teratokotokotoko

てらとこ家の繁盛(?)日記

看板

2013-10-03 17:46:47 | 日記
糸島へ引っ越してまもなく1年になろうとしています。で、そろそろ本格営業を開始しなければなりません。とりあえず…って言うか、慌ててって言うべきか、ようやく、てらとこ家の看板を掲げました。




それなりの思いをコメルために文字は彫りました。



大分の寺床の家では看板を揚げずママ…その必要もなかったのですが、コチラではソーもいきません。「こちらはナニ屋さんなの?」とご近所の方々からも尋ねられて、そのたびに「てらとこや…」って答えていたのですが「とこやサン…」「てらこや?」などと理解されていたようで、未だに「てらとこ家」の認識は得られてはいないようでした。

そうした状況下、8sandの看板と移動販売車を家の前に列べたのです。「トコヤのサンドイッチ?8サンドって…ソレなに?」と、ますます混乱させたようです。なので、8sandの看板と移動販売車はそのデビューから6日目で撤去することになりました。

もともと、近隣地区にて「てらとこ家のアナウンス」を図るためにサンドイッチの移動販売を思い立ったのですが、それを実行するには幾つもの解決すべき問題があり、やむなく我が家の前でデビューしたわけです。で、結果として「てらとこ家」の認知がご近所になされていない現実を知らされたのです。

しかし、サンドイッチは好評を博しています。なので、急遽…サンドイッチの看板も作り直しました。






コレならば「てらとこ家イメージ」にマッチしているでしょう。









移動販売車を撤去し看板を変えた、とたん…「サンドイッチくださ~い♪」って一見のお客サンが、昨日そして本日もお見えになりました。ご近所サンも「予約しないでもいつでも気軽にイケるからイイわ!」と、たびたび訪れていただいています。わずかづつですが客足は確実に伸びているのです。

ひとつ懸念があります。「サンドイッチ」が好評を博しその評判が定着すると、てらとこ家をアナウンスするためのサンドイッチ屋がサンドイッチのみ一人歩きし「サンドイッチ屋さん」が通称になって、いつまで経ってもご近所には「てらとこ家」を認知されない状況に陥るのでは?と、心配しているのです。

なので、急遽「てらとこ家」の看板を掲げました。すると、不思議ですね。気持ちがタカブルちゅうか、がぜんヤル気モード全開です。これまでの「宿泊・食事」に加え、新たな業態構想が湧き上がりました。近々発表できるでしょう。お楽しみに…。

最後に8sandのコトです。この先、サンドイッチの移動販売は断念した訳ではありません。アレはアレで使い道はあります。ご近所のホームパーティやら、知り合いのイベントなどでサンドイッチ屋さんの出張販売に活用させていただきます。実際、すでにオファーをいただいているのです。これも楽しみです。

てらとこ家のサンドイッチと移動販売の8sand…こう言うのを「2枚看板」って、言うのでしょうか?…「看板倒れ」との言葉もあります。いずれにしろ「看板に恥じぬよう…」に励まねばなりません。おっしまい。









8sand デビュー

2013-09-22 09:01:06 | 日記
9月20日(金)午前11時…サンドイッチ屋「8sand」が開店しました。

場所は、イロイロ検討したのですがどこもイロイロ事情があってイロイロ迷ったあげく、結局「てらとこ家の前」でデビューしました。



てらとこ家の軒先を借りている移動販売のサンドイッチ屋さん…ってストーリーを装っているンですケド……。



   ◎◎◎◎◎◎◎

で、デビュー初日の金曜日は午後4時まで営業したのですが、この間に人通りはゼロ。通過した車は3台のみ。モチロン売上もゼロでした。

翌日。3連休の初日です。スープを仕込んで、午前11時には開店です。この日も人通りはほとんどゼロ。時折、通過する車が徐行して看板をしげしげと見ているようではありますが立ち寄りそうな気配はアリマセン。

この日は、我が家から車で10分ほど行ったトコロで「糸島クラフトフェスティバル、通称=糸フェス」が開催されているので、多くのヒトがこの会場を訪れています。その近辺でならばサンドイッチの移動販売もそれなりに売れるハズ…とは思うものの、実際のトコロそう単純ではナイのです。

8sandはサンドイッチの移動販売を装っている……言わばダミーのような存在で、車内でサンドイッチを作っている訳ではありません。設備的にはサンドイッチでもたこ焼きでもお好み焼きでもOKの仕様になっているのですが、食品衛生管理法の定める営業許可は取得していません。

なので、ヒト通りの多いトコロがアルからと聞いてホイホイ出かけて行ってガンガン売る…と言うようなコトは社会的に許されナイのです。

因みに、てらとこ家は食品衛生管理法の定める基準に適合した飲食の営業許可を取得しています。したがって、てらとこ家でならばサンドイッチの製造も販売もノー・プロブレムです。

しかし、ココはヒト通りがなさすぎます。閑静な佇まい…って言うより、カンゼンナただスマイと言うべきで、単に住むだけならば申し分ないトコロなのですが商いをする場所ではナイようです。

なので、この場所でのサンドイッチ販売はかなり難しいでしょう。たまたまココを通りかかって看板と移動販売車両を認識し、なおかつ小腹が空いているヒトは「サンドイッチください…」と、買い求めるかもしれません。が、その確率はかなり低いと断言できます。

しかし、この場所で敢えて「サンドイッチ屋8sand」の営業開始です。その理由はイロイロアルのですが今はまだ明かせません。徐々に詳らかにして参りましょう。

営業開始から2日目のお昼時。女将の由香サンが8sandデビューの窮状を見かねてか?出先より2名のお客様を案内してくれました。記念すべき初めてのお客様です。そして、続いてご近所サンが「いよいよオープンしたんですねぇ~じゃぁ四ついただけますかぁ?」って、この日2組目のお客様を迎えました。

オーダーをいただいてから作り始める訳ですから妙に緊張しました。予約の場合はその時間に合わせて調理しているのでいつもとは勝手が違います。早く早く…と、ナニかに急かされているようでした。パンをローストしベーコンを炙って野菜を重ねる。で、スープをよそって専用トレイにセットする…何度もシュミレーションしたハズなのにこの一連の作業がスムーズにデキません。始終ドキドキしてしまいました。

午後4時。閉店時間です。けっして忙しい一日ではなかったのですが看板をしまいながらドーッと疲れきっているのを覚えました。でも、トテモ嬉しかったです。


サンドイッチマン

2013-09-16 12:38:57 | 日記
およそ6週間ぶり…ひさびさの投稿です。少しばかり忙しくしておりました。で、腰の具合をかばわなくてはならぬハメに陥りながらも、弱音も吐かず、泣き言も言わず、鼻歌で気を紛らわせて健気に暮らしておりました。

鼻歌は……
♪サンドイッチマン サンドイッチマン おいらは街の道化者~。
このフレーズを読んでメロディーが浮かぶヒトは、かなりの年齢と思われます。

さて、サンドイッチマンとは…?いま時どれほどのヒトがサンドイッチマンという言葉を見知っているのでしょうか?ほとんど死語同然ですけれども…。

胸と背中の部分に広告看板を首からぶら下げ、人目を引きながら人通りの多い街中を歩く宣伝マン…前後ろ2枚の看板に挟まれた姿がサンドイッチ状態なのでサンドイッチマンと言うのだそうです。

そのサンドイッチマンをてらとこ家の宣伝活動のために始めなければナラヌのでは?と考えています。と、言っても看板をぶら下げて街中を歩き廻る訳ではナイです。この界隈を看板ぶら下げて歩いても人目につくほど人の通りはアリマセン。かと言って人通りの多いトコロに出張るにはチョットばかし遠すぎます。

サンドイッチを販売しようと考えているのです。あの”はちパン&はちベーコン“のサンドイッチです。

商品名はThe 8days a week sandwichです。

長ったらしいので「8 sand」と称されるようになりたいと思っています。

ベーコンサンド+スープで500円…リーズナブルでお手頃の価格でしょう!この価格ならば「チョット食べてみようかな」って気軽に思っていただけるのでは?オーダーから出来上がりまでは、あのヨシギュウなみのスピード感を目指します。早い、安い…そして旨い!

ここで誤解のナイように、あえて申し上げます。サンドイッチ販売は、あくまでも…てらとこ家の広告宣伝が目的です。なので、てらとこ家で従来のお客様に「8sand」を販売していたのではその目的は果たせません。リクエストが在れば8sandをてらとこ家メニューとして供するコトはもちろんやぶさかではナイのです。が、てとこ家のお客様にいまさら「サンドイッチいかがですか?」と言う訳ではアリマセン。

故に移動販売用に車両を改装し、てらとこ家の近辺にて…つまり、二見が浦や櫻井神社など(あくまでも例です)にてサンドイッチの小商いをさせていただきながら「この近くにイイ宿屋が在りますよ~」とふれ廻るのです。いわゆる善意の第三者を装い、ヒューマンタッチのアナログなマーケティング活動を夢想しています。

このサンドイッチ計画……♪サンドイッチマンを鼻歌しながら「あ~でもナイ、コーでもナイ」とこの6週間熟考した甲斐あって、その全容が詳らかになった現在、かなりの手応えを感じています。



スタンド看板です。「いかにも~」の気分が感じられるでしょうか?




わずか5分で設営できる構造になっています。モチロン手作りです。




メニューです。あえて…てらとこ家とは異なるイメージを狙ったのですが…。



サンドイッチマンを始めても、てらとこ家はナニカが変わるようなコトはアリマセン。これまで通り、宿泊および食事は「要予約・一組様限り」を基本原則として営業させていただきます。

これまで、何組かのお客様は「要予約・一組様限り」でアルが故にてらとこ家の近所を通りがかったにもかかわらず、来客の気配を察してか、はたまた予約していナイからと遠慮されてか…いずれにしろ気軽に立ち寄るコトもせずにそのまま帰られた…と聞き及んでいます。まことに申し訳ないコトです。

サンドイッチ計画「8sand」は、てらとこ家の近辺で実施するつもりです。なので、こうした遠慮は無用です。むしろ積極的利用・訪問を歓迎します。糸島ドライブの途中に立ち寄っていただいて「売れてるぅ…?」って冷やかしてください。ついでに買っていただいても大いに結構です。

いつでもドコでも誰にでも…「8sand」のマーケティング・テーマです。近々、実施の予定です。この計画の顛末やいかに?乞うご期待。














なな☆れん☆しょうの夏休み2013その(2)

2013-08-04 07:57:04 | 日記
ななは連日の猛暑でこのところ食欲がおちている。しかし、廉&翔の食い気は暑ければ暑いほどヒートアップ。「九州は美味しいモノが沢山あるから計画的に遣んないと食べおおせナイよね」っと、事前に毎食がリストアップされていた。

で、各々のメニューは、てらとこ家定番、新鮮糸島産、博多ローカルと、3つのカテゴリーで分類され、そしてバランスを配してスケジュール表に組まれ、最終日まで9日間…23食は、ほぼ計画通りに消化された。

到着した日の夜ゴハンは、テムジン大名店。6名様ご一行のオーダーは「カマ120…、酢モツ6、ニラトジ3、大手羽の唐揚げ6、大盛チャーハン2」だった。さほどの注文量ではナイ。が「カマ120…」のオーダーに博多ローカルの奇異を感じた廉&翔。料理が食卓に並ぶまで「カマ…?ひゃくにじゅう…??」と、何度も?を発していたので、その時点では「カマ120=餃子120個」との理解はナカッタ。

「九州は、餃子のコトを”カマ“って言うんだぜ!」とは思ってはイナイだろうが、神奈川に帰った今頃「なぜ…餃子はカマなのか?」との疑問はくすぶっているだろう。

テムジン餃子以外の博多ローカルメニューは、屋台でラーメン+焼き鳥。しかし、この夜はさすがに満腹オーバー。で、後日のオタノシミ……とした。

因みに、てらとこ家定番メニューは、BBQ、はちパンディナー、チリコンカン、わ~定食、はちパンサンド。

新鮮糸島産は、由香叔母さんが一押しの「糸島揚げ」。次いで魚庄の「海鮮丼+イカの活き作り」。他にも、またいちの塩の「塩プリン」。モバイル・キッチンHINODEの「タコス」。のたりの「パン」などなど。

とにかく“喰いまくり”の8泊9日だった。撮影した写真の殆どは食事シーンばかり。ななとの毎朝夕の散歩や海水浴や海釣り公園のエピソードもあるにはアルが、敢えてこのブログで語るほどではナイ。





戦国焼き鳥「家康」……焼き鳥の種類の多さに驚いていた廉&翔であったが、キャベツの食べ放題にあ然「こんなのハジメテ。しかし、以外とイケますねぇ」



高校1年生の廉&小5の翔「ん~満腹。さぁて、次は屋台でラーメンだぁ!!」



この日の福岡市は熱帯夜。なのに、屋台でラーメン。さすがに替え玉はしなかったが、屋台を出るとコンビニでアイスを買い求めていた。



魚庄のジャンボ海鮮丼「ウニが板付きですよ~!コレって刺身の盛り合わせ?ゴハンはどこにあるンですかぁ?」
かなりお気に召したようで滞在中に2度、同じメニューを食した。



イカの活き作り「イカの刺身が透けてます。あっ足が動いてますヨ」



てらとこ家のご近所「ギャラリー風」で陶芸体験しました。唯一の食事シーン以外のショットです。




なな☆れん☆しょう……&由香叔母さん。

てなコトで、なな☆れん☆しょう2013は7月30日にめでたく喰い納めた。再びの糸島訪問予定は、魚がおいしい季節……牡蠣小屋が建つ頃だそうだ。



なな☆れん☆しょうの夏休み2013

2013-07-26 13:19:17 | 日記
今年も廉クンと翔クンがやって来ました。糸島の前評判が充分にインプットされていた翔クン(小5)は前日から興奮状態に陥って「眠れない…眠れないよ~。このまま一晩中眠れないと糸島に行けないンじゃないか?」って、大騒ぎしていたンだそうです。でも、一番に眠りについた…とも聞いています。

高校生になった廉クン。去年は受験準備もあって、寺床での夏休みは僅か3泊で切り上げて翔クンを残して早々に帰って行った。その甲斐あってミゴト第一志望をクリアー。心配のし通しだった両親に対して、チカラ一杯のドヤ顔で「もっと子供を信頼すべきなんじゃナイ?…子供への不信が非行の始まりダヨ」って、生意気全開の15歳。

涼しい寺床と違って、てらとこ家は茹だるような暑さ。梅雨明けからず~っと猛暑が続いている。なので「こんなに暑いンじゃ、廉&翔は大丈夫かしら?」と、甥っ子二人を気遣う由香叔母サン。

廉&翔の一番の楽しみはBBQだそうだ。しかし、これほど暑いと火を熾すのも、焼くのも、食べるのも辛い。涼しい時間帯……つまり夜になってからのBBQならば?との判断もある。が、夜はもっと辛い。昼間に比べると幾分涼しいが、蚊ならびに虫の類の襲来に手を焼くコトになる。

しかし、廉&翔は暑さにも虫にも怯まない。「朝ゴハンをBBQすれば?…涼しいし虫もいない。朝から楽しいヨ」………なるほどである。夏休みならではのグッドな食事メニューだ。で、早速の実行。




朝の日差しを浴びて、準備万端のBBQステージ。



トコロがである。こんなに時に限って“雨”である。それも雷雨。気象予報によれば、午前中は降ったり止んだり。午後猛暑……だそうだ。なので「朝からBBQ」は、やむなく中止。には、ならなかった。




急遽、玄関先にBBQコンロを移動。で、土間のテーブルが食卓となった。


雨のしずくと遠くでゴロゴロしている雷をBGM代わりにして「アサからBBQだぁ~イ!」と、雨にも負けず、雷にも怯まず、うだるような夏の暑さをも食べ尽くす勢いの廉&翔の夏休みが始まっている。なな☆れん☆しょうの夏休み2013………5日目です。