「超実践英文法」の第一講として2回にわたり、英語と日本語の違いを考えていきたいと思います。
なんといっても日本語と英語の根本的な違いは、日本語は語順というものにあまりこだわりませんが、英語は語順そのものである、ということにあります。たとえば
I took a nap today.
この文章をいくら並べ替えても
Today I took a nap.
くらいで、根幹である
I took a nap
はこれ以外の語順は考えられません。
これに引き換え日本語では
私は今日昼寝をしました。
私は昼寝を今日しました。
今日私は昼寝をしました。
今日昼寝を私はしました。
どれもオーケーです。
つまり日本語に置いては「私は」の「は」や「昼寝を」の「を」など、いわゆる接辞が語そのものの性格を決定するのに対し、英語の場合、語の文章上に位置がその性格、つまり主語であるか、述語であるか、などを決定します。ただ、これはあくまで原則的に、ということであり、実際は前置詞などの助けを借りることも大いにありますが。たとえば、
I took a nap today.
に対し、
I went to school today.
など。
さて、5文型とは一般に次の5つをいいます。
第1文型: S + V 主語+ 自動詞
The rain was falling.
第2文型: S + V + C 主語+ 自動詞+ 補語
He will become a good doctor.
第3文型: S + V + O 主語+ 他動詞+ 目的語
The man killed a bear.
第4文型: S + V + O + O 主語+ 他動詞+ 間接目的語+ 直接目的語
John gave Mary a book.
第5文型: S + V + O + C 主語+ 他動詞+ 目的語+ 補語
We elected him president.
英語の文型に関しては、それこそ星の数ほど文献があり、極論では英語には2文型しかない(つまり、いわゆる第1文型と第3文型のみ、後はそれの派生形という考え方、これ結構好きですね)、というのから25を越す文型を唱える場合まで、諸説紛々であります。また分類方法も意味を中心に分析するのから、あくまで語順中心に分析するのまで、これも諸説紛々。
管理人の文法や語法に関する考え方は、次の通り、ことばは生きたもの。常に揺れ動いている。だから、いくら細かく分析し、定義しても、定義しきれるものではない、必ず例外は存在する、どうせそうなら簡単なものでいいじゃないか。
というわけで、お馴染の5文型説を採用、あくまで実用的に解説していきたいと思います。内容的には上述の記事と重複する部分もあるかと思います、ご了承下さい。
なんといっても日本語と英語の根本的な違いは、日本語は語順というものにあまりこだわりませんが、英語は語順そのものである、ということにあります。たとえば
I took a nap today.
この文章をいくら並べ替えても
Today I took a nap.
くらいで、根幹である
I took a nap
はこれ以外の語順は考えられません。
これに引き換え日本語では
英語と日本語が混在
私は今日昼寝をしました。
私は昼寝を今日しました。
今日私は昼寝をしました。
今日昼寝を私はしました。
どれもオーケーです。
つまり日本語に置いては「私は」の「は」や「昼寝を」の「を」など、いわゆる接辞が語そのものの性格を決定するのに対し、英語の場合、語の文章上に位置がその性格、つまり主語であるか、述語であるか、などを決定します。ただ、これはあくまで原則的に、ということであり、実際は前置詞などの助けを借りることも大いにありますが。たとえば、
I took a nap today.
に対し、
I went to school today.
など。
さて、5文型とは一般に次の5つをいいます。
第1文型: S + V 主語+ 自動詞
The rain was falling.
第2文型: S + V + C 主語+ 自動詞+ 補語
He will become a good doctor.
第3文型: S + V + O 主語+ 他動詞+ 目的語
The man killed a bear.
第4文型: S + V + O + O 主語+ 他動詞+ 間接目的語+ 直接目的語
John gave Mary a book.
第5文型: S + V + O + C 主語+ 他動詞+ 目的語+ 補語
We elected him president.
英語の文型に関しては、それこそ星の数ほど文献があり、極論では英語には2文型しかない(つまり、いわゆる第1文型と第3文型のみ、後はそれの派生形という考え方、これ結構好きですね)、というのから25を越す文型を唱える場合まで、諸説紛々であります。また分類方法も意味を中心に分析するのから、あくまで語順中心に分析するのまで、これも諸説紛々。
管理人の文法や語法に関する考え方は、次の通り、ことばは生きたもの。常に揺れ動いている。だから、いくら細かく分析し、定義しても、定義しきれるものではない、必ず例外は存在する、どうせそうなら簡単なものでいいじゃないか。
というわけで、お馴染の5文型説を採用、あくまで実用的に解説していきたいと思います。内容的には上述の記事と重複する部分もあるかと思います、ご了承下さい。
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