歴歩

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渋川市・金井下新田遺跡 首飾りを着けた人骨が見つかる

2017年05月30日 | Weblog
 群馬県埋蔵文化財調査事業団は29日、渋川市の金井下新田(かないしもしんでん)遺跡で、6世紀初頭の榛名山噴火に伴う火砕流で埋没した場所から、石でできた勾玉や管玉で構成された首飾りを着けた人骨が見つかったと発表した。
 地上に直接建築した「平地式建物」や、鍛冶遺構も出土した。
 人骨の身長や性別は不明だが、歯の減り具合から10代の可能性があるという。
 金井下新田遺跡は、金井東裏遺跡に隣接している。
[参考:共同通信、産経新聞]

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 金井下新田遺跡
 金井東裏遺跡


キーワード: 金井下新田遺跡、金井東裏遺跡
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渋川市・金井下新田遺跡 馬2体の輪郭が見つかる

2016年11月17日 | Weblog
 群馬県埋蔵文化財調査事業団が16日、渋川市の金井下新田(かないしもしんでん)遺跡で、6世紀初頭の榛名山噴火に伴う火砕流で埋没した竪穴建物から、10代と推定される古墳人の歯と2歳未満の子馬(性別不明)と、雌とみられる3歳半未満の馬の輪郭が見つかったと発表した。
 金井下新田遺跡は、金井東裏遺跡に隣接している。
[参考:共同通信、渋川市HP]

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 金井下新田遺跡



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渋川市・金井下新田遺跡 6世紀初頭の網代垣で囲まれた方形区画遺構が見つかる

2016年05月12日 | Weblog
 群馬県埋蔵文化財調査事業団は11日、同県渋川市の「金井下新田(しもしんでん)遺跡」で、6世紀初頭(古墳時代後期)の火山灰の地層から、平成26年度に確認された囲い状遺構の西側で、網代垣(あじろがき)に囲まれた方形区画遺構とその周辺の祭祀関連遺構が見つかったと発表した。

網炭化した状態で見つかった網代垣は。植物の茎を編んだ高さ約3m、厚さ約30cmの3層構造で、約55m四方の区画を囲み、角材の柱が1.8m程度の等間隔に立っていた。垣の材料はアシなどのイネ科とみられる。近くから祭祀に使ったとされる土器が1000点以上、ビーズ状の臼玉(うすだま)や勾玉計数千点が出土。遺構の中央からは大型竪穴住居も見つかった。当時の首長の祭祀をつかさどっていた政治的な拠点だったとみられる。
[参考:共同通信、上毛新聞、毎日新聞、産経新聞、朝日新新聞、NHKニュース、群馬県HP報道提供資料]

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 金井東裏遺跡

地域首長の政治・祭祀拠点か 渋川・金井下新田遺跡
<金井下新田遺跡>太古のロマンに思い 政治拠点発見 好保存状態に期待 /群馬
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