京都ごろごろ案内

どこへ出かけるでもなくごろごろと暮らしています。
生活向上を目指して日記をかきます。

防衛省の式典

2007-01-10 00:03:48 | Weblog
防衛庁が防衛省に変わる式典みたいなものをニュースでやってた。

北朝鮮やんか…と思った。

選挙の前、拉致問題が盛んな時(メディア操作だと思う)、テレビで垂れ流されていた北朝鮮の映像で
一番怖いと思ったのが

一糸乱れぬ軍隊の行進だった。

   金正日のいいなりやなぁ…怖い国やなぁと思った。

今日のニュース見てたら、あれれ?北朝鮮とどこが違うんや?と思った。

直立不動の自衛隊員。

議場での安倍さん、久間さんの挨拶に60度の礼4秒。そろって頭を上げる。

考えてみると軍隊というのがそもそも上の者の 言いなり で成り立つんやった。
だから北朝鮮と同じ「一糸乱れぬ行動でちっともおかしくはないんやった。

上意下達。

そこが乱れると戦意が乱れてくるんやろ。

中国に兵隊で連れて行かれた普通のお父さん達が目の前の中国人を殺さないと、
上官の命令によって自分が殺されるので、仕方なく中国人を殺した…という話をよく聞く。

上村さんという普通のお父さんに、
直接天皇陛下が
「中国人を殺せ!」
と命令したわけではない。

ほんの少し、位の上の人が
「今日はひとつがつんとやるか」
と思いついて命令したかもしれない。

「上村!なぜ撃たん!」
「私は人を殺したくありません!」
「敵をころせないようなやつは日本男児の資格がない!こいつを営倉に放り込め!」

結果めちゃくちゃひどい目に遭わされるか、殺されるかどっちか。

位の低い兵隊はどんなに理不尽な命令でも上官に服従しないといけなかったらしい。

服従というのは相手の言いなりなわけで、
そこだけをみたらみんなが馬鹿にしている
《現在の金正日と北朝鮮人民の関係》とひとつも変わらない。
(いつか、北朝鮮の人達は北朝鮮を普通の国にし、韓国と力を合わせ一つの国になると思います。)

軍隊と、お互いを敬いあう人間性は、相容れないものだと思う。

ニュースの中の安倍さんと久間さんは直立不動の自衛隊員の前を満足そうに歩いていた。
少なくとも
「なんでこの人達は寒い中直立不動できっちりならんでるんやろ」
とは思ってないと思う。

直立不動当たり前、一糸乱れぬ行進当たり前。
どころか、だれかずたずたと歩いてたら
「なんやあいつは、自衛隊の恥やで」
ぐらい思わはるのではないか?

それと、話はせこくなるが隊員達がかぶっていた式典用の帽子を

金色のひもでごてごてに飾り付けていたが、あれも税金で作っているのなら
(たぶんそうやと思う。隊員がポケットマネーであんなに高そうな帽子をひとりひとりが買うわけないと思う。)

もっとシンプルなできるだけ安いものでいいと思う。
税収減の折りにさぁ!

自衛隊を続けるのなら上位下達、絶対服従のシステムはやめた方がいい。

「天は人の上に人を作らず、人の下に人を作らず」

という福沢諭吉の言葉から百何十年の今、
自由平等という意味ならだれでもわかる今、

絶対服従って、実際、ばっかみたいって思うし。

旅のレポーター

2007-01-08 09:34:20 | Weblog
あけましておめでとうございます。
今年もみなさまにとって良いお年でありますように。
もちろん私にとっても超良いお年になりますように。

年末年始のテレビは旅番組づくしでした。

スイスの鉄道、青海鉄道の旅、星野さんのアラスカ、旅ではないけど動物も出てくる秘境や海の映像。

自然の綺麗なこと。
見ている間中うっとりしていました。
厳しい雪山、なだらかな山、どこまでも続く草原。
綺麗な自然を見ると体の中の血まできれいになっていくような気がします。

あんなに綺麗なところへ給料を貰いながら行ける旅のレポーターが羨ましくてたまりません。

私もレポーターになりたい!と友達に話すと
「あれはあれで苦労があるんやで。いちいち『ここでなにしゃべろ』ってかんがえなあかんやろ」
「でも、考えた後はのんびり綺麗な景色見放題やで」
「それもそうやなぁ」

おまけに飛行機も只で乗れる。

小さいとき、遊園地の飛行機が好きで良く乗りました。
地上5メートルくらいのちいさな円をぐるぐると何回か回るだけだったけど、
とても楽しかった。

長じて本物の飛行機に乗ったときは血圧があがるほど嬉しかった。

この間のロサンゼルスの行き帰りは往復5時間ぐらい窓にへばりついて
アメリカ、アラスカ、ロシア、樺太、韓国の陸地を見ていました。

絶対に叶えられないわたしの夢の一つがコックピットから世界の陸地を見ることです。

夢を叶えるにはハイジャックするかパイロットの身内になるか大統領か首相になるほか手はありません。
(今は身内や大統領だって入れてもらえないか?)

コックピットからの映像ビデオがあれば全巻買うのに…と、いつも思います。

世の中で一番羨ましい仕事がコックピットに只で乗れるパイロットと、旅のレポーターです。