なつなつ

７月２０日（木）

梅雨は昨日明けたのでした。
郵便局へ出かけたのだけど、昨日までのゆるい暑さと
ぜんぜん違う。梅雨明け、おそるべし。

しかし幸いなことに、ここへきて以前より摂取できる量が
増えてきたので、とにかく食べられるものは何でも食べて
チカラをつけるのだ。と、一生懸命食べる。

今日は、
貰い物の缶詰グリーンカレーに、ナス、ピーマン等々を
足して、具沢山のグリーンカレー。
それから、
オニオンスライスにあり合わせの生野菜を千切りにして
和え、燻製牡蠣（これも貰い物の缶詰）をのせたサラダ。
それぞれ、小皿に少しだけど、
ああ
食べられるって、すばらしい・・・・

おさびし十首選 塔７月号

７月２０日（木）


【おさびし十首選　塔７月号】


　水面へ浮かび息する泥鰌なり　松尾和子の歌声聞こゆ（西　真行）

　ハンバーガー、チーズバーガー、三階の席には揺れる月のひかりが（松村正直）

　人生で二足目のくつ子のくつの裏にさくらの花びらがつく（澤村斉美）

　モーツアルトのやまず流るる窓口に住所氏名のふりがなを振る（溝川清久）

　免許証返上せしがかたちよき軽自動車を見て佇みぬ（山崎一幸）

　お別れにハンドクリームをわたされきをんなの多き職場であれば（西村玲美）

　三月の陽を浴び信号待つまひる木綿のやうなをんなに逢ひたい（黑田英雄）

　日本海にカールビンソン待機するとふひびきよきかあるびんそん（長尾　宏）

　春の夜にゆれるリュックサックからはみだす白いハブラシのようなもの（吉岡昌俊）

　「お八つ」「主食」亀の餌にもありながらお八つがほしいと言ふこともなし（高橋ひろ子）