「のだめカンタービレ」（Lesson 3：「弱小オケ大ピンチ!! 愛は貧乏を救えるか」）

今回の「のだめ」は、いよいよSオケが始動する。
けれども、桜（サエコ）が貧乏である、というのがクローズアップされていたように思う。


今回もギャグ満載であったが、笑いが無意識のうちにセーブされてしまうようなシリアスなシーンもあって、面白かったと思う。
桜が「学校を続けるためにはバイトをしなければ…。」とか、「私はSオケにいちゃいけない。」などとこぼすシーンを見ているときは、顔が無意識のうちに真剣になってしまった。

でも、貧乏で苦労している桜の家をはじめて見たときは「すごい家だ…。」とマジで思った。
桜の父（升　毅）がバイオリンを集めている（しかも、聴くに堪えかねるものばかり！）のだ、と知ったときは「売ってしまえばいいのに…。」とこぼれてしまった。

最後に桜の父がバイオリンを売ったことで、桜が貧乏から脱出できて、しかも「このSオケでやりたい！」とやる気を見せるシーンを見たときは「良かった…。」と思い、ほっとした。


今回のエピソードで、私が大笑いしたシーンはシュトレーゼマン（竹中直人）がのだめ（上野樹里）の胸をわしづかみしたり、昼メシ時にのだめとコントラバスを背負った桜が激突してしまったり、というシーンだ。
特に、ものすごく大きな声で笑ったのは、のだめが千秋（玉木　宏）にプリごろ太の連載されているマンガ雑誌や、プリごろ太のキャラクターグッズを見せて、千秋にパンチを浴びせられ、「ぎゃぼーーー！！！」と絶叫するシーンである。

私が思うに、のだめが「ぎゃぼーー！！！」と叫ぶのは何度見ても最高だ。
でも、「あへ～。」と口走ったり、「ぴぎゃーーっ！！」と絶叫するシーンも、もっと見てみたいな…。


それはさておき、桜が千秋の作ったスパゲティを一口で食べるのを見たときは、「すごい…！」とこぼれてしまった。
このシーンでは千秋のおいしそうな料理がいくつか登場したけれど、これを見ているとつい、明治神宮前駅の近くにある「のだめカフェ」に行ってみたくなってしまったな…。


最後になるけれども、今回のエピソードの最初のほうにあった、千秋が指揮をするシーンは、見ていて迫力があったと思う。


次回はSオケの初公演だ。
どうやらAオケと対決するようだが、どんな“Specialな”演奏を聴かせてくれるのか、楽しみだ。


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■その他
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