みちのくの放浪子

九州人の東北紀行

小寒の博多駅

2018年01月06日 | 俳句日記

四国から友が来た。
夕刻の待ち合わせを博多駅にしたが、駅
前の華やかさに度肝をぬかれた。
考えてみれば六年ぶりの博多駅である。

人それぞれが楽しむ空間を演出する事は
街づくりの原点である。
私は嬉しくなった。

考えてみれば、東北の不幸以来この地の
進展を目の当たりした事はない。
浦島太郎の心境であった。

彼と邂逅した後、駅ビルの「司」という
焼き鳥屋で一杯呑んだ。
以前も紹介したが、博多には気持のいい
別嬪さんが多い。

名前はまなみちゃんと言った。
ほのぼのとしたひと時を過ごし駅を後に
した。

マァ!お疲れ様‼

途中であった子雀ちゃん。
これかもこの駅で、いい夢を見ようね。

〈故郷や 駅小寒に 光滿ち〉放浪子
季語・小寒(冬)

1月6日〔土〕晴れ
楽しい夜であった。
優秀な友を持つという事は幸せなことで
その友にご馳になった。
四国も地方創生に苦慮呻吟しているとの
事、私は地方も国ではないかと答えた。
故郷が栄えるのは嬉しい。
人の思いの蓄積を感じるからだ。
明日は七草、正月飾りがはずれる。