こんな見出しの記事が新聞、ネットに出たのは16日のこと。この『まるで「スター・ウォーズ」』は、朝日新聞のウェブサイト記事の見出しである。
二つの「太陽」を持つ太陽系外惑星が米航空宇宙局(NASA)のケプラー宇宙望遠鏡の観測でにより発見。米映画「スター・ウォーズ」の舞台の一つ、架空の惑星「タトゥイーン」を思い起こさせる発見だ。
・・・こんな記事だった。
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National Geographicの日本語版ウェブサイトにも記事が出ていた。いつものように、英語版を見てみた。ホントにウスターウォーズ云々と書かれているのか読んでみたかったからだ。
New Saturn-Like Planet Has Two Suns, NASA Says
Like Star Wars's Tatooine, alien world would see double sunset.新発見の土星によく似た惑星には太陽が二つとNASA発表。
スターウォーズの惑星タトゥイーンのように、この異世界では、日の入りを二度見れるかもしれない。
きっちり書いてあるね。
記事の大まかな内容は、、、
①この惑星は、地球(太陽系)から200光年のところにある。
②名称(カタログ名かな)はケプラー16b。
③地球型ではなく、土星型の惑星。
・固体表面(いわゆる地面)がない。
④火星が受けるのとほぼ同じ太陽光を、二つの太陽から受けている。
・仮に地面があっても生命維持には寒すぎる。ハビタブルゾーンの外側。
⑤公転周期が229日。ほぼ円軌道。
・なんで、ここまで言えるのかな。
⑥別の星系に二つの太陽を持つ地球型惑星もありえる。
200光年。SFだとすぐなんだけどね...
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ケプラー16bの写真はNASAウェブサイトの記事から引用している。
特に定めがない限り、NASAウェブサイトの画像情報他はパブリックドメインなので、使わせてもらった。