とある休日(とはいえ毎日が休日)夫がお昼ご飯を食べた後「ちょっと西方面へドライブしてみないか?」と言う。
例のごとく「何処へ」とは言わない。
季節の変わり目のためか身体がだるく眠くてかなわない私。
高速道路に乗って宮島SAまでは覚えているがふと目覚めると「不思議の国のアリス」
はて、この風景は見たことがあるような無いような?
「昔、子供たちと来ただろ?温泉に入りに」
とは言っても田んぼばかり。
「迷ったの?あ~~もう行き止まりみたい。」
車が止まりよおく見るとキーコーヒーのマークのログハウスが。
「あ~~、良かったね。コーヒーが飲めそうよ」と言うとどこから現れたかマスターが「どうぞ」と招く。
上がると何故か猫が続々現れる。
小さな猫が私にやたらと顔を近づけてくる。
マスターがコーヒーを入れ始めるとみんな台所へ行く。
夫は何だか迷い込んだ割に落ち着いてマスターと話している。
何が何だか判らないままマスターの話に聞き入る。
アメリカで生活し、帰国時に4000枚ものジャズレコードを持ち帰ったそう。
どうも、シンガーやジャズメンでもなさそう。
でも、ジャズと猫をこよなく愛していることは判った。
「うちは猫カフェじゃないんです。猫が好きなんです。二階には猫の産室もあります」と言う。
私は猫好きではないが沢山いても臭いもなく餌の取り合いもない。至って静かで規律が守られているので悪い気はしない。
カメラを構えると向こうを向く子、ポーズをとる子、といろいろ・・・。
心構えが無くて上手に撮る事はできませんでしたが川の傍の素敵な場所でした。
ひとこと・・・夫が雑誌で読んで行きたかったジャズ喫茶でした。
玄関
コーヒーを入れてます
私に一番懐いた子
時おりボスの見回り
威厳のあるボス
この子は片目、おとなしい子です
お店の前。
「お客様がお帰りですよ」の声掛けで全員猫が出て来て見送りです。