みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

室生にてライブ

2018年02月24日 | ライブ&コンサート
この日は、「歌い踊れ、春の日に」と題したライブ、奈良は室生をぶらっと訪ねてみる。
井波さん、コトリ木さん、ほりおみわさんのライブ。

会場は、温かくて和やかな雰囲気で、大好きな懐かしい音楽に再会して、心地良いひと時だった。
オケの練習せねば!と思いつつも、オフにして、えぃっと訪ねてみてよかった。
ほんとうに、井波さんのおかげで、関西方面にはよく出掛けさせてもらえる。
遠出をすると心も伸び伸びするからなあ。

コトリ木さんは、ちょっと久しぶりだったけれど、
しのさんの、清々しくて、やわらかく、それでいて深みのある声が、改めて、素晴らしいなと思う。
聴く者の心を、幸せに誘う、不思議な歌声。

MCでは、本日の出演者の皆さんの不思議な縁の話が、とても印象的。
どこで、どんな形で人の繋がりができているのか、分からないところが、人生の面白いところだ。
繋がりが繋がりを呼ぶ。
その繋がりの末端にそこっと連なれるのは、光栄だと思う。

井波さんやコトリ木さんが歌い続ける限り、ファンを続けるのだ。
春の佳き一日に、感謝!

詳しくは、井波さんのブログをば。
http://fiorina.jugem.jp/?eid=3793







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

室生寺

2018年02月24日 | 
ライブの行きに寄った、室生寺(10年ぶり)も、やはり好きなお寺だった。
心が落ち着く。
ここの五重塔を見ていると、女人高野と言われる訳が、分かる気がする。


5月連休のシャクナゲが咲き乱れる頃が懐かしい。


こちらの国宝は、ポスターだけど・・・。
実物は、奥まっていて、はっきり見えず。(笑)


弘法大師作
それくらい、いいところだ。


奥社の7重石塔


奥社の舞台


スギの巨木が、心落ち着く




古く大きなものは、苔蒸す。
そこが、また味わい深い。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

名フィル・間近ストラディヴァリウス

2018年02月17日 | ライブ&コンサート
今日は、名古屋フィルハーモニーの定期演奏会へ。
幸運にも席は4列目。指揮者間近。
舞台に近いと、迫力が違う。

バイオリン独奏も、唯々素晴らしく、固唾を飲んで、聴く。
息をするのも忘れるくらい。
超絶技巧も、近いと、一層その凄さが感じられる。
繊細なピアニシモも、よく聞き取れる。
演奏も音色もなんて素晴らしい!
今までに聴いた最短距離のストラディバリウスだったなあ・・・。

間近で聴くオーケストラは、弦の音が強力で、管楽器が霞んで聞こえる。
奏者が見えないと、音も遠くに錯覚するんだろか???
目を閉じても音の聞こえてくる方向で、バイオリン隊とビオラ隊の違いもよく分かって、立体的に聞こえる。
指揮者が思わす漏らす嘆声が聞こえたり、間近の席ならではの面白さがありますね。

今回、白眉はシベリウスの壮絶なバイオリンコンチェルト。
アッテルベリの6番シンフォニーは、北欧らしい旋律が随所に現れ、すっかり気に入ってしまった。
シベリウス以外の北欧のシンフォニーって貴重なような・・・。
曲名とは全く関係ない「1万ドル」って、ちょっと・・・、どうなんだろう???だけど・・・。
リズム全開のクーネ「エレベーター・ミュージック」(日本初演)も心配は杞憂で、怒涛の面白さだった。

しかしだ!
団員さんの表情まで、よく見えて、思ったのだけど、
できれば、皆さん、もっとパッションをもって、弾いてもらえたらなあ・・・。

今回、すっかり、間近オケに開眼してしまった!
チケットを融通してくれた友人に感謝!

指揮:広上淳一
ヴァイオリン:アリーナ・ポゴストキーナ




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

●レッスン モーソナK570-1、月の光

2018年02月04日 | ピアノレッスン
インフル災禍の怒涛の一週間を終えた週末、ピアノレッスンへ。

曲は月の光と、モーツァルトK570 の1楽章。
1楽章は初レッスン。前半だけ。
頑張って、さらって、なんとか前半だけ。

=====
<メモ>
月の光
とにかく、拍感がよろしくない。
9拍子で捉えると、狂うので、3拍子で捉えること。
ルバートまでは、インテンポでOK。インテンポで弾いても、3拍子の中に2拍子が現れ、ゆらぐように作られてる。

モーツァルト
◎弾きにくさを感じている指使いの原因は、その前の小節にあることが多い!

◎いろいろあったけれど、休符を指示通りに確実に入れること。
安定するし、拍が際立って、すっきり聞こえる!

◎音価の誤りやすい点
 16分音符のスケールの後の4分音符など、つられて短く弾いてしまいがち。

=====
そう言えば、このソナタについて、こちらのサイトに書かれていた解説が印象的だった。
自分の弾いている曲について、つっこんで話をする機会もないので、ありがたい。
http://www.marimo.or.jp/~chezy/mozart/op5/k570.html

>この作品は、前曲第15番(K.545)と同様に、簡素で澄み切った境地に達していて、アインシュタインは「おそらく最も均衡の取れたタイプ、彼のピアノ・ソナタの理想である」と評している。

アインシュタインは、あの相対性理論のアインシュタインのお兄さん、高名な音楽学者ですね。

> この作品の透明とわかりやすさは、熟練した職人芸のたまものなのである。 その転調と対位法の技法はあまりに完璧なので、外にはあらわれないのである。

この曲に深く魅了されてしまう理由は、こんなところにもあるのかもしれない。

>アダージョには、やさしく、ぼんやりとしたノスタルジーがかすかに色合いをあたえる、静かな晴朗さがみられる。 モーツァルトは持続が中断されたようにみえる美の状態を実現しているのだ。

ん~、こんなふうに書かれた日には、2楽章も弾いてみたくなるではないか!

> 演奏家でモーツァルトの音楽に造詣が深い久元は「難しい技巧は注意深く避けられており、やや範囲の広い愛好家向けに出版することが意図されていたのではないか」と推測している。

技術不足の自分には、この「難しい技巧は注意深く避けられており」が、極めて重要な意味を持つことは、言うまでもない。(笑)


=====
それにしても、モーツァルトのソナタは楽しすぎる!
つくづく、汲めども尽きぬ歓びの泉のようだと思う。
ついつい、弾き耽ってしまうので、罪悪感を感じるぐらい。
何事も、耽溺はよくないですよね。
それに、楽しいことを味わうと、その、しっぺ返しに遭う気もするので・・・。

それで、山を歩いて、深呼吸をして、頭を冷やしたら、すっきりした。

さぁ、返す刀で、来週のオケのドボルザークをなんとかせねば!


Younggyo Lee plays Mozart Piano Sonata in B flat K. 570 (made by SiMon)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吉田恭子ヴァイオリンリサイタル

2018年02月03日 | ライブ&コンサート
よかった!
ひと時、変幻自在なヴァイオリンの音色に魅了された。
プログラムの内容もとても満足度が高かった。
青年ベートーヴェンの快活さ、ブラームスの深さ、ヒナステラのスリリングな情熱、ショーソンのおどろおどろしい愛憎・・・。
派手に見せるのではなくて、ひたむきに弾かれる様子にも好感が持てた。
静にして、動。
曲解説で喋られる時の物腰も、落ちついていて、とても素敵な方だった。
すっかり、好きなヴァイオリニストさんになってしまった。

印象に残ったのは、本人がヴァイオリンの音色について、「女性の愛のささやきを表現できる楽器・・・。」云々の話。
名人の至芸にかかれば、改めて、魔性の音色の楽器なのだと思う。
何故に、ヴァイオリンに惹かれたのか?の原点をちょっと思い出した感じ。

改めて、ヴァイオリンを習っていて、よかった。と思う。
こういう世界には、到底、辿りつくことはないとしても、もうちょっと、練習も、頑張るとしよう。
=====

http://www.kyokoyoshida.com/index.html

@宗次ホール


なんて美しい方!






記念にサインも頂いた。



あと、吉田恭子さんは、あのKOKIAさんの実のお姉さんなんですね。
なんという音楽家姉妹!
容貌は、どことなく似てるような、似てないような・・・。

=====
個人的には、演奏中、斜めから見る顔立ちが、昔の嫁さんにとても似ていて、驚き半分、懐かしさ半分・・・。
いかん、いかん! 演奏に集中できないではないか!(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

パンデミック

2018年02月02日 | 近況
職場が、インフルエンザ・パンデミックだった。
今、通ってるクライアントの建屋には、120名ほどの人が働いているのだけど、1/3、40名ほどが、インフルエンザで病欠。
同室の5人も、皆ダウン。残ったのは、自分と、感染が広がった前週金曜日にたまたま休みだった方との2名だけだった。
どうやら感染源は自分の隣の人で、一番、感染が深刻な部署だったのだ。
こんなに強力な感染拡大を目の当たりにするのは初めてで、あるところにはあるんですね・・・。

折しも、1月末の月締めで繁忙の時期だったので、残った者は、さぁ大変!
いろんなところに属人化業務があるわけで・・・。
確かに、会社存亡の危機だったけれど、やり抜いたのだった。

1つ分かったこと。
大感染の原因は、健康で体力がある人の存在ですね。
インフルエンザに感染しても、微熱ぐらいしか出なくて、軽い風邪ぐらいの症状で、本人も感染に気付かないケースが危ない。
彼らが、ウイルスを、大拡散させるのだ。

あと、個人的には、自分には、何やら強力なインフルエンザ免疫が備わっているらしいこと。
今回の超強力なインフルエンザにも、やられなかったので・・・。
感染源の人と、一番、たくさん会話して、高インフルエンザウイルス濃度の環境でも、一人だけ不死身だったので。
今までに一度もインフルエンザになったことがないし。

でも、ちょっと問題が・・・。
常々、大きな怪我をしないためには、小さい怪我をすることが大事だと思っているのだけど、38度を超える高熱を40年経験していない自分は、発症した時、大変なことになりそうだ・・・。
一生に一回ぐらい、インフルエンザを体験してみたいのだけど…。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする