定年楽農

第二の人生を農で楽しもう

八幡在来種ネギと法性寺ネギ

2010-03-30 20:39:48 | ネギ
 八幡在来種ネギも法性寺ネギも白い部分が硬くなってしまいました。
 ネギは、昨年10月20日から販売を開始しましたが、今年の3月31日で終了です。
 八幡在来種ネギは、ネギ坊主に養分がいく前に、緑色の葉の部分を切りとり、移植しました。
 1本ずつ植えましたが、秋までには分げつし、りっぱな株となります。
 法性寺ネギは、坊主は出ませんが、春になると、八幡在来種ネギよりも白い部分が硬くなります。
 八幡在来種ネギの特徴は、秋から春にかけて、白い部分も、緑色の葉の部分も柔らかくなります。
 しかし、葉が柔らかすぎるために、1月~2月の厳冬期は、葉が折れてしまい、商品にはなりません。
 そのためか、スーパーなどの店頭では見当たらず、流通にのりにくいのかもしれません。
 法性寺ネギは、寒さに当たると、白い部分が柔らかくなり、また緑の葉の部分は、厚みを増し、寒風にも折れることが少ない。しかし、厚みがあっても柔らかく、歯ごたえ抜群です。
 旬鮮では、年内は八幡在来種ネギ、1月~2月は法性寺ネギ、また3月は八幡在来種ネギを販売しています。
どちらかというと、双方とも九条系で、葉ネギに分類されると思われますが、煮物などにいれると、葉ネギにも、白ネギにもない、甘味が強く、とろけるような柔らかさは根強い人気があります。
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10年サトイモの植え付け

2010-03-29 20:07:09 | サトイモ
 野菜作りの解説書では、サトイモの植え付け時期は、3月中旬から4月上旬とされていますが、旬鮮では、3月15日を目途としています。
 遅くなると、種芋の芽が伸びすぎてしまい、植え付ける時に、芽を欠いてしまう恐れがあるからです。
 ところが、今年は、雨の日が続き、ぬかるんで圃場に入ることができず、雨間を見てやっと3月22日に植え付けることができました。
 しかし土壌の水分が多いときに作業をしたことから、日にちがたつと畝間がカチカチになってしまう土壌ですので、6月下旬ころの土寄せが行いにくくなってしまいます。
 そのため、本日は、一昨日の雨の湿りを利用して、多少乾いたところで管理機のロータリーをかけ表土を膨軟にしました。
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10年バレイショの発芽

2010-03-28 08:54:35 | バレイショ
 3月26日に、2月20日に植えつけた男爵の芽を一部見つけました。
 昨年と同日です。
 また、3月25日にはデジマを植えつけました。
 もともとデジマの方が遅く、計画では、3月初旬に植えつける予定でしたが、種芋の入手が遅れてしまいました。
 おかげさまで、種苗店に行ったら、半額に値引きされていました。
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10年モンシロチョウ

2010-03-27 21:16:48 | 生物暦
 3月27日今年初めて自宅の花壇でモンシロチョウを見かけました。
 また、ムシの季節が始まるかと思うとヤレヤレという気持ちです。
 環境省では、モンシロチョウを「今年初めて成虫を見た日」という定義で、自然愛好家から報告をしてもらい、各都道府県で最も早い報告日を「最早日」と定義し、集計した結果を発表しています。
 その年の気候を判断する材料の一つとします。
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ネギの葉先枯れ症

2010-03-26 21:55:35 | ネギ
 法性寺ネギの葉の先端が5mmほど枯れる症状が、毎年春分のころになると発生する。
 これは根に障害を受けていることが原因と考えます。
 具体的には、一般的に、物理面では土寄せによる断根、化学面では、土の酸性化、肥料切れ、カルシウム不足、ホウ素過剰、その他として夏の高温、乾燥、水つきによる湿害、酸素不足などがおこると、葉先が枯れてくるといわれています。
 この中で、一番可能性のある原因は、水つきによる湿害、酸素不足ではないかと思われます。
 春分のころは分げつにより、根が密集しているうえに、雨の日が多く水つきによる湿害を受けやすいのです。さらに、今年の場合は、土寄せをしたので、根を切ってしまった可能性もあります。
 圃場が違うので比較はできないが、八幡在来種は今年も枯れていないし、過去も気がつかない。
 来年の法性寺ネギは、圃場を2箇所に分けて植えてみることとする。
 農業の実験は、1年待たないと結果が出ないのです。
 そのスローさがまた気に入っているところです。
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