TAZUKO多鶴子

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『笠原俊』氏 鋭い千里眼で日本を観ています。是非ご一読下さい。

2023-11-19 | TAZUKO多鶴子からの伝言
『笠原 俊』のXより

自民党が政治と称してやっていることは、国家の予算を、お友達に分配し、キャッシュバックを受け取ることだけです。自民党を介して、税金の分配を受けているお友達軍団が、利権と呼ばれます。


これを実行するには、とにかく与党であること、政権の座についていることが必要不可欠です。


自民党の存在理由は、与党であること、これだけなので、政権の座にとどまるためにはありとあらゆる計略を駆使します。


自民党の人気が下火になってくると、民衆の不満を吸収する受け皿政党を作ります。


かつての河野洋平の新自由クラブ、橋下徹の平成維新の会が、この受け皿政党です。


これらの党は、選挙の時は、自民党を批判し、その時の民衆が望んでいる公約をかかげ、議席を獲得しますが、選挙が終わると、国会の議決はすべて、自民党と同じ賛否となり、第2自民党と化します。


これによって、自民党は、自らに反対する勢力を受け皿政党に吸収し、結局思い通りの法律を作り続けることができるのです。


現在、長年にわたり第2自民党の役割を果たしてきた、平成維新の会が、大阪万博のトラブルなどで人気低迷し、受け皿政党の役割を果たせなくなってきました。


変わって自民党が新たに受け皿政党として作ったのが、百田尚樹の日本保守党です。


保守党は、受け皿政党としての使命のほかに、参政党の支持者の切り崩しの役割を担わされています。


保守党が掲げる政策は、参政党とほぼ同じです。


保守党を結成し、同時に参政党の内部に工作員を送り込み、幹部メンバーに対して切り崩し工作をすることで、


参政党の信頼を低下させ、その支持者を保守党に取り込む作戦です。


選挙後は、保守党は全く自民党を同じ票決を行いますので、結果として、参政党の支持者を自民党に取り込むことができるわけです。


参政党は本物です。


やっと登場した、民衆のための党ですが、その幹部たちの中には、まだまだ旧時代の感覚の人たちが多数紛れ込んでいたようです。


この人たちが、自民党の仕掛けた離間工作に引っ掛かり、参政党の内部で大きな混乱が起きています。


これだけ大掛かりな仕掛けで、切り崩しにきているということは、


参政党の政策が、的を射ていて、為政者にとって脅威であることを示しているのです。


だまされてはなりません。


参政党はごたごたしてるから、やっぱり保守党にしよう、なんて思ったら、


自民党の思うつぼなのです。


この謀略は、新自由クラブ、平成維新の会につづいて、3回目です。


3度目の正直、今度は引っかからないようにしましょう。




『笹原俊』
1966年、埼玉県生まれ。
 新卒で不動産会社に就職、2か月後にバブルが崩壊・・・。
 
 その後、予備校講師や家庭教師をやりながら、ローマ史、古代日本史などの歴史や、経済問題、国際関係などを研究する日々。
 kindle で書籍出版。