ミステリーな森の生活

洋書ミステリー、英語学習、洋画レビューなどから始めましたが、今は、種々雑多(山岳小説、落語など)です。

2016年上半期で面白かった落語

2016年07月09日 | 落語はミステリー

人生1年さんにもご指摘いただいたが、週刊ダイヤモンドで「落語にハマる!」
という特集が組まれており、早速、購入してしまった。

落語にはまるビジネスマンが急増していたり、笑点がメンバーが変わり、高視聴率を
稼いでいるという。

しかし、本当に落語ブームなのだろうか?関西では、大阪の寄席の動員人数も
減っている中で、神戸にも寄席を作ろうとしているらしい。

さて、コラムニストの落語家ランキング50が出ていた。好き嫌いがあるから、一概
には言えないが、10位までをいうと、下記になる。
1位:小三治、2位:志の輔、3位:談春、4位:昇太、5位:権太楼、6位:さん喬、
7位:喬太郎、8位:小朝、9位:市馬、10位:三三

 2016年上半期に聞いた落語で良かったものを書いておきたい。 なんと、良かった落語家の
6~10の5人はアマチュアの落語家なのだ。

特に昨年、日本一になった関大亭笑鬼 の落語は素晴らしかった。プロだの真打だのと
言ってられないのではないかと思うくらいの出来だった。

 

1.立川志の輔    猫の皿:普通の猫の皿と違った独創的な猫の皿だった。

2.柳家さん喬    時そば:見ごとの一言だった。あの時そばが、ここまで洗練されるのかと驚いた。

3.柳家小三治     粗忽長屋:人間国宝を初めて寄席で見た。
           普通の人がやったら面白くないものを面白くしてしまうのは名人ゆえんだろう。

 4.桂文枝       別れ話は突然に:最近の新ネタだが、意外とおもしろかった。老夫婦が、
           子供を集めるため、別れ話や犬を死んだことにしてしまう噺。

5.柳亭こみち               女けいこ屋/かくし芸:女性落語家として期待がかかる。

6.関大亭笑鬼               ぼやき酒屋/子は鎹:シロート日本一の落語は、笑えたし泣けた。素晴らしかった。

7.夢輔                        法華豆腐:シローとの無冠の帝王とはよくいったものだ。切れが素晴らしかった。

8.はなみ&ゆんたく       死神 :二種類の死神を聞いて、死神という落語が好きになった。

9.英楽        桃太郎/平林/まんじゅーが怖い:桃太郎のネタが初めて面白いと思った。

10.英美                      親の顔:淡々としているのだが、笑えてしまう。不思議な魅力。

以上


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