チマチマ毎日

木工屋と陶器屋の夫婦が作るセルフビルドの家と、まいにちの生活、道具のあれやこれや。

「焚きつけ当番」

2013年10月27日 | 農作業農作物

 

 急に朝の気温が低くなって、うちの窓ガラスはカーテンが濡れるほどの結露。

こうなると薪ストーブそろそろ点けなくては。

 

      

先日、母の友人がうちに遊びにきていたとき、かわいい話を聞いた。

「小学校のころ教室には薪ストーブがあって、月に一度「薪の日」っていうのがあってね、

その日はエプロンしていくの。みんなエプロンを広げて薪をそこに入れてもらって運ぶの」

その光景を想像してみる。

ちいさな子が並んで、エプロンの中に何本かの薪を入れて

校庭から教室までよっこらしょと何度も往復して運ぶ姿。

 

薪を運ぶと、一日どれだけの薪を使って暖をとるかわかるだろうな。

(割るともっとわかるけど)

 

「『焚きつけ当番』っていうのもあってね、当番のひとは朝学校に来るとき

ひのきや杉の落ち葉を拾って来るの。

町育ちのわたしは公園で集めたりしてね。」

 

この話を聞いた次の日、偶然にもおなじ「焚きつけ当番」の話を聞いた。

それはうちに重くておおきい包みを届けてくれた宅急便のおじさんからだった。

包みの中味は「斧」。

   すごい重たい。(後ろにチェンソウ3台も見えますな)

 

「これで父ちゃんにガンガン薪割ってもらわんと~足りないですわ~」

「薪ンなるような木、そっこらにあるで切ったったらええが~」

なんて立ち話してたら、

「わしら小学校の頃はよ、「焚きつけ当番」ちゅうのがあってな。

みんな朝、ひのきの落ち葉とか集めて持ってったもんよ。

わしゃ町だったもんで豆とったあとの枝とか持ってった」

町に住んでて豆?と思ったけど豆のさやなどは油があってよく燃えるらしい。

 

いいなあ。こんな当番いまもあったらいいのに。

もう少し寒くなったら、わたしは毎日「焚きつけ当番」。

たまにだれか代わってもらえないかな。

 

 

 

 

 


財布を作ってから換える

2013年10月17日 | ちくちく縫い縫い

 

 「お金持ちのひとって財布は必ず長財布で、福沢諭吉の顔の向きまで考えて入れるらしいよ」

「風水的にレシート入れっぱなしはダメらしい」

「黄色で龍がうねってるやつかねえ」

「松居一代はお金に話しかけたり、財布を寝かす布団があるらしい」

 

などと造形教室でリーダーやほかの保護者さんと盛り上がって話す。

ふと気がつくと彫刻家のリーダー、日本画家のリーダー、そしてわたしも

みんな折り財布。レシートいれっぱなし。フフフ。

 

息子11歳がこの造形教室で小銭入れを作ってきた。

 

  ちいさいの、かわいい。

 

そこで母もガゼンやる気がおこる。

わたしも一緒に造形教室行って、そこでリーダーたちにキホンを教わりながら

長財布つくる。

 

  

皮は以前どっかのクラフトフェアで500円で買ってあったもの。

もう何年放置してあっただろう。ようやく出番。

 

ほんとうはこういう道具が必要で、造形教室にいる間はリーダーに借りていたけど

うちで作業するときはなにもない。

しょうがないからフォークで皮に穴をあける位置にしるしを打ち

それから100均で買った目打ちで穴を開けてゆく。

糸だけは手芸用品で購入し、それにさらにミツロウろうそくをこすりつけ

強度を増す。

皮を切るのはカッターナイフ。

糸はうちにあった畳針の先をやすりで丸くする。

これでよし。さあ作業。

 

革細工っていいなあ。

空いてる時間すこしだけでも作業できる。

粘土だとそうはいかない。

そして夕飯前の数十分とかを使い、少しずつ財布を縫う。

それがいま格別のたのしみ。ウフフ。

 

 


林業キホンのキ

2013年10月09日 | 日々のつれづれ

 

  昨日は林業女子サポーター向けの林業講習でした。 

 

     

場所はお父ちゃんが通ってる佐藤林業の現場・坂折棚田。

この林は佐藤さんが考えながら間伐してここまでになったのでした。

太陽のひかりが樹々の間を走っていてうつくしいでしょう。

虫も鳥も戻って来ていて、下草も生え、植生が豊かになってきているそうです。

 

ということは、間伐をしない植樹林はどうなんだろう?

杉やひのきが密生し、密生することで樹々は細いものが多く、根っこもしっかり育たない。

地面には陽が当たらず暗くて虫や鳥の食べ物もなく、風も流れなくてまるで死んだ林。 

そういうおはなしを山主さんや佐藤さんからうかがう。

 

 

ということで、その暗い林です。

こちら現在間伐中。みちみちに木が生えてます。

さてどの木を切ったらいいのか、資料をみながら見当をつける。

 

   

滑車とウインチを使って、倒す木をひっぱる。

こうすることによって倒れる方向をコントロール。

 

切り方も細かく教わる。

  

かっこいいでしょ、林業女子。

わたしは時間がなくてできなかったんだけどね。

でもいいなあ~と思ったんで、うちでお父ちゃん指導のもとやらせてもらおう、と決意。

(っていうかわたし自分のが欲しい、チェーンソウ)

   ダシーン!ってたおれる。

もうちょっと左に倒す予定だったらしいけど、ほぼ目的の方向へ倒れる。

 

 切った木があった空にはぽっかりとその空間が残る。

 

  

年輪を数えたら80歳でした。

この木は植林されたものではなく、もともと植林する際に最初から生えてたものだったよう。

 

この日はカラダで「きもちのいい林」と「ニンゲンが勝手に生やして放置し、

あんまり気持ちのよくない林」とをはっきり感じました。

ひとができることってちいさいかもしれないけど、でもおおきいなあ。

佐藤さんの間伐した林にはハチが飼われておりました。

 

 


交配ヨモヤマ

2013年10月02日 | 農作業農作物

 

 うちのズッキーニ、先週初めての一本目が収穫できた。

 

7月に定植してすぐにイノシシに荒らされ、10本以上あった苗は3本に。

その後もウリハムシの襲来をうけ、

葉っぱがレース状になり一時は危篤かと思われたけれど不織布をかぶせてなんとか復活。

それからも毎朝花が咲いたか確認し、雌花がついたらささっと受粉。

 

9月末にしてようやくその苦労が報われたのだった。

しかし。

実ったズッキーニは同じ種の袋から育てたのに色が違う。

 

     

 

そしてきいろい方はなんだか太ってる。

 

このズッキーニの苗のよこには生ゴミから出てきた「勝手生え」のかぼちゃが

ちくちくの茎葉を広げてて、もしかして交配した??

 

知人に聞いたらそういうこと、あるという。

 

もっときいたらホウレンソウを植えてたんだけど、なにか知らないけど交配したらしく

ウチワのように大きい葉っぱになって、それ一枚で充分なほどほどだった、とか。

カボチャ植えてたけど、何かと交配してすごい固い実になってしまい

それもたくさん実って、でも食べられないし、とか。

あるもんだなあ。

いい具合に交配してくれればいいけど、そううまくはいかないし。

 

 

この地区によく見られる「スクネカボチャとふつうのカボチャの交配」けっこうおいしい。

長くなりたかったけど、丸くなってしまいました、然。

先日もらったカボチャは、切ってみたらぜんぜんカボチャじゃなくて

すっかり冬瓜でした。味は・・・う~む。