信用金庫の[伊那谷経済動向]の冊子が郵送されてきた。9月~12月の前年対比のデータです。大災害の前後のデータで、参考に抜き書きしてみた。
求人倍率は、今期0.7倍。H22の前期0.66、少し改善。興味深い電力使用量(伊那営業所管内)は電灯は80,271千KWで-6.54%の減少。電力の使用量は、255,379千KW,-9.6%の減少でした。一方、自動車の登録台数は新車6675台。23%強の増加でした。反対に中古車は1560台でマイナス10%弱でした。税金で買い替えを進めた効果か?景気が良くてとは思えない。その証拠に、新住宅着工数は164件で昨年の234件を30%近く落ち込んでいる。高速道の利用は全般にわずかに減少傾向でした。
みなさんはこのデータから何を読みとりますか?
1月25日の藤原直哉のインターnet放送を聞いた。その一部に、「天」と民の間に[強者]が入ると、”我こそ天(神様)なるぞ”と言ってしまう。だから、力有るものに国を預けてはダメだ。こんな意味の話があった。http://naoyafujiwara.cocolog-nifty.com/
私は、中年まで「神道=天皇制」という認識で固まっていたが、老境に入って柔軟になった。私たちの日常の周りは[神様だらけ]である。日本の先祖は、人知の及ばないものを畏れ、その意思!に従って生きたのではなかろうか。これが[神様への信仰]の原点だと確信するようになった。
この大和の民の素朴な畏敬の心を[我こそ神なり]と横取りしたものが[天皇制]であったと、今は思う。「神様を否定」するのではなく、自然とともに平穏に暮らそうとしている[民]が、守護神を取り戻すことが大事なのだと思うこの頃です。
日本の様々な「かみさま」は、自然に逆らわず、世界史的にも[近未来に通用する]地球の救世主になるでしょう。