ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

Gガール 破壊的な彼女

2008年07月12日 | ネタバレなし批評篇
正義のヒーロー(ヒロイン)が品行方正でなければならないなんて、一体誰が決めたのだろう。そんな固定観念をぶち壊してくれたのが、この破壊的な彼女ことGガールだ。Hが大好きで、独占欲が強く、しかも人一倍嫉妬深い。こんな正義のヒロインに惚れられたら、ボーイフレンドはさぞや苦労するだろうというストーリーは、今までありそうでなかった斬新な切り口だ。

普段はメガネをかけたジミータ系のユマ・サーマンが、金髪碧眼のなんともグラマラスなG・ガールにへんしーん。多分にスーパーマンをパロったシーンが出てくるが、「オースティンパワーズ」のようなしつこさは感じられない。ちょっとマゾっけがある男ならば、こんな色っぽいGガールに一度はめちゃくちゃにされてみたいと思うに違いない。

けっこうきわどいエロギャグが満載なので、下ネタが苦手な建設的な彼女と観るには注意が必要だろう。逆に「アメリカン・パイ」や「最終絶叫計画」などのお馬鹿な下ネタで笑える彼女となら、2倍楽しめること請け合いだ。しかし、なんで“S”でなくて“G”なんでしょうか?・・・・まさかぁ。

監督 アイヴァン・ライトマン(2007年)
[オススメ度 

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