歩きだしました

メルボルン在住の中国語通訳・翻訳者の日記。母子の海外暮らし、仕事、旅、ブッフェレスストラン、そしてスピリチュアルのこと。

団らん

2014年02月02日 13時05分20秒 | 家族、友人
さてお正月も3日目となりました。
中国人の友人たちは家族親戚一同集まったり、
少なくとも自分の両親と配偶者の両親を訪ね
そこでヒマワリの種など食べながら団らんをするようです。

私はそういうのを突撃取材したことはありませんが
中国ドラマで散々見ているので大体の想像はつきます。

それに私が子どもの頃はそれこそお盆などには
両親どちらかの実家に行き、
親戚のおじさんたちに囲まれ
「学校の成績はどうか」
とか
「将来は何になるんじゃ」
「お父さんとお母さんの仲は良いか」
などと聞かれ
大変閉口したものです。

ということで「大変だなあ、いっそ旅行でも行ったほうが楽しいのでは?」
と思ったり、富裕層になるとそういう人も多いようですが、
それでもものすごく急成長する中国においてお金や時間に追われる1年を過ごし、
毎日必死で戦う彼らにはこの甘くて苦い団らんは
とても大切なのです。
家族の愛を感じて、数字以外の「大切な何か」を
ふと思い出させられる時間になるのでしょう。

私たち日本では、特に都会では
そういう時間は失われつつありますよね。
しがらみから解放され身軽になった代わりに
何かを思い出すきっかけも失ってしまったのでしょうか。



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