繰り返される、蚊帳の外にされる優勝者

谷亮子選手が
北京オリンピックへの選考会を兼ねた選手権大会で
決勝戦で破れながらも北京行きが決定したそうな。

彼女は前回も優勝を逃しながらも“実績がある”
・・という理由とやらで選ばれている。

ほほぅ・・それでは何のための選手権大会なのだろうか・・。
これまでのたゆまざる努力の結果、優勝を勝ち取り
本来北京に行ける栄冠を得たはずの優勝者の立場はどうなるのだろうか。

谷亮子選手よ・・
選んだのは選考会のおエラ方のしたこととは言え
真の優勝者を足蹴にするかのようなそんなカタチで選ばれて
よく平気でいられるものだと思う。
それがあなたの目指す“柔の道”なのか。
それがあなたの考えるスポーツ精神なのだろうか？

たとえ谷亮子選手が北京で金メダルを手に入れようとも、
それは不公平なやり方て得たものであり、色褪せたメダルになることだろう。
もし破れたならば、それを喜ぶ人だってあらわれるかもしれない。

永田町の裏でコソコソと行われる政治家のやることじゃあるまいし、
およそスポーツ精神にそぐわない、“優勝者をないがしろにする
名ばかりの選選考会”なんかやめてしまえ。

・・と感じるのは、たろすけだけだろうか。
繰り返される疑念の残る選考会に、良識ある人々は
ファンであることを恥ずかしく思い離れて行くのが自然だと思うのだが・・。

●参考：関連する日記です
　　◎一体、何のための代表選考試合なのですか？ 2007年05月08日
　　◎負けても代表”谷亮子は柔道界のアンタッチャブル！ by 日刊サイゾー