昨日の予報は雪。
朝から少し底冷えするような天気だったが気になっていた「イズモコバイモ」を見に行こうと沢山着込んで出発した。
天気予報は的中し動物園付近から雪が舞い始め場所によって強く降ったり止んだり。
昼前に川本の道の駅に着き場所を確認、数年前に行ったのに忘れていた。
道の駅の入り口には浜田から直送の干物屋さんがいて丁寧に説明をしてもらった。
帰りにお勧めの「バトウ」のフライとサバの干物を買った。
帰ってすぐに揚げたが白身の魚で美味しい魚だった。
ずっと前TVで見たような気がするが流通しないのはきっと足が速いからだと思う。
お店のお兄さんが「このあたりでないと無いけど驚くほど美味しいから食べてみて。僕らはこの魚で育ったから大好きなんです」と。
向かい側では地元のお寿司屋さんがお寿司を売っていて田舎風な野菜が沢山入っているのを買ったらこれも味が濃くなくてさっぱりしていた。
私はお寿司は食べるのはあまり好きではないが作るのは大好きで姑さんが好きだったので週に何度も作っていた。
ちらしずしを始め角寿司、稲荷、巻き寿司・・・。
私の母は角寿司の上には卵やデンブなどを載せ、具は寿司飯と混ぜて型で抜いていたが夫の実家は上にしめ鯖が載り中にあんこの様に具が入っていて宝探しのようでとてもおいしい。
姑が「豆がはいっとらん」と文句を言うので「私は食べたことが無いのでおばあちゃん見本を作って食べさせて」と言っていたのにとうとう姑は作ってくれなかったがどんな豆を入れるんだろう。
とにかく家事が大嫌いな人だったので家事が好きな私とはあまり話が合わなかったけれど年がら年中お寿司を作るのだけはきにいっていたみたい。
亡くなる前の日までお寿司を食べられるなんてしあわせですよね。
道の駅を出てイズモコバイモの公開地に行くと、この寒さで見物の人より地元の人が多いくらい。
寒いうえにさあ撮ろうと息を止めてスタンバイすると突風。
写真に風は一番の禁物ですが下を向いて小さな花が揺れているのは確かに「春の妖精」らしいですが非常に疲れます。
先日のセツブンソウは大きいのでまあ写真はごまかせますがコバイモは難しいです。
今日の朝刊に写真が載っていたので見物人がどっと押し寄せるでしょうね。
皆様もどうぞ見に行ってくださいね。
今が一番の見ごろです。