ワンダフルなにか ビューティフルだれか

並べてみると 輪郭がつかめるかもしれない

アリーナス問題

2010-01-08 12:54:30 | スポーツ
昨晩アリーナスの銃所持問題について

について昨晩ボクがtwitter上で発言した

  確かに冗談じゃすまないけどしばらく出場停止のペナルティは
  NBAの組織としてあるべきだと思うけど、あのギリギリのキャラを
  排除するんじゃなくて受け入れる方向に持ってってほしいなぁ。
  あの負けず嫌いキャラはもったいないよ!

  ですよねぇ。一回叱って反省させて、戻す。くらいにならんもんかな。
  と思います。 RT@masacp3 同意です。 RT : 確かに冗談じゃすまない
  けどしばらく出場停止のペナルティはNBAの組織としてあるべきだと思
  うけど、…あの負けず嫌いキャラはもったいないよ!


について返信があったので
現時点での僕なりの考えをちょっと書いておこうと思います。

まず、
スターンの今回の「無期限」出場停止処分は正しいと思ってます。
今回の問題を自分なりに解釈すると社会的に影響のあるプロスポーツ選手が
銃を

「所持していたこと」ではなく「軽はずみに扱ったこと」。

それによる影響とは銃を軽はずみに扱う人間が増えることにより銃による
事件事故が増えること。
なので軽はずみに扱うと痛い目を見る。
ましてや社会的に影響がある人間なら尚更。
よって期限を定めない出場停止処分には賛成です。
(あの銃のジェスチャーは完全に無し!スターンがこれきっかけで
処分を決めたのはものすごく正しいと思います。)

しかしそれと実際ほんとに、無期限に永久にアリーナスをNBAから
追放することは別だとも思ってます。
とりあえず報道を信じると、
アリーナスは
「自宅にいる子供らから銃を遠ざけるため、ロッカーの箱の中に
銃弾の入っていない拳銃を置いた」
と言っている。
そして日本のメディアを通してボクが持ってる彼のイメージは
「有り/無しの境界線が人とずれてそう」
つまり、

軽はずみにこういうことをしちゃうヤツ

なんじゃないかと。

今回の問題の社会的な影響を考えるのであれば
軽率な人間を「排除」するのではなく「更正」させることを
を示すことの方が
NBAというプロスポーツを真っ当に存続させていくためには
重要なんじゃないかとボクは思います。
そういった思いで一連のつぶやきをしました。



ボクは銃社会で生活をしたことがないので、
知識も乏しく、
銃社会の当事者の方々の微妙な感覚を理解していません。
ので、今回の騒動も自分にとっては大して大きな意味を持ってませんでした。
今回の事で、今までよりはリアリティを持って
銃社会について考えられるような気がします。


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2 コメント

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Unknown (Kenny)
2010-01-08 13:32:46
はじめまして。
Twitterの投稿に反応したものです。

>無期限に永久にアリーナスをNBAから追放する
「indefinitely suspended」は、今回の場合(そして多くの場合)、永久追放という意味ではありません。今は出場停止何試合と具体的に決めませんという意味でしかありません。過去に「indefinitely」の出場停止処分を受けた選手は多くいますが、ほとんどのケースで後に正式に処分期間が決められています。

日本語のニュースを読まないのでどういう伝わり方をしているのか知りませんが、スターンが言っているのは「調査が終了するまで結論はペンディング」ということで、調査が終われば事の重大さもはっきりして、そのうえで処分の形も変わるというだけなのではないでしょうか?

“Accordingly, I am suspending Mr. Arenas indefinitely, without pay, effective immediately pending the completion of the investigation by the NBA.”

もっとも、スターンとは別の形で、今後ウィザーズが厳しい処分を下す可能性もあるでしょうし、それでアリーナスの選手生命が断たれる可能性も否定はしませんが...。

さらに、
「子供から銃を遠ざけるため」であれば、合法的な手続きで処分をしてしまえばよかったのであって、何もワシントンDCの法律に触れるような形で公共の場に銃を持ち込む必要はなかったのでは? それが「有り/無しの境界線が人とずれてそう」で片づいてしまうのであれば、法律って何なんでしょうか?

文才がないため、140文字では伝達しきれなかったのでコメントさせていただきました。長文失礼しました。回答も不要です。
Unknown (管理者本人)
2010-01-08 16:33:30
ご丁寧にありがとうございます。
なるほど。「永久」ではないんですね。
日本語ではリンクを張った情報がほとんど全てだと思います。ボクの見た範囲では。

詳細がわかるまではなんとも言えませんね。その意味でもkennyさん含め英語理解者の方々のtwitterやブログでの情報はボクとしてはありがたいものになってます。

法に触れているのであれば問答無用で法に則って処罰はするべきだとボクも思います。それはもう、ほんとに問答無用に。

ボクが言いたかったのはその後、処分を受けた後、法の執行機関ではない、しかし公的な影響が大きいNBAには、「更正」する過程を見せる方が懐の深い社会構造みたいなものを見せられる気がするのでよいかなと思ってます。

いずれにしろ、貴重な情報と意見を頂いたおかげでこの問題を考えるいいきっかけになりました。
日本のバスケ雑誌も今回の問題とかを事実だけじゃなく違った視点で考える特集とかしてもらえるとおもしろいんですけどねぇ。

とにかく、ありがとうございました。
kennyさんブログは日本にいる者にはわからない情報が入っていてとてもありがたく楽しく読ませてもらってます。

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