ネタばれせずにCINEるか

かなり悪いオヤジの超独断映画批評。ネタばれごめんの毒舌映画評論ですのでお取扱いにはご注意願います。

いとこ同士

2017年11月23日 | なつかシネマ篇
ゴダールやロメールと親交の深かったヌーベルバーグ一派の映画監督クロード・シャブロル。私は本作ではじめてこの監督の作品にふれたが、ロメール作品とはまたちがった俗っぽさに奇妙な魅力を感じる1本である。 田舎から出てきた好青年シャルル(ジェラール・ブラン)が受験のためパリに住む従兄弟のポール(ジャン=クロード・ブリアリ)宅に下宿することに。そのポールはといえば同じ受験生にもかかわらず夜毎パーティ三 . . . 本文を読む