歴歩

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後三年合戦関連遺跡発掘調査 現地説明会の予定

2008年07月11日 | Weblog
後三年合戦関連遺跡発掘調査 現地説明会
 横手市教育委員会では、後三年合戦で名高い大鳥井柵跡の発掘調査を行っており、現地説明会を開催する。
今年4月より発掘調査を行っており、大鳥井柵跡は清原氏の拠点のひとつとされ、『陸奥話記』に登場する大鳥山太郎頼遠(おおとりやまたろうよりとう)の居館跡である可能性と指摘されるという。
 四面に庇(ひさし)の付いた格式の高い建物跡などが見つかったという。

平成20年7月12日(土)午後1時30分~3時大鳥井柵跡(横手市新坂町)
集合場所:大鳥公園駐車場
横手市教育委員会教育総務部文化財保護課 Tel:0182-24-3480 発掘調査現場事務所 Tel:0182-36-9177
[参考:横手市文化財保護課]

大鳥井柵は、平安時代・前九年の役の後に奥羽に勢力を拡大した清原氏一族の清原光頼、頼遠(大鳥山太郎)父子によって築かれたとされる。
後三年の役(1083-87)が起こると、清原家衡が籠もった金沢柵と共に源義家、清原清衡連合軍の攻撃を受け焼失したという。

陸奥話記より
(略)正任初隠出羽光頼子字大鳥山太郎頼遠許、後聞宗任帰降由、亦出来了、(略)同六年二月十六日、献貞経清首三級、(略)

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