みちしるべの伝説

音楽と希望は刑務所でも奪えない。

ニペソツに挑む!

2024年09月08日 | 
この日は、東大雪のニペソツ山を目指す!
深田久弥が日本百名山を著した後、ニペソツに登り、「ニペソツには申し訳ないことをした。」と言わしめた山。
幻の百名山!

数年前、土砂崩れで通行止めになった十六の沢コースは、調べてみると、復旧の見通しが立たないとのこと。
であれば、長い幌加温泉ルート(往復25キロ、コースタイムも13時間ほどの厳しいコース・・・。)で登るしかない!
でも、久しぶりで慣れない北海道の飛行機山行だし、準備不足だし、果たして無傷で歩けるだろうか?
直前まで逡巡したけれど、決行!
まあ、なんとかなるさ!

朝3時半起床。層雲峡温泉の宿を出て、大雪国道、糠平国道を南下。
幌加登山口の駐車場は20台くらい。これだけ登山者がいたら、熊の心配もなさそうだ!
日の出の頃、5時少し前にスタート!


見晴らし台から、まだ遠いけれど、
調子が良くて、遠くには感じない。


前天狗まで来て、大展望が広がる!
万歳!
石狩岳


トムラウシ


ニペソツ現る


遥か奥は阿寒!


クマネシリ


イワギキョウ?


ウラシマツツジ


トムラウシ


接近


近づいて来た!


やった!到着!
山頂の30分間は、完全貸し切り


糠平湖


日高山脈
幌尻岳、カムイエクウチカウシもはっきりとしない。


十勝連峰
十勝岳の右隣の美瑛岳に、行ってみたい
右端のオプタテシケ(三百名山)にも必ず!


ウラシマツツジの紅葉が見事!
最盛期とのこと!






前天狗からの下りの崩落激しい道が、一番の難所だった。




咲き残り、ウメバチソウ


日没の18時過ぎ、ようやく登山口に戻って来た!

13時間20分、歩きに歩いて、やり遂げた!と言う感じ。
和名倉山のように膝の痛みにも襲われず、足裏のマメも作らず、まずまず余裕を残した感じで下山!
準備不足で、前週も前々週も標高差500メートルのトレーニングしかできていなかったけれど、なんとかなった!
この手強いニペソツを歩き通せたのは、自信に繋がりそう。
自分史上最強の脚力かも?

=====
<番外編>
その後、層雲峡温泉に戻れたのは7時過ぎで、



前もここに寄った気がするけれども、醤油味の久しぶりの上川ラーメン?は懐かしさもあって、とても美味しい!
13時間半、朝も昼も菓子パンだけで歩きに歩いて、3000キロカロリーを消費して、ペコペコだったこともあるけれど。
あと、この3ケ月ほど、体質改善のため、ずっとラーメンを絶っていたこともあるかな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

空旅

2024年09月07日 | 
久しぶりに飛行機に乗る。
コロナ禍の中、ずっと自粛していたので、久しぶりの空の旅は、じんわりと嬉しい。
ああ、また遠くに行ける!


長良川、木曽川、日光川?


川島と江南
ついつい自宅の付近を撮ってしまう。

濃尾平野を出ると、雲が厚く、楽しみにしていた中部山岳や佐渡島はお預け。
進行方向左の席にしたのも失敗だった・・・。
次回は右側の席にして、富士山を狙おう!

気晴らしに機内販売のコーヒー(イノダコーヒーのブルーマウンテンブレンド)を頼んでみたら、
これがなかなかの美味で、一口目、予想外に奥深い香ばしさが口に広がる。
さすがは、京都の老舗!

1時間ちょっとで雲を抜けると、


津軽半島、松前半島


函館


懐かしいパッチワークの大地!
嗚呼、北海道にやって来たなあ!




芦別岳と夕張岳


新千歳空港に到着!

お盆の最盛期に比べると、航空券もかなりリーズナブル(往復5万円ほど)
飛行中、機内のWifiでどこを飛行中かが分かるので、飛行展望好きには、ありがたい!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高鳥屋山@南信

2024年07月27日 | 
この日は南信の山、高鳥屋山へ。
なかなか名前が覚えられない「たかどやさん」
阿智セブンの一座。
標高は1400メートル少しで、朝活に良さそうと言うことでチョイス。
ルートは、清内路振興室(元中学校)の駐車場からの周回コースで。


とても歩きやすい、いい道


9:30 到着

そして、山頂の一角だけ、花が多いの不思議・・・。

好き


トラノオの仲間のはず


GoogleLens博士曰く、ノリウツギだそうだが・・・。


フジバカマ


地元に愛されてそうな、趣のある山頂小屋


シクラメンに似ている。
博士宣く、珍しいスミレみたい
フイリシハイスミレ?フモトスミレ?


山頂は南東が開けていて、南アルプス南部の展望が良好
天気予報とは裏腹にこんなに見えるなら、大川入山や蛇峠山に行けば良かったかな・・・。


拡大!
茶臼岳~光岳~池口岳(双耳峰!)~鶏冠岳(双耳峰!)~中の尾根山


梨子野山は、山腹の山頂らしくない謎の山頂


峠からは南東の展望あり


熊伏山
なかなか、いい立派な姿。三百名山だけある。
信州と遠州の国境


ウツボグサ


今回は、久しぶりに山友さんが同行。
ついて行くのがやっとで、4時間半ほど、いいトレーニングになった!

この日、下界はとんでもない猛暑に見舞われていたけれど、
高鳥屋山は、中央アルプスの前衛だからか、標高が低い割には涼しい。
午前中、日差しが少ない西側ルートだったこともあるだろうけれど。

地味だけど、そこそこ近くて、道も快適、蛭の心配もなく、涼しい。
予想よりも、いい山だった。
また別の季節に訪ねるのも良さそう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

実は掟破りだった八曽山

2024年07月20日 | 
朝活で近くの八曽山(はっそさん)へ。
八曽山は、愛知県は犬山市の一番奥にある、標高300メートルちょっとの低山。
小さい頃に歩いているので、40年ぶり?
本当は、夏山に備えて、もう少し本格的な山に行きたいと思いつつ、翌日のオーケストラの練習もせねば!(山受難期!)と言うことで、近場で我慢、我慢・・・。


犬山キャンプ場近くの駐車場から周回しようっと。


愛知の山である。


到着


八曽の滝
予想以上に水量がって、滝らしい滝!
養老の滝よりも、こちらの方がいい!
本当は、彼女の位置まで行ってみたかったけれど、仲睦まじいカップルの恋路の邪魔しては、地獄に落ちるだろうから、
次回のお楽しみに取っておこう。


ねむの木の花、ぽつぽつ落花してて、間近に観察する。
桃色の羽箒?のような珍しい花。

そして、ねむの木を見ると、小学校の教科書に出ていたねむの木の話を、いつも思いだす。
西山令子「ねむの木のねがい」とのこと。
どんな話だったかな・・・。読んでみたい!


上を見上げれば


パノラマ展望台にて
ここは、ヘリコプターの発着所?


いつもと真逆から眺める尾張本宮山と尾張富士は新鮮!


さぁ、あそこに行こう


焼山に至る道は
ところどころ岩場があって、楽しい!


八曽山


G.L.博士曰く、ヒトツバ


焼山


岩々の楽しいコース!


橋を幾つか渡り、


なんと!最後の最後に分かった。
今回歩いたコースは、通行止めだったことに・・・!
どうりで、誰ともすれ違わなかったのだ。炎熱のせいではなかった。
まさに知らぬが仏・・・。

八曽山は、涼しげな滝、ねむの木も、岩場歩きもあって、思ってた以上に楽しめた。
問題は老朽化した橋が通行止めになっていて、今回の周回ルートはNGか・・・。
いい山なのに残念。

橋付け替えのクラウドファンディングを募ってみる?
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

◎Vn.発表会 大失敗の巻

2024年07月15日 | ヴァイオリン
この日はこの時期恒例のバイオリン発表会だった。
今回は、バッハのバイオリンコンチェルト1楽章で臨む。
足かけ1年の練習期間を経て、それなりに、満を持して(嘘)臨んだはずだったけれど・・・。

やってしまった!
終盤で、真っ白になってしまい30秒ほど、落ちてしまった。
ピアノ発表会ではよくある悪夢の真っ白トラブルだけれども、バイオリンでもやってしまった・・・。
ピアノ発表会と違い、伴奏のピアノの音だけが、無常に流れていく・・・。
悔しいけれど入り直せない。
あ~、何と言うことだ!
なんとか戻った後のラストの決めの音も外してしまった・・・。残念・・・。

問題の箇所は、練習時にも危なさに気づいていたところで、事前に何回も反復練習したのに。
入り直しの予行練習もしておけばよかったと思っても、後の祭り。

とは言え、いい点もあった。
・左手の脂汗でポジション移動が難しさは、以前ほどは感じなかったこと
・今回、緊張は少な目で、右手の震えは少なめで済んだこと
 (発表会の経験を積んだことが大きいかもしれない)

先生や仲間からは、いいコメントをもらえて、嬉しいけれど、
録音を聴いてみると、全体、やはり微妙に音程が低くて、まだまだ、人前で弾いていい日は遠そう。

他、思い出としては・・・、
・いつもにもまして、ちびっ子たちが、本当に可愛いく感じたこと
(ちびっ子の演奏には性格がとても良く現れて面白い)
・教室の皆さんが、難しい曲にチャレンジされていること
・素敵な先生方にお会いできるのは嬉しいなあ、などなど・・・。

七夕から少し遅れてやってくる1年に1回のお祭りは、これにて、おしまい。
また1年後!

<演奏曲>
バッハ / バイオリン協奏曲イ短調1楽章
ビバルディ / 合奏協奏曲Op.3-8 1楽章(合奏)
こぎつね (合奏)




このホールは来年は改装工事で使えないとのこと。
とても雰囲気のいいホールなので、このままの姿で残って欲しい・



@長久手市文化の家 森のホール
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする