怪しい戦国史 本郷和人 ***
歴史書によくでてくる定説を疑ってみようという本書。新聞連載のコラムをまとめた読み物風のエッセイ集という一冊。●信長の兵力 戦いを決する「兵力」の謎では、桶狭間の戦いで、信長の攻撃は...
日本の歴史を旅する 五味文彦 ***
旅行するときに、その土地の歴史や謂れを知って訪れると楽しみが増えるし、感動や記憶も深く刻まれるのではないか。本書では、いくつかの地方、地域を選んで、「人」芭蕉、連歌師宗長、菅原真澄...
戦国の忍び 平山優 ****
「忍者」と呼ばれるようになる存在は、明治以降の物語や昭和になってからのアニメや漫画で有名になってきた存在。歴史学者に「忍者」はいたのかと問うと、いなかった、と答える人が多いという。...
ナンバー2の日本史 榎本秋 ****
日本史上、国のリーダーシップはどのように操られてきたかという視点で、ナンバー2がそれを握ってきたというのが本書。殿を支える家老、若将軍を支える老中、天皇を操る摂政や関白、そして院政...
家康クライシス 浜田浩一郎 ****
大河ドラマ「どうする家康」の副読本的存在の一冊。本書の章立てをたどることは、一年間の大河ドラマを思い出す作業と重なるほど。松平家の前史では、葵のご紋について。葵は京都の賀茂神社の御...
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