大晦日前夜

薪集めが充分に果たせていないのに、今年もあと一日…。この冬一番の寒波の襲来で、予報どおりに朝から雪が降りだした。



明日からお客様…だけど、無事に辿り着けるのだろうか？




１２月３０日午後１時。大分自動車道が積雪で通行止め…で、国道２１０号は大渋滞。この道でこれほどの車を見るのは初めて。


しかし、寺床集落に向かう県道710号は、いつもどおり行き交う車両は見あたらナイ。


寺床が近くなるほどに積雪が深くなる。


雪に煙って、我が家が見えまっしぇん


この上り坂をチェーンなしで昇るのはチョイと辛い


ズルズルズル…。いったんバックして、再度ズルズル。ようやく三度目で踏破。



ふたつ目の坂道ではズルズルズルの４連発。で、あえなくリタイア。


やっぱ、寺床の積雪は尋常じゃナカですヨ。



どちら様もよいお年をお迎えください。

静かな一日

全国的に冷え込んでいるようですが、昨日から寺床も雪です。



なんだか昨冬もこんな写真があったような気がしますが。


いつもよりさらに静かな一日でした。

スズメバチの巣

とうとう撤去した！





朝から晴れた一日。
薪ストーブのエントツ掃除を終えたハチヲさんは、
「そろそろ、頃合いだな。」と。

デッキに張り出したテントをはがし、スライダー(一直線に伸ばせるハシゴ)を最長に伸ばして、
「さっきハシゴが巣にぶつかったけど一匹も出てこなかったし、もう大丈夫みたい。」
と言ってシャカシャカ昇っていった。

確かに、氷点下の日が続いてからはもうどんな虫も見かけなくなったけれど。


コメ袋で巣を覆いノコギリを2～3回動かしたら、ポロン。
ハチは出てこない。

地上に戻ってくるまで3分くらいの出来事だった。
なんだかずいぶんあっけない結末。




近くでよく見た。コガタスズメバチの巣？
この時期は巣の中はからっぽで、翌年はもう使われないらしい。

「…じゃあ、あれ、空き家だったの…？」
とハチヲさんは拍子抜けした表情になった。


とにかく良かった。バチがあたらなくて。

新月

夕方、ななが激しく吠えた。
人がいる時の警戒の様な吠え方なので、ハチヲさんが見に行ってみたら、

「木の上になんかいるよ～　カメラ持ってきて～」



あら、アナグマ。

ななは大興奮のまま、あたりを行ったり来たり。
一緒に遊びたいのか、はたまた喰いつきたいのか(　…　　)
アナグマはななの吠え声に押され、どんどん木の上に上っていく。

木のテッペンまで登ってしまったアナグマは、それからピクリとも動かなくなった。
命がけでじっと動かない。

ななはそのうち諦めた。


その前日の夜中は、庭でキツネが鳴いていた。
昨日の夕方は、集落の入り口でウリ坊(イノシシの子)が車の前を走り抜けた。
今夜は畑のそばでシカを見かけた。

夜が暗いと、動物が出てくるらしい。

調べたら、今夜は新月。

ナルホド

薪集め

夜は０℃くらいまで下がることが多くなった。

この数日で木々の葉もすっかり落ちて、
森の遊び場から見える風景もちょっと寒そうになってきた。



今、ハチスケはせっせと薪集めに励んでいる。
リビングを改装してから毎日薪ストーブを焚いているからだ。
今年の冬は石油ストーブをなるべく使わずに、薪ストーブで過ごそうと思っているのだ。



「倒れるよ～」



「うふ狙ったとおりの角度だぜ」



まずは、チェーンソーでカットして



一輪車で運び出す。

「この間ナフコで買い換えたノーパンクタイヤだぜ」



山から運び出した薪は作業小屋の壁に沿って並べる。
雨の日や夜間はヨウジョウシートをかけて濡れないようにして乾燥させていくのだが、
今日みたいな立ち枯れした木はすでにほど良く乾燥しているので、すぐに使える。
燃え具合もとても良いらしい。



その日に使う分は、家の中の薪入れバスケットに移動させ



夕方、気温が下がりだす前に火を点けておくと、晩ゴハンの頃までには部屋が暖かくなっている。

薪集めは少し大変だけれど、薪ストーブのじんわりした暖かさは格別なので、ハチスケは明日も森に入りせっせと薪集めに励むのだろう。



あれ、明日は雨…かな？