新宿タカシマヤにて池永康晟展が開催されている(2/10まで)。
麻布に岩絵具や墨、金泥を用いて描くことがこの画家の特徴のひとつだと思うが、
実物を見て「なるほどこういう感じになるのか!」と
はじめてみる独特の風合いに関心しきりだった。
服の柄などに使われていた金泥が、絵全体の抑えめのトーンに映え、
見とれてしまった。
上記画像の作品は今回展示の中で最も大きい作品で、水面の描写や着物の模様が印象的。
ちょうど六本木にあのオフィーリアも来ている(ラファエル前派展)ので見比べると面白そうだ。
紙にインクの画集とはサイズも含め全然印象が違うので実物を見る事ができてよかった。
好評のようで既にかなり売れていた模様。