お茶と権力 信長・利休・秀吉 田中仙堂 ****
室町時代から武家でも嗜まれるようになった茶道。武士たちも公家に負けない嗜みとして茶道に励み、唐物や名品と言われる茶道具を集めた。時代は室町から戦国、下剋上の毎日の情報伝達は手紙や忍...
日本史人物ホントの評価 山本博文 ***
明智光秀は、彼を取り上げた大河ドラマ「麒麟がくる」があり一時的に注目されたが、なぜ主君を打ち取りに行ったのか、その後はどうするつもりだったのかはよく分からない。同時代の宣教師、ルイ...
関所で読みとく日本史 河合敦 ***
関所にはその時代の権力者の政策が反映される。壬申の乱の時代には、愛発関、不破関、鈴鹿関があり、大和から大津に都を移した中大兄皇子、天智天皇が中国、唐からの侵入を恐れて、琵琶湖に逃げ...
感染症の日本史 磯田道史 ***
「歴史人口学」の速水融を師と仰ぐ筆者。江戸時代の宗門改帳は、幕府命令により200年ほどの期間、藩によっては徹底的に実施され、歴史学的にこれほど貴重な資料はない。歴史的事実を宗門改め...
枢密院議長の日記 佐野眞一 ****
明治大正昭和の時代に東京控訴院検事長、朝鮮総督府司法部長官、貴族院勅選議員を経て枢密院議長を勤めた倉富勇三郎の日記を取りまとめたドキュメンタリー、ノンフィクション作家佐野真一による...
日清戦争 近代日本初の対外戦争の実像 大谷正 ***
日清戦争の当時、日本も清も東アジアにおいては強国として存在はしていたものの近代的国家とは言えない状態。両国ともに19世紀中期に西欧列強各国が東アジアに持ち込んだ西欧的外交関係に取り...
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