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洞爺湖サミットの参加国はいくつ?

2008-06-18 | 身の回りのこと
洞爺湖サミットへの参加国は、正式メンバー(G8:日本、米国、英国、仏、独、伊、カナダ、ロシア、EUの委員長)以外に14カ国が加わり、史上最大規模の22カ国です。

もともとは、1970年代に入り持ち上がってきた経済問題を、「顔を合わせ、ざっくばらんに話し合う」ために始まったサミットですが、地球温暖化問題など地球規模の問題が課題となってきたため、広く参加を呼びかけるようになりました。

1977年から当時の欧州共同体(EC)(現在は欧州連合EU)の委員長がサミットに参加。
1997年から正式メンバーになったロシアの場合は、1991年からG7会合後に、G7と旧ソ連大統領との会合が設定されました。
2003年から主要途上国の首脳もサミットに参加。過去3回のサミットでは、中国、インド、ブラジル、メキシコ、南アフリカの5カ国がゲスト参加し「常連組」になっています。

今回は、「常連組」5カ国ほかに、韓国、インドネシア、オーストラリアが加わり、G8と温暖化問題に関する特別拡大会合を開くことになっています。G8とこれらの8カ国が排出する温室効果ガスは世界の7割以上にもなるそうです。

洞爺湖サミットでは、
7月7日(月)には、G8とアフリカから7カ国(アルジェリア、エチオピア、ガーナ、ナイジェリア、セネガル、タンザニア、南アフリカ)が参加し、拡大会合がもたれます。
7月8日(火)は、G8会合。
7月9日(水)は、G8と中国、インド、ブラジル、メキシコ、韓国、インドネシア、オーストラシアが参加し、主要排出国会合が予定されています。

最大の懸案は地球温暖化問題。2012年に現行の国際取り決めである京都議定書が期限切れになりますから、新しい枠組みを作らなければなりません。食糧価格の高騰、テロ、武器拡散防止も重要なテーマです。

正式メンバー内の意見調整だけでも難しいでしょうに、これだけ多くのゲスト国の意見まで集約するとなると、さぞや本当に大変でしょうね。

福田さん、がんばれぇ!!!!!!!

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