京都ごろごろ案内

どこへ出かけるでもなくごろごろと暮らしています。
生活向上を目指して日記をかきます。

気楽な生活

2011-11-29 19:09:28 | Weblog
イタリアで旦那と別れ、旦那はその足でトルコあたりまでウロウロし、2月まで帰ってこない。
羽根伸ばし放題!
気楽な生活し放題!

おととい、京都駅から岡崎の美術館まで歩いて行って歩いて帰った。
近所の人に
「なんで京都駅から歩いたの」と聞かれたので
「京都駅から岡崎まで行こうとすると240円余分にかかる。それと、誰かと一緒だと絶対に歩いては行けない距離。
それで、節約と健康増進を兼ねて歩いた。」
と言った。

キロにすると片道約4キロ。

家に帰り着いたときは足が痛かった。

美術館はワシントンナショナルギャラリー 貸付け展示会をやっていて ゴッホがあるというので
最終日の日曜日に思い立って行ったのです。

日本の美術館には二度と行くまいと思いました。

館内は満員電車並みで、ゴッホの絵なんか ぴょんぴょん跳んでも見えませんでした。

すぐにあきらめるのは入館料を払った手前悔しいので、館内最後まで行き も一度初めから見直したのですが
2度目も全く同じでゆっくり見られる絵はほんの2点ぐらいでした。

帰り道喫茶店でお茶を飲みながらその日の行動の反省をし、また歩き出すと
京阪三条駅前にいかにもな”飯屋”があり、安かったので中華そばを食べた。

隣のテーブルの行楽客が
「ここはどのぐらい昔からやってはるんです?」と聞くと、飯屋のおばさんは
「私で4代目です。」と言ってはった。

素朴な中華そばで、「懐かしの味」だった。
ビッグコミックが置いてあったので これも懐かしく読んだ。
漫画は面白くて、
2つほど「次はどないなるねん?」というのがあったので2週続きで読みふけってしまった。

出るともう真っ暗で鴨川べりを駅に向かった。

思うままに寄り道ができ、考えなければならなかったことなど考えることもでき
なかなかのんびりした一日でした。

作文終わり。

橋下たちは早速、教育取締作戦をはじめましたね。
「教育は2万% 強制」という信念がどう具体化されるのか心配です。

橋下圧勝! 世の中真っ暗!

2011-11-28 12:02:12 | Weblog
今日の朝日はおかしい。
私がしっかり働く人なら絶対に抗議文を送りつけている。

三面記事見開きに橋下さん松井さんvs平松さん倉田さんの写真がでっかく載せてあったんだけど
橋下、松井はカラー写真、平松、倉田は白黒写真だった。

レイアウト担当者は両者の明暗を視覚的にも効果的に?!(的、的と続くがこの場合これでいいのだ!パパ。)
表現してみたいかなぁ~など思ったのか思わなかったのかは知らんけど、これは憲法違反。

あの4人は同じ枠内で選挙民に訴え、結果が甲の勝ち乙の負けと出ただけだ。

それを公の報道媒体で、片方はカラー刷り、片方はモノクロ刷りと不公平なインクの掛け方をしてはいけない。

笑顔写真と苦汁写真で両者の思いは十分伝わるし、これまではそうだった。(写真におけるインク量の差はなかった。)

基礎はあくまで公平にというのは「憲法を使ってより良い暮らしを国民に!」という立憲国の基本だと思う。

編集チェックで引っかからなかったのが不思議だ。というか、わかっててやったのか。

「教育は2万パーセント強制。」と言い切る橋下が世論のバックを印籠に、これから好きなことをやるんだろうな。

まぁ、人気じゃなくて任期は4年間だから4年したらまた不眠じゃなくて府民には選びなおすチャンスはあるんだし、
気を取り直して、頑張ってくださいね、大阪のみなさま。

でも…「橋下のやりたい放題、にいつか気づくこともあるさ」と一方では思っていても、
「気が付けばナチの手の中にがんじがらめにされていた」という歴史の事実もあるので楽観はできない…という気もする。

でもの二倍。(でもでも)愚痴っていても何も変わらないので、
今日から新しい気持ちで憲法を使ってより良い暮らしづくりを意識して生きていくのだ。

帰って来ました。

2011-11-23 01:32:09 | Weblog
1時間前に帰って来ました。大変疲れたので今からすぐ寝る予定です。
良くも悪くもイタリアン!というのを体験してきました。

旦那の知人宅のご夫婦の歓待ぶりは申し訳ないほどで、次から次へのご馳走攻めと観光案内をして頂きました。

それが8日間続き、あとTODIという山の上の古い街で一日目は私と友だち2人だけ、2日目の夜に旦那が合流し3日目、みんなで見物しました。あとは飛行機の関係のローマに3泊という日程でした。

…とここまで昨日の(今は23日の午前1時過ぎですが22日の続きということで)
夜に書き、次からは今日(しつこいけど正確には23日の午前1時過ぎです。)書いたものです。


ご夫婦の家の前にパブみたいなものがあり、先々週の金曜に夜遅くまでどんちゃん騒ぎがあったのですが、後から考えると多分それは”ベルルスコーニ”辞任のお祝いの騒ぎだったようです。
その日のBBCニュースが、イタリアの人達がひろばでお祭り騒ぎをしていて、何人かの人達が嬉しそうにインタビューに答えてはって、なにやろ?なんだかベルルスコーニがやめたように思えるけど…という画面を流していました。

ご夫婦の女の人
(あと40ぐらい若ければお嫁さんの方と呼べるのですが、65歳のご夫婦の女の人をどう呼べばよいのかわからないので…)が、強烈なアンチベルルスコーニで、
ベルルスコーニを語るときはいつも思いっきし顔を歪めていました。

それとか、ご夫婦の家からフィレンツェに連れて行って貰った時
「フィレンツェは昔から左翼が強くて、その人達は賢く芸術にも造詣が深かったのでフィレンツェは文化的、芸術的にイタリアで一番進んでる街だった。
それがいつの間にかベルルスコーニ達金持ちの言いようにされ、いろんな物が壊されてきた。」
と言う話をしてくれたりして、左翼を応援している人と確信し、嬉しかったです。

綺麗な景色もあり、拙い英語のやり取りもあり、
「なんでこんなに親切にしてもらえるの?」というくらいな熱烈歓迎もありでおもしろい旅でした。

帰ってきたら「橋下対平松」で新聞が燃えて、いや、萌えており、
いきなりのリアルにっぽんに戻りました。

今日のある新聞に、あさのあつこが橋下教育取締条例についてとてもわかりやすい感想を書いてはりました。
あさのあつこのファンになる!と決めました。

お手軽パソコン

2011-11-05 22:55:39 | Weblog
明日から21日までイタリアに行ってきます。
私の友達と旦那との3人旅です。
2週間のうち、旦那の友だちの家(バーリ)に4日間、その友達の家(フィレンチェ)に友だちご夫婦と一緒に4日間泊めてもらい、あと5日間の安宿暮らしです。
これまで、ホームステイとかb&bというのは経験ありますが”知人の家”に泊めていただくのは初めてで、どんなかな?と期待しています。
同行の友だちは「気、遣うわぁ」と心配しています。

案ずるより産むが易しだといいんですが。
なので今回も超安くいける予定です。

旦那がお手軽パソコンを買ったので、旅先でネットができ、これまでのように出発までに全ての宿の場所をチェックしておかなくてもよいのでなんだか気楽です。

旦那は私らを見送った後3ヶ月弱、地中海沿岸をうろうろする予定なのでスカイプで安否が確かめられるのがありがたいです。

以前、国外からの携帯料金の異常な高さを知らぬ旦那は、インドで撮ったつまらぬ動画をソフトバンクの携帯から宇治に送りつけ、結果、携帯代金2万円強、という泣くしかない馬鹿なことをしたことがある。

今回はスカイプで無料通話ができ、携帯を使わなくてもいいのが嬉しいです。
「いつまでも、取れると思うな国際通話課金」(字余り)

ではまた!

再び、大阪教育取締条例について。 

2011-11-05 00:32:00 | Weblog
なぜだか知らないけど 最近お客様が多い。
何を見に来てくれてはるのかわからない。
内田樹、とか 福田靖など 有名な人の名前をタイトルにしたからかなぁ。

いくつかのメディアで大阪W選の世論調査があり、橋下 松井の維新派が優勢らしい。
もし、橋下たちが勝ち 教育取締条例が大手を振って歩き出すと、先生方はほんとにしんどくなり、子供たちは
「これからの国際社会に勝ち抜く力」をつけなあかんということで今よりさらにさらに激しい競争意識を「はぐくまれる」のだろう。

金子みすゞの「みんな違ってみんないい」というのが人間の見方についての最新の到達点だと思うのに
「競争こそ人間に力をつける」というのは歴史の逆行やんか!

競争は 自分じゃない誰かを耐えず意識している状態で、
「自分はどう思うのか、自分は何が好きで何が嫌いで、なにをしたいのか」
など、自分については考えさせない。

競争に勝つとうれしくて 自分が偉いと勘違いする。
意識して気をつけていないと競争に負けた人間を見下すようになる。

負けたら負けたで、自分より上にいる人間を偉いと勘違いして、自分を見限ったり
自分より下にいる人間よりは、偉いと勘違いする。

「人間には上下がある」と、勝った者も負けたものも納得する。

これは、人間を支配しようとする者にとって、超ありがたい考え方だ。

誰かが誰かを支配しようとする時、みすずちゃんみたいに
「みんな違ってみんないい!!」
なんか言い出したら支配しづらくて仕方がない。

「人間は誰もが、健康で文化的に生きる権利がある。
人間の命の重さはみんな同じなのだぁ!」

など、言い始めたら 支配するのがめっちゃ難しくなる。

だから、競争礼賛の教育というのは支配したくてたまらない者にとって
一番効果的な「とっても素敵な金縛りぃ!!」 じゃなくて 「とっても素敵な教育原理!!」なのだ!

「知事が立てた教育目標を全教師が遂行できるように教育システムを改革する。」

誰かが言ってたけど 「なにさまのつもり?」とみんな思わないのかなぁ?

この一文だけでも十分アウトだと思うのに、橋下が世論調査では勝ってるなんて、

橋下支持の人は豆腐の角に頭ぶっつけて 寝込んじゃいなさい!と言いたい。

競争社会は大嫌い。

(今日は怒り度数が高く、おまけにねむたいので !!マークが異常に多い日になりました。)

ではまた!