たろすけ大分・雑感日記

いつ起きるのがわからないのが大災害。
できる限りの備えをして減災に努めたいと思っています・・。

緊急地震速報に頼るJRの安全対策の落とし穴

2007年07月17日 | 一般ニュースから
■「緊急地震速報」柏崎市や刈羽村で間に合わず(読売新聞 - 07月17日 05:36)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=254270&media_id=20

以前、JRの新幹線開発のさらなる高速化について、
地震対策が不十分な今、その安全対策について疑問を提起したことがある。↓
http://blog.goo.ne.jp/tarosuke-2/e/1fee73b26212d8d87d74efcac8fd4a00

その内容は、JRの新幹線における緊急地震速報システムに頼る
その安全対策は直下型地震に対してはナンの効果もない・・、
そんな中での新幹線のさらなる高速化に疑問を提起した日記である。

今回の新潟中越沖地震で、まさにたろすけの指摘していた事態となった。
気象庁の「緊急地震速報」が、 震度6強を観測した新潟県柏崎市や
刈羽村などで間に合わなかったのだ。
今回の地震で「速報」が出たのは、地震発生から7.1秒後。
震源が浅く、陸地に近かったために揺れの到達が早かったことが原因という。

今回の事例で明らかなように「緊急地震速報」は万能ではない。
直下型地震に対してはまったく何の効果もないのだ。
そんな弱点(欠陥と言ってもいい)「緊急地震速報」に頼りきった新幹線の
地震対策・・。 世界でも冠たる地震国としての日本の環境を考えると
JRの新幹線のさらなる高速化開発は考え直すべきではないだろうか?

今回は幸いなことに実際の列車における人身事故はなかった。
しかし、地震国日本のこと・・・阪神淡路地震で新幹線の高架が致命的な
ダメージを受けたことも考え、このままでは甚大な人身被害を受けることは
自明の理であろう。

●参考:関連日記です。よろしければどうぞ・・。
  ◎新幹線のさらなる高速化開発に思う 2006年05月03日
  ◎脚色された記事は信頼を損なうだけ その2 2004年04月08日

■緊急地震速報また機能せず…「誤差の範囲内」も運用に課題
 5月8日12時21分配信 読売新聞
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