チョコレートの箱

Life is like a Box of Chocolates
日々の出来事や、思ったことを書いていきます。

新しい風。

2008-11-05 22:26:44 | Weblog
今日アメリカで、バラク・オバマ氏が黒人初の大統領に決まった。
圧倒的な差をつけて、マケイン氏に勝利した。
オバマさんの勝利演説はすばらしくて、この人ならアメリカを変えてくれるって誰もが思えるようなものだった。かっこよかった。
泣きながら演説を聞く黒人を見て、胸が熱くなった。

約40年前に黒人に公民権が与えられたとき、当時の国民にこの先黒人が大統領になるなんて考えられただろうか。
法のもとで人種の平等が達成されてから、まだ44年しか経ってない。
黒人というだけで白人とは同じ学校に行けない、会社に雇ってもらえない、そんなことが当たり前だった頃から。
そう思うと、オバマさんが大統領になったことがアメリカの歴史においてどれだけすごいことか、黒人にとってどれだけ感慨深いことかはかり知れない。
アメリカではやっぱり人種差別とか黒人に対する偏見は根深くて、まだそれらはなくなっていないし、完全になくなることはないかもしれないけれど、
オバマさんが大統領になったことで、色んなことがプラスに働くんじゃないかな。
黒人のオバマさんへの投票率が95%っていうことから、やっぱり黒人にとって彼は希望の星なんだよね。
でも黒人だけじゃなくて、今たくさんのアメリカ人がオバマさんに対して期待の気持ちでいっぱいだと思う。
日本で新しく総理大臣が決まっても、あんな雰囲気にはならない。
祝福がお祭りムードになるのは、アメリカ独特っていうのもあるだろうけど。
それを抜きにしても、それだけ期待が大きいからそうなるんだよね。
オバマ政権でアメリカがどう変わっていくか、オバマさんの言う「CHANGE」がどう達成されていくか期待の目で見ていきたい。
もちろんオバマさんが大統領になったことは重要で素晴らしいと思うけど、これからの政策が一番大事だしね。

でも、こういう歴史的な出来事を、自分が生きているときに見ることができたっていうのは嬉しいな。
しかも、ちょうど学校でアメリカ文化のゼミを専攻して、アメリカについて勉強してるときに。よかった。