歩きだしました

メルボルン在住の中国語通訳・翻訳者の日記。母子の海外暮らし、仕事、旅、ブッフェレスストラン、そしてスピリチュアルのこと。

買い物から帰ったら

2014年03月31日 08時53分48秒 | 日記
さて昨日の続き。
市場、スーパー、ディスカウントショップで食材を買って帰ったら
この家ではいろいろとやることが多いです。



まず野菜はしばらく使いそうな分だけさっと洗っておきます。
レタスなど葉をはがして洗って、水けを切って
キッチンペーパーに包んで冷蔵庫へGO!
すると朝とか忙しいときにすぐに使えて本当に便利。
また洗っていないほうは水分を取って、
芯のところに濡れたキッチンペーパーをつけて
全体を乾いたペーパーにくるんでこれも冷蔵庫へ。

それから長ネギなどは根っこの部分を切り取ってからしまいます。

次にお肉。
今回はquailつまりうずらのお肉を買ってきました。
お肉屋さんで開いてもらい、取り除いた骨ももらってくるそうです。
骨からはスープが取れるので決して忘れてきてはいけません。
このお肉をファスナー付密閉袋に重ならないように入れて
空気をきちんと抜いて冷凍庫へ。
お肉が重なっていると解凍するときに時間がかかったり
1つだけ使いたいときに不便なのだそう。

そして海鮮類。
小エビはてんぷらやフライにするため下処理として
口のところのとげとげをキッチンばさみで切り取ってから冷凍。

しゃけの中落ちは塩を振って冷蔵庫で2,3日寝かせてから
冷凍すると、おいしい塩じゃけができるそうです。

てなことで買い物でくたくたになってもその後の作業は結構大変。
でもこれをやっておくことで
朝食の時にさっとサラダを食べられたり、
疲れているときでも夕食を作るのがおっくうにならないのです。


Lesson3でした。



やっぱいいね、市場

2014年03月30日 12時23分50秒 | 日記
市場大好きです。
どこに旅行に行ってもそこの市場に行ってみたい(行ける場合)。

ただし中国では市場の物は農薬たっぷりだとか
衛生局の検査を潜り抜けているとか
色々噂があったため
怖くてあまり買わなかったです。

でもここ、メルボルンは大丈夫!
安いし活気があるし、大好きです。

昨日はプラウンマーケットprahran marketに連れて行ってもらい
楽しく見学。
(しかしMelbourneといい、Prahranといい
綴りがなぜ分かりにくいんだろう)。


4時を過ぎるとどの店もセールに入ります。
一袋1~3ドルで売られる野菜やパンをゲットできます。

で、一番おもしろかったのが
魚屋さんの「オークション」。
だいたい4時半くらいから始まるんですが
4時を過ぎると少しずつお店の前に人が並び始める。
そして時間になると
お店の人が
「ツナがこれだけ入って5ドル!どう?」と声をはりあげます。
すると
「私、私」とみんなお金を握って手を挙げる。
お店の人から「じゃああなた」と指名された人が
それを買えるわけです。
そこではサーモンやまぐろ、いか、なんとかシャークとか
カブトガニなど、高級でおいしい海鮮がどんどん
出てきます。
そう、築地のセリみたいな感じ。
だけど一般庶民が参加できる。
みんなゲーム気分で参加している感じでとてもいい。


それにこういっては何ですが中国と違うのは
みんな整然と並んで横入りしないし、
お店の人はちゃんと後ろのほうまで見ていて
決して前に並んだ人ばかりに売ることはしない。
ゲットした人が後ろのほうだった場合は
お金がリレーみたいに前に送られ
商品とおつりもまたリレー方式でちゃんと本人に届く。
そこに入り込んだスリがお釣りを握って逃げたりはしません。

それに誰がゲットしてもみんな楽しそう。

昨日はまた店主の誕生日だったとかで
ハッピーバースデーの歌をみんなで歌ったりなんかして
いやあ、いいなこういうの。

で、市場とスーパーマーケット、日本食材屋さんとディスカウントストア
沢山まわってようやく帰宅。

くたくたになって帰ってきましたが
それからが買ってきたものの下準備と
夕食の支度になるわけです。

ちょっと長くなったので続きは次回。

哀しくなって、そして反省

2014年03月29日 09時40分10秒 | 日記
一昨日と昨日は夕飯を担当しましたが…

慣れない調理道具や調味料だったとはいえ
ここに来て連続していただいていたお食事の味と外見との
あまりの違いに落ち込んだ2日間でした。


水餃子の皮はスーパーで娘が見つけてくれた「Dumpling wantan」と
書いてある四角くて黄色い皮。
恐らく卵を使っている南方系の皮かな。
具材はひき肉、ネギ、キャベツ、ニンニクなど全部そろいました。
中華系の野菜はちょっと赤い色をした青菜で
どうしていいか分からず微信で中国人の友人に意見を募ったところ
「ニンニク炒めかオイスターソース炒めが良い」
ということだったので
まず茹でてから炒めましたが
炒めすぎでぐんにゃりしたのと、塩加減が分からず
とても食べられたもんじゃない…

水餃子は全部くっついちゃって食べようとすると中身が出ちゃうし
中華野菜のいためものはしょっぱくって…
まるで新婚早々の初々しい嫁が作る料理のようでした。

結局同居人の二人はその日帰りが遅くなり外食してくることになったのですが
その知らせの電話を受けた時はどれだけほっとしたことか…

そして娘に、くっついて一塊になってしまった水餃子を
食べさせながらつくづく哀しくなりました。
お料理上手になりたいっ

指導が厳しいと文句を言っている場合ではなかったです。
そしてこんな妻とよくぞ10年も一緒にいてくれたと
亡夫への感謝の念を新たにした二日間でした。

買い物~

2014年03月28日 09時21分06秒 | 日記
さて昨日は夕食作りを任されました。
共働きの2人、一日外にいるということで家は娘と二人きり。
娘は相変わらずマイペース生活でPCを使ったお絵かきに没頭中。

私はまずは買い出しっと
近くの高級スーパー「Lieo's」へ。
まあスーパーだから物を選んで籠に入れるのは問題なし。
しかし頼まれたコーヒー豆を買うところでは少し苦戦。
日本でも中国でもやったことが無かったのですが
袋をとって自分の好みの豆を機械から入れていく。
豆をざざざ~っと床にこぼしたらどうしようっ
と思いましたが無事袋詰め完了。

豚のひき肉もちゃんとパック詰めで存在し
お肉屋さんに行って「豚をミンスしてください」と
言わずに済みました。

ちなみにカンガルー肉は普通に売っています…


野菜のところではキロ当たりの値段がついているので
中国のようにそばにいる人に測ってもらって値札を貼ってもらうのかと
きょろきょろしましたがそうではなく
測りはあくまで買う人が目安にするもののよう。
実際の計測はレジのところでしました。

レジでの支払いはクレジットカードでOK。
とにかく現地での収入が無い私は
現金を運ぶのが大変なのでクレジットカードOKは
大変助かります。
パスワードを使ってお買いもの。

こうしてスーパーでの初めてのおつかい、は
無事終了したのでした。

バターの削り方

2014年03月27日 08時40分19秒 | 日記
Lessson 2
みんなで使うバターの削り方。
レストランなどで一人一人に配られるバターは良いけど、
大体家族で使うのは1つのパックに入ったもの。

私はバター好きなのでガポッてバターナイフで掘って
パンにたっぷりつけるのが好きでしたが…。

「まー!あなた何やってるの?!」
とまたまたお叱りの言葉。
「ほんとにあなた、何も知らないのね?!」
出た!その言葉。
聞けばバターナイフを平らにして力をこめずに
表面を削っていくのがマナーだそうです。

本当だろうか?
とネットで検索しましたが、ネットに出ているのは
個人的なテーブルマナーだけで
そういった家庭での使い方は見つけられなかったのですが
まあマナーに関してたくさん勉強し
教えることもしていたAmyの指導。
きっと正しいのでしょう。
すくなくとも私が掘っていたような跡よりきれいだし。

ところで、ここで買っているニュージーランド産のバターは
めっちゃおいしい。
癖が無くコクがある。


あまりのおいしさについついガッポリつけたくなり
また怒られてしまいそうです…。

さらに、昨晩はご主人のSkyが腕を振るってシシリー風ボロネーズ。
それをお手伝いしてまたいろいろ覚えました。


まずマッシュルームは洗わないとか。
知ってました?!
私は日本でお料理を習いに行っていた時
先生が
「清浄野菜は洗わないっていうけど、作っているところを見ると洗いたくなるよ」
と言っていたため、すべての食材は洗う癖がついています。
で、洗ってしまったら、例の
「まあ、本当にあなた何も知らないのね?!」が
飛びだし、洗わないのだと教わりました。
で。
芯のところは指で押すとポコッととれ、
また黄色く変色してしまったところは
指を使って皮をむくことができるそうです。

これがマッシュルームの下準備の仕方。

それからボロネーズに使ったトマトペーストは瓶詰のもの。
これが残ってしまったときは表面にオリーブオイルの膜を作っておくと
冷蔵庫で保存した時にかびにくいのだそうです。
オリーブオイルを垂らして表面に広げ
余分なオイルは落とす。

また、パスタが茹で上がると、すぐにくっつかないように
オイルやバターで和えますね。
これをパスタソースを少しだけ使ってあえておいても良いそうです。
すると残ってしまったパスタを翌日に食べるときにも
うっすら味がついていて調理しやすい。

Lesson2でした。