イ・ジュンギ。ヒーロー

私のブログは時として、季刊、年刊となる。

ほんの時々、日刊。

ここ数週間、またぞろ韓ドラの沼にはまっている。

イジュンギの「イルジメ」が面白くて、イジュンギ続きで「ヒーロー」を見た。

ジュンギの美しさはイルジメに勝るものはないけど、
「ヒーロー」はイルジメよりも胸のすく物語だった。

地方紙とも言えない弱小新聞社（ヨンドク日報）の記者達が
人々の悲しみ、悔しさ、怒りをすくい取り、解決に力をつくす…という物語だった。

ヨンドク日報が、事実を　写真や映像で人々に伝えても、
大新聞「テセ日報」が「ヨンドクの記事は捏造されたもの」と書くと、人々は大新聞の方を信じる。

ヨンドク日報が犯罪の物証を見つけて検察に訴えても、検察の上の方から圧力がかかり、握りつぶされてしまう。

力を持つ者が力を頼りにこれでもかと謀略を働き、
力の弱いものが知恵と誠意と協力で謀略を暴いていく…という、

現実には「ないない！（手を横にふりふり）」と思うような話だけど、
ネットという武器を、たくさんの弱い者が持てるようになった現在なら、
「ひょっとしてあり得るかも？！」とも思える。

この何年間か、
自分がしんどくならないようにと避けてきた世の中の出来事に触れていきたいと久しぶりに思った。

昨日は数十人の方がこのブログを読みに来てくれはった。

ヨンドク日報の信念「三流の人々の思いを代表できる、三流の新聞」みたいに、このブログに自分の思いだけでも書いていきたいと思った。