練習状況

2006-10-16 08:47:22 | Weblog
一昨日、昨日は外部で練習を行いました。
オールコートの練習ということで、速攻を中心とした内容としました。
しかしフィジカル的な点で、すこし状態が悪いと感じました。
インカレまであと1ヶ月ありますので、試合に向けてあげていきたいと思います。

我が部は専用体育館がありません。
使用時間は、平日は朝7:00~10:00まで(その後は体育の講義で使用するため)。
土日は18:00~21:00まで使用することも可能ですが、
他の運動部との調整が必要です。
体育館は3種目(男女)が時間割で使用しており、常にフル稼働の状況です。

OBである監督も私も練習場所が固定になるよう考えておりますが、なかなか・・。

この状況は私が学生の時からずっと続いています。
大学での練習はハーフコートがほとんど・・。
オールコートで練習する場合は、外部の体育館を借用しなければなりません。
なかなか確保できないのが現状です。

本学の運動部、他大学の運動部でも専用練習場を持たない部は多く見られます。
様々な工夫をしながら強化を図っているようです。
状況を見たり聞いたりしながら参考にしています。
練習場がないから勝てない、上達しない、というのは言い訳にならないと私は考えています。

環境が恵まれているから結果が残せる・・本当にそうなのかといつも考えます。

学生スポーツは勝利至上主義ではいけないとよく言われます。
大学教育の一環としての運動部でありますから言うまでもありません。
しかし、学生も運動を行う上で目標があるはずです。
「試合に出たい」、「うまくなりたい」、「強くなりたい」、「勝ちたい」と・・。

その気持ちをいかに練習に反映させるか、それが一番大事なんだと思います。

よく「学生らしくていいね」とお褒めの言葉を頂戴することがあります。
その理由をお聞きすると、「一生懸命一つのことに取り組んでいる」、
「最後まであきらめずにやっている」、
「メンバーが言い合いしながらやっていることがうらやましい」などだそうです。

スポーツ科学が発達し、「精神論」「根性論」だけではいけないと言われていますが、
「観客の方々に感動を与える」、その理由は選手のすごいプレーを見たからでしょうか?
それは「選手の姿勢」に共感される方々が多いからではないかと考えます。

そういった感動を与える自分達の素晴らしさに気付かないことが選手達はよくあります。
少しずつ気付かせながら、自分に自信を持って、一歩一歩着実に
成長していってほしいと願っています。