町おこしの会で「ほっと農園」夏祭りを昨日行った。宣伝の効果か70人から80人の方が訪れてくれた。地元産のもろこし、スイカとおやきが人気であった。どれも完売という結果であり、出品者に笑顔が見られた。嬉しいかぎりである。この直売所に継続的に足を運んでもらえる魅力づくりを痛感する。
お客さんのいない時に出品者と話をした。スイカを出してくれた90才近くの老人。春に蒔いたニンジンが豊作でそれを売りにきた初老の人。これからじゃがいもを売ろうとする人。一時農業談義の場となった。ニンジンの作り方が主な話であったが、直売所でこんな話ができることも嬉しい。
農業者同士の関係づくり、買い手と売り手の関係づくり。この関係づくりが直売所の魅力づくりの原動力かもしれない。「農産物を売る」だけならスーパーの店頭に並ぶ商品となんら変わりはないのである。