小さな農園

日々の労働と想いをつづります。

プア充

2014-02-25 05:55:15 | お花

 「プア充」という言葉が注目を集めているらしいという記事も見た。それによると、きっかけは宗教学者島田裕巳さんの著書「プア充」。提唱するのは、国や会社は成長しなければならないとういう幻想から脱却し、年収300万円程度の安定した仕事を得て、規則正しく、人間関係を大切にしながら生きること。「稼げば稼ぐほど、お金に対する執着や欲望、不安感は増す」など宗教学者らしい視点も含まれるとのこと。

 一方、この提唱に対して作家で「反貧困ネットワーク」副代表の雨宮さんは、前提となる現実認識に違和感を抱き「ブラック企業で酷使されている20代、30代の給与水準がまさに300万円台。私の感覚では充実どころか、過労死予備軍です。貧乏に苦しむか、貧乏を楽しむかの2拓しかないのが現実ですよね。」

 豊かさを考える時両者とも大切なことを発言されてる。まさに現代の対する発言である。


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