかしこどもたちは楽しそう、食べるのも流すのも。



ほかに朴葉ずし、夏野菜の天ぷら、モロッコインゲンのひき肉味噌和え。
わたしはビールはコップ一杯にとどめ、さっさと焼酎に移行。

夏というのに夜風がつめたく、長袖でもいいくらいの晩でした。

林のにおい

2009年07月10日 | どうぶつに会う

 雨が毎日そぼ降る。そぼそぼ。

家の外へ一歩出ると、なにかのにおいが湿気とともにただよってる。
この時期それがすごくよくわかる。
毎日それはちがう。
カブトムシのにおいが強い日がある。
グランドカバーとして植えてるタイムのにおいがぐっと来る日もある。
針葉樹の多い場所ではフィトンチットと呼ばれる成分の独特のかおりがする。




きのうの夜はいきなり、いきなり土の香りが強く家の中まで入ってきた。
おとうちゃんと「来たね」「うん、においがした」。
チイが網戸越しに外をいつまでも見ていた。




朝になって裏山を歩いてみると案の定、15~20センチもの深さの穴が
ボコボコ。
イノシシが破竹を掘り起こしてあけた穴。
これが枯葉に隠れてて、歩いてるとずぼっと足を取られてねんざする。


さて今日のにおいは・・・枯葉にしてあった猫のおしっこのにおいでした。




誰が刺すのか咬むのか血を吸うのか?

2009年07月08日 | 日々のつれづれ

 毎年6月からは虫月間。
この月から虫が出る、のではなく喰われ刺されはじめる、ということ。

1.先週わたしは寝ていてチクリというやや小さめの痛みに目を覚ました。
あわててふとんを探る。
そこには「一寸ムカデ」と呼ばれる3センチ大のムカデ。
こいつかあ~あわてて捕まえて冷凍処理。

  ホンモノはもうちょっと足が短いですね~

              コドモが駄菓子屋で買ってきたおもちゃ。
              こんなん買わなくとも立派なホンモノがうちにはいるだろう。
              おもちゃには色がついているものの、ふと床に落ちてるのをみると
              うわっと飛び退いてしまう。いやだいやだ。


2.同じ頃、草刈りをしていたおとうちゃんが、終わってシャワーを浴びてみると
おしりに赤いポッチがいくつも。
そう、それはアリ。
草刈ってると逆襲によくあう。わたしは昨年20カ所以上咬まれたっけ。



3.これまたわたし、寝ていてチクリ。
しかしそのチクリの跡がひりひりする。
ふとんのまわりを探してもムカデは見つからないし。
一体なに?

4.コドモが顔を腫らして帰って来る。これは間違いなくアブ。
肌が弱いからものすごく腫れる。虐待って思われるじゃん!

5.パンツのゴムあたりに赤くポックリ、ダニですね。
しかし今年は意外と少ない。まあ出たら出たで・・・。


6.なりモノ(梅、すもも)の季節。
欲かいてたくさん採ってると帰ってから
赤い細かいプツプツが広がってる。毛虫だー。
まあ毛虫の対応としては塩でもむ、ビワの葉エキス。
これでおわり。毛虫ごときで騒いでおったら田舎暮らしはできん。



お隣の奥さんに聞いたところ、ムカデは弱い人だと一寸ムカデでもパンパンに腫れるらしい。
わたしは今回足の指を咬まれたけれどまったく腫れず。
しかしデカムカデ(おお!回文)ではどうだか・・・デカムカデは毒性も高いようだし、咬まれて病院に行かねばならない人もいるようだ。


3.のチクリはたぶんハチではないか?とおとうちゃん。
夜、寝ていてハチに刺されるってどーよ、あーた。

うちは昼間窓も扉も開けっ放しだから、虫がよく出入りしてる。
そこでこんな細身や小さな黒いハチもハエと一緒に飛んでるんだけれど
どうやらこういうヤツのだれかに刺されたっぽい、今回。

ハチは刺された瞬間からしばらくはヒリヒリずんずんする。
そして丸一日くらい経つとカユみ、そして腫れ。
朝起きて仰天!ボックリと腫れてリンリン(パンパンってことです、名古屋弁)になった足首。
さあ朝から温灸。


あ、蚊の出番がない、だって蚊なんて問題外。
ここ最近蚊に刺されても数時間でカユミも腫れも引く。
おとうちゃんは腫れもしないらしい。
環境適応ですね。
お隣のなくなったおじさんはムカデに刺されても腫れなかったそうだ。
すごい!