市埋蔵文化財センターは11日、同市勝竜寺の恵解山(いげのやま)古墳(全長128mの前方後円墳、古墳中期)から、古墳後円部で第1段テラス部と円筒埴輪列が出土、祭祀の場となる「造り出し」が墳丘東側でも確認できたと発表した。
円筒埴輪列は、後円部北側と東側の第一段のテラス部2カ所で出土。埴輪は直径20cmほどで、14個分確認できた。
3段に築造されているテラス部の第1段(高さは1・5-1・8m)は今回初めて確認された。
また東側では造り出しの一部を確認し、東西両方にあることが分かった。位置や形状に違いがみられ、非対称の可能性が高い。
現地説明会は14日午前10時から行われる。
[参考:京都新聞]
過去の記事・情報より
2008.2.24
京都府長岡京市・恵解山古墳 鉄製農具類が出土・過去に出土の武具とは別の埋紊施設か
同古墳は乙訓地域最大全長130mの前方後円墳。 長岡京市埋蔵文化財センターは発掘調査で、祭祀用とみられる鉄製農具や工具類が初めて出土したことを発表した。 古墳東側の前方部で見つかった鍬・鋤とみられる農具(幅4・5cm、長さ5cm)、斧(長さ約6*8cm)、錐(キリ)(同約4cm)など26点が確認された。大きさは皆小ぶりで、祭祀用ミニチュア製品とみられる。 過去の発掘調査で見つかった刀剣類の埋紊施設とは別の施設があった可能性が高く、古墳の被葬者が当時の中央政府と直接につながる人物であった可能性も出てきた。 また、他には古墳東側中段部から埴輪列が出土、古墳西側では前方と後円のくびれ部分の斜面から葺石が見つかった。[参考:京都新聞、読売新聞]
円筒埴輪列は、後円部北側と東側の第一段のテラス部2カ所で出土。埴輪は直径20cmほどで、14個分確認できた。
3段に築造されているテラス部の第1段(高さは1・5-1・8m)は今回初めて確認された。
また東側では造り出しの一部を確認し、東西両方にあることが分かった。位置や形状に違いがみられ、非対称の可能性が高い。
現地説明会は14日午前10時から行われる。
[参考:京都新聞]
過去の記事・情報より
2008.2.24
京都府長岡京市・恵解山古墳 鉄製農具類が出土・過去に出土の武具とは別の埋紊施設か
同古墳は乙訓地域最大全長130mの前方後円墳。 長岡京市埋蔵文化財センターは発掘調査で、祭祀用とみられる鉄製農具や工具類が初めて出土したことを発表した。 古墳東側の前方部で見つかった鍬・鋤とみられる農具(幅4・5cm、長さ5cm)、斧(長さ約6*8cm)、錐(キリ)(同約4cm)など26点が確認された。大きさは皆小ぶりで、祭祀用ミニチュア製品とみられる。 過去の発掘調査で見つかった刀剣類の埋紊施設とは別の施設があった可能性が高く、古墳の被葬者が当時の中央政府と直接につながる人物であった可能性も出てきた。 また、他には古墳東側中段部から埴輪列が出土、古墳西側では前方と後円のくびれ部分の斜面から葺石が見つかった。[参考:京都新聞、読売新聞]
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